(五霊神社祭礼)
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梅雨の戻りの中、恒例の夏祭り。



梅雨はとっくに明けたのに雨が続いたので、久し振りにご近所の神社にお参り。

  そうか・・・夏祭りだった。。



普段は殆どお参りにみえる人に会うこともない小さな神社ですが、由緒は正しいのであります。五霊神社由緒記 によると・・・・


*鎮座地 神奈川県逗子市沼間六百五十番地。
 *御祭神 天手力男命(あめのたじからおのみこと)

*沿革 五霊神社創建の年代は明らかでありませんが、源義朝公(源頼朝の父)が沼間(逗子で一番古い地)の第宅の鎮守として勧請したものであると伝えられています。それは義朝公が下野守在任中のことであろうと推察されますので、恐らく今から八百余年の昔でありましょう。

因みに天手力男神は、天岩戸隠れのときに天岩戸の扉を開けて天照大神を引き出す役目で活躍した神として知られる。名前の通りに手の力
(腕力)の象徴、つまり人間の筋力に宿る霊を神格化した神である。
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(大銀杏)
五霊神社由緒記によると、源義朝が、この地沼間に住まわれ第宅の鎮守として勧請したとあるので、この社は八百年の歴史があることになります。その勧請を記念して植樹されたということなので、この大銀杏は樹齢八百年となります。ずっと、ず~っと昔から、この地に住む人々を見守ってきた訳であります。感謝。



この五霊神社の地は、嘗て良質な砂鉄が多く採掘され、因って鎌倉・三浦地区の統治者に向け、優秀な刀鍛冶が刀剣を供給していたのではとされています。市内を縦断する田越川に葡萄橋が架かっていますが、この「葡萄」とは、日本刀を作る過程で出る鉄滓(てっさい)が葡萄色をしているところからこの名が付けられたと伝えられています。



この大銀杏に魅せられて、今日まで数千枚の写真を撮ったでしょうか。でも、一番始めに感動して撮ったものがベストショットで、それを超えることはないような気がします。この地の霊力を直に受け、そのままシャッターを押し続けたからでしょうか。


































(1995年頃?)
恭しく執り行われる例祭にカメラを向けていると、初めて地の人から声を掛けられた。



お話を聞くと・・・・・・昔は、この神社の御輿の中にご神体が入っていたため、担ぎ手は御輿を振ることなく、頭の先からつま先まで白装束を纏い、静々と厳かに練り歩いたという。残念ながら戦後の動乱期にご神体が盗まれ、純金の目が抜かれたため、今では御輿の中には納めていないので、他の地と同じような担ぎ方に落ち着いてしまっているとのこと。



そういえば鎌倉彫の修行当時、鶴ヶ丘八幡宮の御輿の担ぎ手がなく、僕の入門した工房(博古堂)に「若い衆を出してくれ」とお声が掛かり、頭の先からつま先まで白装束で身を纏い、何の飾り気もない黒塗りの重要文化財の御輿を担いだことがありました。

( 同僚”順ちゃん”と段葛脇で...........1975年 秋)
今し方納戸をごそごそ探したら当時の写真が出てきました。↑↑..........よく見ると、頭には真っ黒な烏帽子を着けていました。結構記憶はあてになりません;;;
 
とにかく御輿が重く、八幡様の長い階段をやっと降りた頃には、一人抜け、二人抜けで、二の鳥居でターンしたときには、僕の担ぎ棒には僕一人しかいなくなり(裏切り者~;;)、見かねた警備の消防署員が一緒に支えてくれたのを覚えています。
 
   
  僕の住む沼間の五霊神社は、沿革をみてお分かりのように源氏の系譜があることから、神主は、お隣の鎌倉八幡宮の宮司が来て祭祀を行っています。暫く拝見していましたが、可成り長い時間を掛けた立派な神事でした。地域が疲弊してゆく中、いつの日か、元あった形で祭事が行われるように三丁目住人としてはサポートしていけたらと願っております。



今年の夏は、どうやら冷夏とのこと、暑けりゃ暑いでうるさい私目ですが、夏は暑い方が好きだな~と、つい空を見上げる梅雨の戻りであります。



ご自愛ください。
 
 













(am 10:25)
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