(大阪 上方『銀花』)
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2008
02/08 上方『銀花』
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★★三ツ星 file
01/06  3 page up.

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デジャブ。。。。?

ずっとずっと昔に、僕らもこんな距離で人と人がお付き合いしていたような.........そんな大阪は、上方『銀花』さんでした。

画廊に作品を見に来るというより、作品を肴に話しに来るといった感じなので、客が重なるとまるで多重録音のように、あっちこっちで勝手なことを語り合っている。

ぼ・ぼ・僕は、何処に入ればいいの?。。。。と言いたくなるが、悪い気はしない。

接客は好きなので質問に答えていると『先生そんなに頑張らなくてもいいですから、ここは私にガンバらせて下さいっ!』って、お客さんの間にオーナーのお母さん(もうじき80才)が割(和)って?入ってきたのにはビックリ。

『もう二度とお会いできないかも知れないので、ここは、僕に頑張らせて下さい!』っと言い返さないと、お客さんを盗られてしまう;;;







(上方『銀花』フロアー)



上方『銀花』 family をそのまま大阪を代表していると考えるのは、多少無理があるのかも知れないが、それにしても、お年寄りを大切にするその姿勢に感服。関東だったら間違いなく「お婆ちゃんは、出しゃばらずにひっこんどいて。。。」となる。

大方予想していたので、特別カルチャーショックはないが、こういったショックなら歓迎だ。

大阪は、商人の町、東京は、資本主義の街なのだろう。アメリカ型のスタイルにシフトしてしまった僕らの生活スタイルだが、出来ることならEU型の地域共同体を大切にする生活スタイルに還りたいと心底思う。


たこ焼きは、予想通り旨かったし、上方『銀花』お奨めの『花味亭』での食事も満足のいくものでした。

大阪初の個展だったので、矢張りもう少しお客様に作品の説明をしたかった。。。でも、これで良いのかも知れない。作品は、単なるメディアで、要は、人と人とがコミュニケート出来ればいいのだから・・・・・・。おまけにオーナーのご両親(先程から登場する古女将とそのご主人)の結婚60周年記念ケーキを一緒に御馳走になれたし。。。

(好評だった作品:『もし、アルベチーヌ夫人にお会いしたなら・・・・』)
後ろ髪を引かれる思いで大阪をあとに・・・・その日の晩は、六年前からこの地に転勤した(息子のサッカーでご一緒した)高橋家と会食。大阪の「食」は、申し分ない。


その日の宿泊は、奈良信貴山のホテル。牡丹雪の中、露天風呂と相成りました。「明日、車で下山出来るかな〜。。。」と不安を抱えつつも雪の中の温泉は格別。疲れも多少とれたような。。


今回は、奈良観光を兼ねかみさん同伴。個展直前は、徹夜に近い日が連続していたので、行きはかみさんに運転を頼んだのでそう負担はなかった。感謝。

搬入日までに出来上がった出品数が全て・・・・と考えれば良いのだが、何故だかそうは思えず、まだ足りない・まだ足りない・・・・と、ホテルに帰ってからも錫の研きを連日続け、お重3点他4点程完成。自分としてはようやく納得。

こんなやり方はgalleryには迷惑だろうが、これは一種病気なのでご理解いただきたいところです;;;。


さて、上方『銀花』さんでの個展は、11日まで引き続き開催されます。僕はお相手できませんが、どうか僕の分身である作品達と楽しく語らって下さることを願います。

大阪の皆さま、ありがとうございました〜〜♪