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明日明後日で6月だというのに何なんだろうこの寒さは・・・・



もう一度桜の花が咲くんじゃないか。。と思えるほど気温が低い。



    五月雨や 集めて早し 最上川



五月の雨と書いて「さみだれ」。    何ていい響きなんだろう。これは陰暦の五月なので今で言えば6月梅雨の時期をいう。五月晴れが続いてこの雨だったら素直に納得するんだが、今年の梅雨は何だか腑に落ちない。爽やかな風の五月を、どこかに落してきたような心持ちだ。
丁度一週間前、雨の日曜日『落書厨子』をお届けに八ヶ岳まで出掛けた。折角のドライブ、それも薫風のなか新緑を浴びに・・・というはずだったが残念ながら雨。おまけに、この陽気で喉が痛い。



SAVOIR VIVREのオーナーとジジイ二人でのドライブとは、何とも色気がないが、そこはお互い様で、カーナビを頼りに一路八ヶ岳ロッジを目指す。



多少行き過ぎたところで軌道修正し目的地到着。『落書厨子』をお求め頂いたK氏は、製薬会社オーナーと聞いていたので、この時期会社を運営するにはギラギラしたエネルギーが必要では・・・・とかってに想像していたので、ご本人の落ち着いた温厚そうな人柄に「そういえば静岡のご出身だったっけ」と納得(僕の中の”静岡”は、人がいい温厚な県民性で通っています)。



別荘内で、漆が一番弱い紫外線のあまり射さない壁面に見当を付け、壁板を叩いて壁裏の桟を探り当て、厨子の特性フックをビス留め。SAVOIR VIVREのオーナーとは30年来の付き合いなので、こういったときはお互いピッタリ息もあって取り付けは至ってスムース。作業中、部屋にはW-Cup 名場面集のTV放送の音が溢れていたので、これも励みに。流石静岡ご出身♪。
取り付け後、お茶を点てて下さり、僕は内田鋼一さんの茶碗で戴きながら三人で雑談。K氏は、僕の過去のコラムまで詳細に目を通して下さっていて、日本の少子化が非嫡出子の差別から来ていることの指摘を評価して頂きました。



最近、アクセス数が増えているといっても、こんな堅い過去の時事ネタなど誰も目を通さないだろう・・・くらいに思っていたのですが、素直に評価して頂き痛く感激。



時事ネタに限らず個人運営のコラムなどは、ときどき誰に向けて語っているのか、空を切りながらパンチングをしているような不毛感に襲われることもあるのですが、こんな風に熱心に目を通して下さるかたが時々居られるのにとても救われます。また明日から、手を抜かずに頑張ろうと勇気をもらいました。

『落書厨子』 
『落書厨子』は、第一回の銀座ギャラリー厨子屋でのメインを飾る厨子だった。「厨子=仏壇」というイメージをどれだけ壊すことが出来るか・・・それが、この厨子を制作する上での中心のテーマだった。大切なものを入れる器物という原初の厨子の成り立ちまで遡り、そこから更に現代に立ち返って厨子を創るとしたらどんなスタイルになるんだろう・・・・・・。



今に生きる人びとは、一体今の厨子に何を期待しているのだろう・・・・・。


そんな疑問にしっかりと答えて下さるかのようなお便りが届きました。


*************************************

火曜日から、ずっと出張してまして、ご返事遅れてもうしわけございません。
先週土曜日は、雨の中、遠いのに・わざわざ取り付けにいらしてくださり感激です。
とっても嬉しいです。
早速、お参りしまして、たくさん溜まっているお世話になった方々の、ご両親などの長寿のお守り納めさせていただきました。
とにかく、100歳前後まで、長寿をまっとうされた方々の、お目出度い5円玉の入った熨斗袋は、おろそかにできない貴重な命のこもったものです。
まずは、おまつりさせていただきました。
東さまの丁寧なお仕事と、見識高い、諸事へのご意見、いつも敬服しておりました。
作品・一目見て、いただきたいと強く思いました。
大切に扱わせていただきます。
なるほど、こんな風にお使い下さるんだ・・・・普通”もの”というと、何か用途のある、道具だったり、備品だったりするんですが、こういった種の”もの”だからこそ、人は大切に残そうとするわけで、単なる”もの”ではなく、正しく”大切なもの”を大事に納める器物とはこういうことを言うのか、と目から鱗でした。



そして、たくさんの心(魂)の籠もった”もの”をお預けする器として厨子が使われることを、嬉しく思うと同時に名誉なことだとも感じ入りました。僕の胸の内には、新しく気付かされた厨子の用途が深く刻まれ、新たなキャパの大きく深い”今の厨子”を創作する気で満たされ秋に向けてとても大きな励ましにもなったように思います。

(雨の八ヶ岳)
 さて、不穏な陽気が続きますが、ついこの間風邪が治ったばかりだというのに、ここに来てまた喉が痛かったり、鼻水が出たりと風邪モードに歳を感じる私目ですが、二日前のオジサン達とのフットサルで汗をかけば治るんじゃ。。と張り切りすぎて膝がヤバイ状況です。



あと一日で今年も六月梅雨に入ります。この後、季節はどう巡ってゆくのでしょうか。冷夏になるような予感もしますが、何とかバランスをとりながら体調を整えて、厳しさの増すこの状況を乗り越えていけたらと願います。



iPad  もう少し様子を見てから買うぞ~と電子書籍に期待を寄せる私目です。



では、では。。
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