(メイに付いた大ダニ)
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そう、このダニですが・・・・次男耕介が潰そうとしてところで,,,「何するんだ!・・・という兄曜介の剣幕に「お兄ちゃんが見つけたダニだから、まっ、兄ちゃんの自由だ。。。」。

と言うわけで、このダニは、春風の吹く庭へ放たれ、悠然と去っていったのでありました................


さて、役人の作った電子申告ソフトに突っ込みを入れつつ、やっと確定申告を終え e-Tax にて納税完了。

 今年は、青色申告控除(65万円)もゲット・・・・でないと、昨年まであった息子の特別扶養控除63万円(22才まで)が、今年から無くなるので申告のやりくりが、それこそ深刻になってしまう;;;

(ガレージ屋根裏のメイ pm 12:06)
気が付くと、季節はすっかり春。街には柔らかい南風が吹いている。

こんな日は自転車に限る・・・・・・・・









春と赤ン坊                   中原中也「在りし日の歌」


 
 菜の花畑で眠つてゐるのは……
 
 菜の花畑で吹かれてゐるのは……
 
 赤ン坊ではないでせうか?
 

 
 いいえ、空で鳴るのは、電線です電線です
 
 ひねもす、空で鳴るのは、あれは電線です
 
 菜の花畑に眠つてゐるのは、赤ン坊ですけど
 

 
 走つてゆくのは、自転車々々々
 
 向ふの道を、走つてゆくのは
 
 薄桃色の、風を切つて……
 

 
 薄桃色の、風を切つて
                                    しろくも
 走つてゆくのは菜の花畑や空の白雲
 
 ――赤ン坊を畑に置いて

(我が家の庭 pm 12:09)
春は、目に見えるビジュアルな風景と、それへの感情とが不思議と乖離する季節のような気がするのは僕だけでしょうか..............

誰もが楽しめるシュチエーションなのに、何故だか悲しくて・悲しくて仕方がなかったりします。



春の光は、石のやうだ..............

と謳った中也の無意識が、ほんの少し理解できる季節でもあります。

「芽時」と呼ばれるこの季節は、自然な生態から、そのDNA を引きずりつつ限りなく離れてしまった僕たちでも、失った記憶の再生に、春風のPWをもってログインできるようです。
  春の日の夕暮


 
 トタンがセンベイ食べて
 
 春の日の夕暮は穏かです
 
 アンダースローされた灰が蒼ざめて
 
 春の日の夕暮は静かです

  ああ   か か し
 吁! 案山子はないか――あるまい
     いなな
 馬嘶くか――嘶きもしまい
 
 ただただ月の光のヌメランとするまゝに
 
 従順なのは 春の日の夕暮か

                       がらん
 ポトホトと野の中に伽藍は紅く
 
 荷馬車の車輪 油を失ひ
 
 私が歴史的現在に物を云へば
 
 嘲る嘲る 空と山とが

 
 瓦が一枚 はぐれました
 
 これから春の日の夕暮は
 
 無言ながら 前進します
みずか
 自らの 静脈管の中へです


中原中也「山羊の歌」