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築地・日本橋・馬喰町・月島・浅草・谷根千(谷中・根津・千駄木)・上野と東京を二泊三日回遊して昨日、無事帰宅しました。



連休に出掛けることは先ずないのですが、かみさんが一応勤め人なので久し振りの人混みでした。それも人気スポットでしたから並の混雑ではありません。二日目浅草から隅田川を下る水上バスに乗船するのに3時間待ちました。その前に、花屋敷で30秒位?で終わってしまうジェットコースターに1時間程待ちましたから多分一生分列んだと思います;;;

(pm 1:34)












 













(勝鬨橋)
前から東京を漫歩したいな~と言っていたので、旅行嫌いの僕に気を使ったのでしょう、今回かみさんが企画しました。僕も”普通の人なら築地で寿司、その後佃島でもんじゃ”・・・・ではと、僕なりに気を使って極々一般人のコースを辿ることにしました。
・・・・・とはいっても、この辺は僕のルーツでもあるので、生まれ故郷の川に遡行する魚の心持ちでもあり、静に気が充実するのを感じました。

(築地本願寺)
30年ほど前、かみさんの親戚を訪ねて江東区の東陽町に出掛けたとき「・・・・・何となくこの辺だったよな。。」とシックスセンスで感じ、近くの路上で立ち話をしていたお婆さんに「平井町二丁目ってどの辺でしょう?」と遡ること25年以上前に生まれたところの町名を出したら「あんたの立っているところが、その辺だよ」と言われたことがあります。



平井町という地名は、既にその時はなくなっていましたが、魚や渡り鳥が生まれ故郷に還れるように、僕には磁場を感じることが出来るのでしょうか、原始感覚にお伺いすると直感的に分かるのです。ただし、無意識を解放して、とてもリラックスした精神状態を瞬時に作らなければならないので、ここっ、というときにしか使えません。そして、この感覚は、”感じる”というより”匂う”と言った方が当たっています。
 
 築地で海鮮丼を喰って、暫く散策。その後、吉本隆明さんの生まれ故郷である佃島へ。
 以前来たときには、あまりにも観光地化されていたのに興醒めし”もんじゃ”を喰うのをためらいました。けど、今回は自分に言い聞かせて世の中の流れを受け入れることにしました。
 初めて食した”もんじゃ”は思いの外旨かったです(月島地ビールは・・・微妙でした;;;)。
 
(ライトアップした永代橋)
 こういった漫歩には、かみさんの理解があるので、親父の勤め先があった隅田川沿いの 住友倉庫跡地へ・・・・今では「東京住友ツインビル」という高層ビルとなって再生しています。そして、ここからのロケーションが抜群なので、この地は幾つものTVCMに使われています。この辺の心情に触れたコラムがありますので好かったら覗いてみて下さい(小津安二郎の世界



人は、何処に生まれたかといった己の出自に間違いなく規定されます。その理由は簡単には分かりませんが、何処に生まれたかというのは想像以上に大きいようです。僕ならば”深川生まれ”と聞くだけで知らない人でも金を貸すかも知れません
(生憎持ち合せがないので貸せませんが。。)...
 
(月島リバーサイド21)
どうもカメラを新調した所為でか 今ひとつ上手く撮れませんので、ここはちょいと得意の裏技を使って・・・・・・

















(月島リバーサイド21...........pm 8:40)
”水が合わない”とは良く言ったもので、ひとは生まれ育った土地の水を得て自分の心身をつくります。それは原子のレベルで極小単位の細胞に充満する細胞質基質と、その細胞外でその細胞が生きるための環境を整えます。そして、その細胞の組成のほとんどが水分ですから正に”水”そのもので僕らは出来ています。その水が、僕ら自身の存在そのものを形造る訳ですから”水”は、僕ら人間の成り立ちに大きく関わっているということになります。



広辞苑によると「水」とは、「土地の風土・気風」を指すものとありますから、昔のひとは、人間というものを作り上げるのに”地”を支える水が深く関わっていることを熟知していたと思われます。そして今、隅田川の水を前にして妙に心鎮まるのは、そういった訳からでしょうか。どんなに僕らの社会が進化したように見えても、ひとは生まれ育った土地や水という自然によって規定されるという因果をもって生きていくようです。



もっと言えば、澄んだ川のせせらぎをじっと眺めているだけで心洗われるのも、嘗て僕らが魚だった頃や、更に遡ってアメーバのような原生生物だった頃の記憶が、デジャブのように立ち上がってくるからではないでしょうか。
 
今回、馬喰町に宿を取って、そこを拠点にして都内を動く案はかみさんの考案ですが正解でした。最終日は「谷根千(谷中・根津・千駄木)」散策。浅草は思いの外、若者や海外からの観光客が多かったのですが、ここ谷根千は、第二の巣鴨かと思われるほど80%がシルバー世代で溢れていました。



夏目漱石や森鴎外など、明治の文豪が多く住んだ正しく文京区ですが、そんな近代文学の香りが未だに残る谷根千地区は、わが吉本隆明氏も住んでいるところ。確か谷中の墓地の脇あたり・・・・強くなりはじめた日差しの中、暫く捜索?を続けましたが残念ながら見つからず、今日のところは諦めて千駄木方面へ。途中「カヤバコーヒー」で1服
(どこぞの婆さんと、うちのかみさん他三名ほど全て女性が、タバコの煙をくゆらせておりました  kkohon ;;;)
 
 
(谷中墓地)












(谷中「岡埜栄泉」)
 
深川・門前仲町・京橋・人形町・浜町・辰巳・東雲、そして鶯谷・谷中・根津・千駄木と、この辺で塗り物の職人としてやっていければ理想ですが、親の代で所帯を持ててないと所詮叶わぬ戯言。今やひどく贅沢な話になりますかね



根津の神社も「文京つつじ祭」とあって人でごった返しておりました。



ほんと、かみさんはタフで、歩くことをまったく苦にしません。こちとら先週末、久し振りのフットサルで膝に水が溜まっており、初日の銀座から馬喰町の宿まで歩いたことの祟りで?膝がパンパンです;;;おばさん恐るべし。。


でも、毎晩地鳴りのようないびきをかいて横で御休になっておられますので、実は可成りお疲れのご様子
(20秒程息が止まられておりました。。)。天使のような寝顔をデジカメで動画に撮って翌朝お見せしたところ、「何て爽やかな寝息。。まるで小鳥のさえずりよう♪」と仰られます。デジカメの音響技術は今ひとつだ・・と気付かれないよう小さく舌打ちさせて戴きました;;
 
   
谷根千は、その名の通り谷が多く、ということは坂が多いと言うことでもあるので、そこは巣鴨と違ってお年寄りには向かないと思いました。 吉本さんは100mm歩いては休むというリハビリを兼ねた散歩をなさっているとのこと。なかなか坂を避けるのは難しい立地と理解しましたがどうでしょうか。



かみさんのリクエストで、芸大・上野公園というコースで宿まで帰ることにしました。ほんと手を抜かずに観ようとする意志は一体何処からやって来るのでしょうか(
只のケチというお話もありますが;;)。初っぱな休館だった「朝倉彫塑館」の借りを返すとばかり芸大資料館にまで寄って「・・私の方がスタイルは良いわ♪」と言わんばかりに朝倉文夫の裸婦像を睨め付けておりました。



でも、いつ来ても上野は好いです。特に駅から博物館につづく欅の多い広い公園内は、人と肩がぶつかることもなく、開けた天を仰ぎつつゆったりと歩ける至福の時を持てます。
 遠い昔、親父に連れられて秋の日展を観たり、動物園の象さんのお尻の大きさに驚いたりした記憶が微かに蘇ってきます。



さて、そうとう疲れ果てたところで「まだ観て歩く!」と言いたげなかみさんの口を押さえて一路我が家へ・・・・・



前々から一度やってみたかった東京漫歩。お陰様でお天道様にも恵まれ、好い連休と相成りました。また来週から美術ネタに戻ると思いますので、これに懲りず urushi-art.net ご贔屓に!


では、では。。
 
 

(上野公園 ............pm 3:00) 
 
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