秋といえば<けむり>かな。。。 夏以来手入れせずに放っておいた庭の草むしりを敢行。ついでに枯れ葉の焚き火。 天高く立ち登ってゆく煙りを見上げながら万葉人に想いを馳せる........... っと、ここまではよかったんだが、ご近所の爺さんからクレーム;;; 秋は、20年こうして焚き火をやってきたのに・・・世の中ちょっと世知辛くなってきたのかな。。。 |
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(紫陽花のドライフラワー.............. 庭の枯れ葉に紛れていました) |
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気を取り直して草取り。 根っからの無精ということもあるが、雑草も野草もガーデニングショップで買った草花も、ホントは等価だよな〜という自分がいるから面倒臭い。雑念を振り払って裏の雑草も一気に片付ける。 肉体労働は結構好きだ♪ ひとっ風呂あび、もうとっくに過ぎ去ってしまった夏を惜しみつつ枝豆でビール...........ちょっと寂しいな。そういえば今年の夏は、ビールをよく飲んだ。落ち込んでいたビール業界も大分盛り返したそうだ。やっぱり夏は暑くなくちゃね。 |
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(我が庭の朴の木の枯葉と万葉の一節) |
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このところ徳永英明にはまっている。女性ボーカルのバラードをカバーした『Vocalist』は、その歌唱力が頭抜けていて、邦楽を殆ど聴かない僕にも、とても新鮮で心に染みる。以前クラリネットを習っていたとき厳しい先生が「歌の上手さにかなう楽器はない」と言っていた。 普段、安室奈美恵 の「CAN YOU CELEBRATE?」なんて絶対聴くことはない。でも徳永が歌うとまったく違ったものに聴こえるから凄い。 徳永英明といえば、ドーハの悲劇を超えて掴んだフランスワールドカップ前、全日本代表のMFに、当時未だ全く無名の高校生だった小野伸二を推し、僕らをビックリさせたことがあった。「小野伸二って誰?」と誰しもが思った。それ以来、徳永には一目置いている。 『Vocalist』は、no.1〜no.3で100万枚を超えたという。もやもや病を乗り越え、今は体調も優れて良さそうだ。 |
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見渡せば 花ももみぢもなかりけり 浦のとまやの秋の夕暮 (藤原定家) 大抵は、次の季節を含まないと、はっきりとした季節の自覚は持てないもの。今年は、夏が長かったので冬が遠すぎて秋のモードにならないでいる。果たして冬は来るのかしらん、と油断しているところにいきなりドスンと来たりするので御用心。 冬を含んだとき秋のただ中に居る..............。 そんな、手探りの秋です。 |