J最年長ゴールを決めたKAZU
 Today's image index
 2010
08/08 カズの勇姿  
 夏祭
 ご近所
龍馬と女性
 ☆file
カツで勝 
 W-cup 開幕 
新内閣に期待するもの 
五月雨
「ソラニン」
 東京漫歩
地域の今
龍馬伝 
春と自転車
 厨子展を終えて
個展前 
gallery 2.0 Finale 
gallery2.0 No.3 
続 gallery2.0
gallery 2.0
コーチ免許更新
徒然
土偶展 
新年
正月




Today's image index
2009
大晦日
 年の瀬
師走  
個展開催(陶彩)
  個展間近   
 個展準備 
 立冬 
秋なのか 
『砧の音が風にのる』
プチ同窓会 
オリンピック招致
 奥日光
 
Table完成  
 初秋
選挙
食あたり? 
 お盆
 徒然
夏祭り 
作るということ
 
アメリカンクラブ展示open
展覧会直前  
梅雨の晴れ間 
祝 W-Cup 出場!
アメリカンクラブDM 
忌野清志郎の詩  
SAVOIR VIVREの器
草彅報道
 花 見
(続)耳寄りなお話
耳寄りなお話
彼岸
湯飲み
確定申告の季節
「おくりびと」
別冊マーガレット
昼の月
アメリカンクラブ      
正月明け
元旦
謹賀新年

三ツ星 file index
人間って素晴らしいと願うあなたに
大工牧野 恋するミトコンドリア?
大工牧野軍団 博士の愛した数式
中田の憤死 白川静
名  人 卒業おめでとう!
 「つわり」のこと 空間の偏り
最近笑ってないな~と気付いたあなたに
本屋の Ben-i  玉虫
大学受験面接 続・恋するミトコンドリア
新粉筒 奥日光
エピステーメ ペット
しゃがれ声 南伊豆
結婚と人生を振り返る?   山本モナが好きだ
家族って何だろう・・・・ふと立ち止まるあなたに
猫がきらい 自分を引き受ける
朝のリレー 涙っていいな・・・
サッカー部復帰 悪魔のヘルパー
僕の町(沼間)
恋愛(性)を慈しむあなたに
十代の恋 チャングムの誓い
雨上がりの桜 荒井由美のリビドー(性)
季節の風に吹かれてみたいあなたに
物憂い秋 大犬のふぐり
平安からの風
耳掻き 吾輩は主婦である
秋は煙 東京が好きだ
曇天 立秋
つわり 夏の臭い
小津安二郎の世界 星に願いを
薫風
木の実 明日香村石舞台
腑に落ちない社会に気付いたあなたに
男女共同参画社会 暴力の根元について
伊豆(地域の空洞化) 「沼」はダサイ?
宗教について 最近の子はよく寝る
介護の問題 8月15日
サービス残業0法案
無力な政治に気付いたあなたに
柳沢発言 ロンドンの自爆テロ
イラク増兵 すねの傷
アートの力を信じるあなたに
年賀状制作中の巻 邦画『GO』と「n個の性」
石原慎太郎とのこと 東京再開発
超資本主義の中の工芸誌 中国現代美術の動向
民芸館 「厨子三様」
chain saw
手探りのキッス 「お・ばんざい!」(死について)
ハマヤキ  CMのこと
My favorite things
万年筆 植木等
ダイソー のCD リフティング
タモリの名言 VW TYPE Ⅱ
  since 1999


中原中也 file index
short essay
小林秀雄
盲目の秋
梅雨の晴れ間
春の予感
中也詩椀

工芸の現在
はじめに
マニュファクチャーと付加価値
伝統工芸産地の今
新たな流通の確立へ
生活スタイルを決める経済
理想の生活スタイル
退潮著しい伝統工芸
<消費>について
続<消費>について




Home index











猛暑の中、J2を観に出掛けた。



何年振りだろう・・・・・城 彰二のいた頃だから4~5年前か。。TV画面で観るより実物の城が、思いの外ガタイが良いのに驚いた記憶がある。J2観戦は、それ以来だ。

W杯効果だろうか、観客もけっこう入っている。欧州や南米並みにピッチと観客席が近いので三ツ沢競技場は気に入っている。プレイしている選手の息づかいまで伝わってくるこの距離感が堪らない。
J2のファンは、J1のブランドを自分に重ねる柔な輩とは違って、コアなファンが多いと見た。年輩の女性ファンも目立つ。何だか嬉しい気分。。横浜FCサポーターは、横浜Fマリノスサポーターより上っついていないところに好感が持てる。相手チーム・・・・声に出して読むそばから忘れてしまうファジアーノ岡山のサポーターも可成り揃っている。わざわざ岡山から上京して来ているのだろうか。。



早めにスタンドに行って、試合開始前のウォームアップから選手達の動きを観察するのが好きだ。1:1で対面して基礎練習をするのを見るだけで選手の質が掴める。カズは、意外にも下手くそだ。ペアの相手がブラジル人だということもあるのかも知れないが、結構ミスをして独りブツブツ言いながら自分を責めている;;;



12年以上前、フランスW杯予選、岡田監督から指示が出ていたにも拘わらず中田が蹴るはずのFKを横取りして外して以来カズは嫌いだった。そして、J1を去る頃から最早そのプレーからも往年の面影は消え、一つ一つのプレーも僕の目には痛く見えていた・・・・・
































若手の台頭で今日も出番はないと誰もが思っている中、専任トレーナーと共に黙々とストレッチを繰り返すカズは、既に老境に入り違った輝きを放っている。それにしてもJ2に落ちてからのカズは、無茶苦茶格好いい。サッカー馬鹿も、あそこまで行くと別世界に生きている仙人のようで、ある種哲学者の風貌だ。この前も「その年で、そこまで身体を虐めたら身体を壊してしまうんじゃ・・・・・?」と言う問いに「誰か俺の身体を壊してくれ!」とまで言ってのけていた。



 入念にアップしているカズだが、今日も出番はないだろうな・・・・と思いきや1:0でリードしていたこともあり、終了1分前に監督のファンサービスで途中交代で入るや否や、相手のバックパスミスがカズの前へ出てそのまま左足を振り抜きゴ~ル♪ 場内総立ちで歓喜の嵐!流石千両役者は違う。



1:0でしょぼい試合で終わりか・・・・と思っていた矢先だったので好い拾いものをした。やっぱりサッカーもビールも生がいい♪







































........ついこの前、ふっと気になって還暦当時の親父を思い返した。親父は、旧制中学時、石川県代表として甲子園大会の前身である神宮球場大会に出場したことのある、運動神経抜群のがたいの良いマッチョマンだった。でも、還暦当時の親父は、既にその面影はなく老人には見えなかったが、でも限りなく老人に近かったと思う。その時点で、親父がシニアの野球をするイメージはとても持てなかった。


でも、同じ歳の今の自分は、膝の調子が今ひとつとはいえ、炎天下ボールを追い掛け回している。信じられない。いろいろあっても、いい時代に生まれたと思う。この先、10年は現役でいたいな~と願っているが、先のことは分からない。でも、30代・40代・50代に混じってプレーできていることに先ずは感謝。




それにしても、ボールを足で蹴ってゴールを狙うサッカー如きに、どうしてこんなにも夢中になれるのだろう。。






















若い頃は、自分が頭でっかちで理屈っぽいから、そんな自分を身の丈の現実に引き戻す契機としてスポーツをするんだ・・・・と理解していた。今は、シニアといわれる各カテゴリーで、どれだけ良いパフォーマンスが可能か冷徹な目が自分を観察している。出来ればカテゴリー別の練習メニューを作り上げたいとも考えている。それと、シニアならではのケガとの共生も。



カズがどういう形で老いを引き受け現役を退くのか、そして、その後どういった形でサッカーと関わるのかとても興味深い。



ひとは、必ずしもスペインサッカーのような、優れた技術と戦術に裏打ちされたパフォーマンスにだけ感動するものではない。老醜をさらしても尚、手を抜かずに身体を酷使して試合に備えるカズのような生き様にも素直にリスペクトし感染する。



久し振りのJリーグ観戦。いいものを見せてもらいました。 


立秋

ニッパツ三ツ沢競技場
 page top