かみさんが、ようやく正月休みをとれたので伊東の温泉に出掛けることにした。
伊豆半島もなかなかだ。
(南伊豆・石廊崎)
お天気は、快晴で申し分なかったが、気圧配置が思いっきり冬型になったため、冷たい突風で石廊崎の灯台から大袈裟じゃなく転げ落ちそうになった。
(石廊崎灯台)
いつものようにタモリのお言葉ですが、伊東はとても好いところなのに観光客は激減しているという(確か彼は、伊東に別荘をもっていたはずです)。
僕の住む逗子からは、西湘バイバスを使って平日だったら2時間ちょっとしか掛からない。天気さえよければ富士は見えるし、海岸線の景観は絶景だ。なのに何故・・・・・・・?
伊豆半島を湯河原・熱海・南伊豆・松崎と、ぐるっと巡ってみると・・・・嘗ては、さぞ栄えたんだろうな〜と思える寂れた観光地が点在してある。
丁度、昼時だったので松崎という伊東市のちょっと東にある町で回転寿司に入った。
(団扇エビ・・・・食前。。。。食後) (海葡萄)
逗子近辺では、大凡口にすることの出来そうにない「団扇エビ」なるものに生まれて初めてお目に掛かり賞味(味は今ひとつ ^^; ・・・・・・・・ )。海葡萄なる魚の卵のような緑色の海草が、イクラの握りのように出てきたが、こちらの方は歯ごたえがあってなかなかでした。
(旧岩科学校)
回転寿司で見つけたガイドブックに「岩科学校(全国で三番目に古い小学校)」が重要文化財として保存されている・・・とあったので、天気も好いことだし、折角だからと足を伸ばした。
入り口階段を上がった踊り場の天上には、浮き彫りを施した漆喰で飾られていて、明治という時代をしっかり象徴させていた。
各部屋には、要所要所に地のものと思われる花々がとても自然に活けられていてハッとさせられた(こういったところに民度を感じます)。
(名工左官・入江 長八作)
南伊豆の宿では、離れにある浴場まで冬の突風にめげず3回も足を運んで湯に浸かった。
かみさんは、どこの温泉でも必ず3回入らないと元がとれん!とおっしゃるのです。僕は1回で充分なのですが・・・・・。
それに、夜中の12時半過ぎに50mもあろうかという離れた浴場まで、たった一人で行くと言って利かないのです・・・・・
・・・・・・「はい、はいお付き合いしますよ!」と心配性の僕は、ケビンコスナーになったつもりで、つんつるてんの浴衣の裾をモンローのスカートの様に突風に煽られつつ「あ〜れ〜」と、お供をしたのでした。。。。。。。
ちょっとだけ疲れがとれたような気がします、はい。
伊豆半島でした〜〜。