(新江ノ島水族館hpより)
「.....うまそうだぜ〜、とうちゃん。。。」


あんまり、いないと思う。
水族館の水槽を観てこう言う奴は・・・・・。

次男耕介は、未だ幼かった頃、熱い目をして、勢い良く泳ぐ鰤を睨んでそう言った。

多分「恐竜博2005」に連れて行ったとしても同じ事を言ったと思う。

恐らく、彼にとっては、ティラノサウルスも地鶏も北京ダックも、うまそうな鶏肉系で括られるだろう。
 
白亜紀に生まれていたら、きっとアロサウルスを生け捕る穴を掘っていたに違いない。。。ヨダレ垂らしてね。

(新江ノ島水族館hpより)
幼い頃、長男曜介は、小さなおもちゃの入った、おまけ付きのお菓子を丁寧に選んだ。

耕介は、迷いなく『おっとっと』や『コアラのマーチ』等、実利本位の選択だ。おもちゃで腹は、きつくならん!ということかな。

(八景島シーパラダイスhpより)
そう言えば、横須賀にある、ほんと寂しい博物館に行った時も、曜介はナウマン象の化石をおとなしく穏やかに観察していたが、耕介は館内を特急で観た後、走り回っていたっけ。

コウスケ!っと、かみさんの檄がよくとんだ。

同じ息子なのに、こんなに違うんだよな〜。
お前何すんだ!今見てんだから勝手にモニターを変えるな。向こうに行ってろ!・・・・・。

先日、博物館で、夢中で僕が見ていたミトコンドリアの解説モニターに、勝手に手を触れて画面を変えたガキを、どやしつけてやった。

いきなり海王星人と、はちあわせしたかのように、ぽかんと僕の顔を見上げるこのガキが、けっこうかわいいんだな、これが。

他人に怒られたことがなかったようで、すっ飛んで家族のいる方へ逃げてった。。。。。へへっ、ざまーみろ。
大人を甘く見るなよ!って大人か?

(耕介・健一郎・曜介 1988)
何故だか、子供は面白い。

今日から小学校は夏休みだ。全く関係ないのに、いい歳して、こっちまでうきうきしてくるから不思議。

先月の『夏至』の時も、何だかすっごく嬉い半面、今日からまた日一日と、陽が短くなるんだな〜とセンチメンタルになった。一年で一番嬉しく且つ寂しい日だ。

この辺の感覚は、全く小学校当時のまま。我ながら成長が見られない。たぶん、ずっとこのまま行くと思う。

さて、短いこの夏をどう過ごそうかぼんやり考えながら早朝、資源ごみを出しに。。。。。足元に目をやるともうそこには『秋』があった。
今を感じ、今を生きよう!
どうせ時の流れは止められないのだから......。

暑い夏がやって来そうです。

どうか、みなさまもご自愛のほど・・・・・・。