お待たせしました!



二週遅れになり大変申し訳ない。



猫の手も借りたいくらい、、超~~忙しいため、全く更新できませんでした。個展搬出・お礼状の作成・大腸内視鏡検査・松屋銀座催事用追加制作・・・・と個展後、ひと息入れたいな~っと考えていたのですが、息つく暇もなく仕事で毎日が埋まってます;;;
 この時期、仕事があるだけで感謝です♪



いや、いや、この夏腹をこわして血便が出て、秋の健康診断で引っかかり、主治医のサジェスチョンで大腸内視鏡検査を勧められ一月待たされてこの金曜日に検査を受けました。
 もし、何も問題なかったら、この後も、しっかり働けることを祝し、ご褒美に?カンガルー革製のスパイクを自分にプレゼントすると決めていました。

本日、それを履いて試し下痢。。じゃなくて試し蹴りしてきました♪

 お陰様で全く問題なく、24日に予約されていた検査の説明もキャンセルとなりました。
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検査前、新しい厨子や乾漆、そして、彫りを入れた作品を、とにかく早く手掛けたいな~・・・と願っていたので、今はホッとする間もなくガンガンの仕事モードに入っちゃってます。本日、日曜日も松屋さんからラブコールを受けた Mushikui-ju の制作です。



急いでいるときに限って運悪く彫刻用のトリマが故障;;仕方なく Home's (DIY)に高速を使って速攻ゲット。
技術の進歩は目覚ましいものがあります。価格は、こなれていて尚かつ小型化が進み、かつ音も静かでパワーアップしています。時代は間違いなく進んでいます。



Mushukui は、埃がもの凄いので寒風吹きすさむ中、外で作業。寒さと埃で鼻水とくしゃみが出ます;;;でも今回のMushikui は・・・いいです。はい。











(下書きと途中までの彫)










(新トリマ)










(トリマの刃)..........美しいです








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おっと、そうそう。昨日先月取材を受けた『和楽』新年号が発売されました。鰹節削り器と一緒の紹介には少々戸惑いましたが、『蓬莱紋厨子』とてもよく撮れていました。紹介文も僕の制作姿勢を簡潔に言い当てていて、雑誌の宿命で限りある誌面のなかで頑張ってくれているな~と感心しました。



今、雑誌という媒体はとても大変です。戦後最大の危機と言われ続けてからどの位経つでしょうか。いくつかの理由が挙げられます。価値観の多様化、ネットの普及、人件費の高騰・・・
 

世の中がスピード化する中で、瞬時に理解が可能なビジュアルの方へコミュニケーションが偏ってゆくことが、活字離れを加速させる主な原因だと僕は考えています。加えて人件費が高すぎて満足な取材も難しい状況です。

つまり、取材も自分の脚でネタを探すには、資金が要ります。勢い近場で済ますか、あるいはロスを避けるため外れのない情報を入れてから動こうとするので、事前に同じネタの他社の情報を参考にするため、どの雑誌も金太郎飴のように個性がなくなり、同じネタがぐるぐる回り続けることになります。それも雑誌離れに拍車を掛けます。



11年前、僕がこの web site を開設したのも、そういった事情からでした。事実、僕自身大手メディアの雑誌、例えば工芸に好意的で効果的に掲載してくれた『家庭画報』や工芸誌『銀花』さんなどに結構取り上げて頂きました。もちろん、これは30年近いお付き合いのある六本木はSAVOIR VIVREのプッシュがあったからです。



一galleryが、一メディアといつまでもタイアップし続けることには無理があります。御用メディアではないからです。
 こういったマスメディアのもつ限界に気付いたからこそ、僕はhttp://urushi-art.netを開設した訳です。そして、今でもそれは正しかったと思っています。












































さて制作現場に戻ります。



Mushikui は、「書」の表現に重なる部分があります。真っ白な用紙に一気に筆を入れ線を引き筆を止めて魂を込め、そして跳ねる・・・・。トリマで彫る溝は、その面積や凹凸の差で、書のもつ線の強さや速度に対応しているといえそうです。





一週間のご無沙汰です;;;あと数日で、天手古舞いモードから解放されると思いますので今暫くバタバタ続きです。
ゆっくりと更新を出来ない状況ですので、現場の風景をアップすることでここは凌ぎたいと思います。






この暮れの正月商戦に向けて百貨店は戦闘モードだ。その「お正月らしさ」を象徴するものとして、椿のリクエストを受け奮闘中であります。そんな大袈裟なものじゃありませんが、時間との戦いと言う意味であります。



幹の部分が「白檀塗り」といって、金銀を蒔いた後に透きうるしを塗るという伝統的な手法です。現代でいえばメタリック塗装と言うことになりましょうか。僕は、金銀を使わずに得意の錫を使っています。
 この手法を使うようになって大分経ちますので、幹を幹らしく表現するのも手慣れてきました。


・・・・・・とここで仕事に戻ります。


(つづく)

 
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