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若いときには、「梅雨」という響きは憂鬱と同義で、これから鬱陶しい日が続くのか。。。と少し落ちた気分になったが、歳のせいか、今は雨も落ち着いていいもんだな~と思えるようになってきた。
 今日は、、たまたま晴れ間が出たので家の前の歩道に落ちた季節外れの枯葉をかたづけた。雨上がりの歩道に落ちた葉は、それこそ濡れ落ち葉でぺったりくっついて竹箒で掃き集めるのに難儀そう?(実は、雨上がりの落ち葉は、掃き集めやすいのです。。)。



竹箒で歩道を掃くのは、思った以上に肉体労働で汗をかく。そこで閃いた。。どこかで見た光景があったのか、掃除機のフィルター清掃用に買ったブロアーが落ち葉を集めるのに重宝するのです。竹箒で掃くことに比べると凡そ1/3の時間で済む。まっ無精なだけです;;



未だリタイヤしているわけではないので、余裕を持ってゆったりと歩道を行き交う人々を眺めながら挨拶を交わし、のんびり歩道を掃き清める・・・・と言う気分にはなれない。「これが済んだら、あれとあれをやって、終わったところで残っている仕事を片づけなきゃ。。。」と一日の次のメニューは詰まっている。我ながら余裕がないな~とは思うのだが、貧乏性は直らない。たぶん一生こんな調子だと思います。
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本当は、古文字合鹿椀の殷墟文字を入れるつもりでしたが、晴れ間を見て家の周りの掃除を始めたところ、お隣に伸びている今年出た新しい竹が気になり結局これも刈り取ることに・・・・と言った具合で、今日は文字入れが出来ず、こうしてHPの更新を進めております。



ただいま、明けて日曜日の朝です。



「梅雨」という前振りで更新を始めたのですが、現在は真っ赤晴れであります。梅雨という括りで用意した滴の画像は、ちょっと陳腐化しそうなので困ってます;;;



昨夜は、夜中の3時半までW-Cup の予選を見ていました。目出度く日本はウズベキスタンを「1:0」で下し、4大会連続の出場を決めてホッとしています。


それにしてもアジアは遅れているな~と実感しました。いえ、審判のジャッジのことです。この日の審判は中東はシリアの担当でしたが、予想通り”金でも貰ってんのか!”と突っ込みたくなるような地元に有利な酷く偏ったものでした。たぶんご本人達は偏るつもりもなく、いたって真面目に偏ったジャッジをしていたように見えました。


彼らの生の生きている現場があのような現実で、地元有利に傾くのが常識なのでしょう。来年のW-Cup 開催国のアフリカも大変ですが、アジアも問題は山積しているな~と日本の政治状況とのアナロジーをズッシリと感じてしまいました。

(Yahoo ! ニュースより)
たかがサッカーなのですが、そこからは色々なものが透けて見えてきます。その国のメンタリティーを始め情念や人間観等、その国の価値観も、そして品格も見て取れます。
 総じて日本のプレースタイルは、あまりガツガツせず頭脳的且つ組織的でフェアーですが、ある一線を個人で超える意志とクリエイティブさが足りないように見えます。



普段の日本の社会では、KYを異様に気にしますが、それではFWは点が取れません。最後の最後は1対1の個人の突破ですが、失敗と責任を回避してパスを選択してしまう空気が日本の限界です。僕は地域のサッカークラブに息子を入れてそのコーチもしていたので、日本サッカーが育つ貧しい土壌を嫌と言うほど見てきました(実は僕、公認のコーチのライセンスをもってます♪)。



上の息子は、スポーツは好きではなかったようで、僕に付き合う形で小学生の頃サッカークラブに入りました。次男は、「お兄ちゃんがやってたから・・・」というノリで何の疑問も挟まずサッカーを始めましたが、性格的にFWで、1年生の頃からボールを持ったら離さずゴールを目指していました。そのように指導したことはなく、例えそうしたところで出来ない子は出来ません。やはり最後にはパーソナリティーがもろに出るのがこのスポーツです。
 
・・・ですが、持って生まれたパーソナリティーを生かすも殺すもコーチング次第です。地域の少年サッカークラブは、ヨーロッパとは違って参加する子供の父親が”お父さんコーチ”と言う名で、指導とはかけ離れたコーチングをしているのが現状なので、そういった貧しい状況の中でまともな選手はなかなか育てられません。



我が次男もそう言った状況でしたので、一部ののお父さんコーチやその母親から目の敵にされていました。「パスを出さない」「ボールを持ちすぎる」などなど、いろいろありました。


あるとき息子に聞いたことがあります「お前さ、どうして一人でボールもってがんがん行くんだ?」息子曰く「パス出したって誰も決められないだろ」・・・その通り。でもそんな息子のパーソナリティーを殺さないようにコーチングするのは正直大変でした。たいていのお父さんは、サラリーマンのバランス感覚で、自分の息子をコーチや父母からの非難から身を守るためディフェンスに下げ個性を殺します。



一事が万事この調子の日本ですから、いざ本番の世界レベルで試合をする段になると、今までの付けがモロかえってきます。その時になって慌てても手遅れなのですが・・・・。日本に真のFWを育てるには、小さいときから個人の責任でトライし続けることを潔しとする空気を社会全体が造らなければ駄目です。でも、これが一番難しいことです。僕らの毎日の生活世界が、そうはなっていないからです。
 
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  梅雨の話から大部逸れてしまいました;; おもては快晴です。



貧困さ故に、国や組織をまるで信用せず、難関を個人で突破するしかなかった故にできた南米のプレースタイル”個人技”。豊かさと民度の高さのリソースで組織と個人を磨くヨーロッパスタイルのサッカー。



さて本番の W-Cup では、日本は南米やEU 列強とどの様なコンセプトで闘うのがベストなのか・・・・我が逗子市の誇る住人”おかちゃん”こと岡田武史・全日本監督のお手並み拝見といったところです(市内の桜山郵便局で身元が割れないようにサングラスを掛けゆうパックを出しに来たおかちゃんでしたが、「お願いします」と声を出した途端、皆が振り返り身元が割れちゃいました;;;)。



祝 W-Cup 出場!