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五霊神社 大銀杏
 
PCを復旧しながらの更新です。



日本人もすてたもんじゃない。



ついに実質、歴史上初の政権交代を国民は選んだ。
 思えば前回の総選挙(小泉郵政選挙)の自民党圧勝のあと、「本当に心底痛みを感じて初めて変革に動くのだから、とことん落ちましょう・・・・」と宮代真司が言っていた。やはり、ひとは現実を目の前にしないと実感はもてないのだろう。そして僕らの社会は底が抜けた。



気が付けば日本国中、どこをとってもシャッター通りのないところはない。地方は疲弊し地域に根付いた古来からの文化も消えつつある。中国に抜かれそうだとはいえ、世界トップクラスの経済大国であるにも関わらず「自分は幸せだ」と感じる人々が他の先進諸国の中で最も低い日本。こんなにも一生懸命働いても将来不安が払拭できない人々。そして、毎年三万人を超える自殺者を出す国日本。何かが間違っている。
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(pm 0:41)
政権も国民も変わったが各メディア報道も変わらないとダメだ。相変わらずステレオタイプの切り口を繰り返している。


民主党の子育て支援や高速道路無料化の財源は?



月26000円の支給の財源は・・・・なんて言うことで騒ぐ前に先進諸国の支援実態をメディアは伝えるべきだろう。


少子化に歯止めをかけたフランスは「月26000円の支給」なんて湿気たもんじゃない。「フランスの子育て支援」で検索すればその事実がぞろぞろ出てくるが、分かり易いデーターをある市会議員の方がアップしているのでまずはご覧あれ↓↓。


http://togo-gikai.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_f917.html



個別各家庭に支給することだけで「子育て支援」が成立するわけではない。女性の労働を支える産休や、夫の育児参加を保障する労働形態も整えなければならないことはいうまでもない。
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境内を散策していたら”ぽとり”と銀杏が落ちてきました............秋ですね


































































(pm 0:47)
高速道路の無料化にしても、早速節操なく官僚がその経済効果を高く修正した。
 

この前のアメリカンクラブでの個展の際、お世話になったTさんとこの辺の話もよくした。「アメリカは高速料金はどのくらいですか?」「基本的に無料よ。取るところで25セント、つまり25円ね」。アメリカ・ドイツ・イギリスは、 勿論基本無料だ。



ずっと高い高速料金を払わされてきた日本人は、今回の政権交代は支持しても高速料金の無料化は60%以上の人々が懸念を感じている。



僕自身は、電気自動車がある程度普及するまでの間(5~10年)ガソリンに環境税を課してここは凌げばいいと思っている。勿論暫定税率は廃止だ。



暫定税とはなにか。ガソリン1リットル150円の中身はこうなっている。

消費税 7.1円
ガソリン税 暫定 25.1円
 本来 28.7円
石油・石炭税 2.0円
本体価格 87.1円

 























































(pm 0:48)
永田メール問題から始まり、今回の月刊誌「Voice」9月号に寄稿した鳩山論文等、政権危機管理を筆頭に民主党も問題を多く抱えるが、経済構造を組み替えるというコンセプトから、内需拡大策を「人への投資」へシフトすることで始めようとしていることには期待が持てる。



米国では「友愛」を・・・・・friendship and love と訳すしかないらしいが、なかなか真意を伝えるのは難しい。しかし、人々の絆が乾ききってブチブチに切れてしまったこの時期、「友愛」なんて乙女チックなフレーズは360°クルッと回って妙に心に染み渡たる。鳩山さんのもつ、時代の空気に染まらない育ちの良さが、何ともトンチンカンでほっとするのは僕だけじゃないのでは・・・・・。



自民党という、ある意味社会主義的再分配手法を見事にとった政党が賞味期限を過ぎた今、高度資本主義を見据えたセーフティーネットを整え、新しい再分配による社会構造を構築し、それに見合った経済・文化を僕らは育ててゆかなければならない。それは、そんなに簡単なことではない。でも、今よりましな社会にはなることは間違いない。













 

























 
(境内で見つけた蝉の穴?..........pm 0:49)
 
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元旦
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そして、新しい政権を誕生させた今、次は政治を厳しく監視し、正しい方向へ導く新しい報道メディアやジャーナリズムを育てる必要もある。



ようやく欧米並みの民主主義に近づいた日本。そして、政権交代を選んだ以上、今まで以上に社会への関心を高め、政治やメディアを監視する義務が僕らにはある。



厳しかったこの十年を振り返って、自民党もいい形で再生し、理想に近い形の二大政党制でこの難関を乗り越えて行きたい。


TVでは、神奈川11区で世襲議員のシンボルである小泉進次郎に負けたが、比例区で復活当選した横粂勝仁の当選証書付与式が放映されている。
 数週間前、横須賀のフットサル場に競技用シューズを履いて訪れ、集まった若者に挨拶していた。僕も疑似若者として?名刺を頂いたが「挨拶の際、お名前を言い忘れてましたよ・・・」と伝えたら「済みません」とはにかむ顔は、とても初々しく爽やかだった(そのすぐ後に新型インフルエンザに罹っちゃったそうです;;;)



ハネムーンのこの時期、漠然とした希望に近い期待と不安は、そんなに悪いもんじゃない。寛容で懐の深い社会を皆さんと創っていければ・・・・と願う、いつもと違う初秋です。
 

(pm 0:51)
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