(日光 戦場ヶ原 pm 12:00)
仕事を一段落させ温泉に出掛けた。

箱根も好いんだが、やはり白濁していて見るからに泉質が良さそうな奥日光の湯はピカイチなので、いつものように、いつもの宿(日光グランドホテル)に決めた。

日光は水が豊富なので、あちこちに湧き水がある。その水は、欧米のミネラルウォーター(硬水)とは違って、甘味を感ずるほどマイルドでとても美味しい。



僕はそうでもないのだが、かみさんは歩くのが好きなので仕方なく付き合う;;;;でも、どちらが自然を満喫しているかというと案外僕の方かも知れない。

六月の奥日光は緑が淡く色合いも豊かだ。

大抵は、遅い夏休みをとって八月下旬頃に来るのが我が家のやり方だった。子供達も家を出てしまったので、かみさんとの仕事の塩梅を付け、ネットで宿を予約しサッと出掛けるのが最近のやり方だ。

水は、すべての生き物にとって一番大切なもの。豊かな水で潤う奥日光は、緑にどこか余裕がある。

(pm 10:59)
いえいえ日光二荒山の仙人ではありませぬ。。。

メタボリック・シンドローム?

朝、宿から戦場ヶ原に向かうため、うきうき気分で林道を歩いていたところ................よよと、かみさんが老木;;いや、その大木じゃなくて・・そう柳が風にそよぐかのように転ぶではないか,,,,,,,,,,,,,,,,,,

まるでスローモーションを(相撲の分解写真だったかな;;)見るかのように、のんびりと転ぶので、うけを狙っているのかと、ただただ凝視していたが、笹藪に胴体着陸したときはすでに遅かった。。。

「何で踏ん張らなかったの?」とつっこみを入れると、「あそこで踏ん張ると軽傷が重傷になる」とクジキ慣れているかみさんは仰る。たった1cmもない木の根の段差なのに・・・。やっぱ歳。  

日光の清流は、捻挫の足を冷やすにももってこい。

このまま戦場ヶ原の散策は続ける!と不動明王のような顔で睨むかみさんだが、さすがにおんぶは勘弁願い、林道脇で見つけた枝で国宝級の杖をしつらへ、かみさんにあてがったのであります;;;

この後、本人は迷いなく赤沼を目指し歩ききったのですが、帰宅後の翌々日整形外科で診察してもらったところ、僕のみたて通り軽い骨折でした。捻挫は腱を伸ばしたときに腱に引っ張られ骨の一部を剥ぎ取ってしまうので「骨折」と診断されることが多いのです。。。。やっぱ歳です。
日光にはすべてが揃っている。水・温泉・緑・空・光・静寂、そして風。

あまりにもメジャーなので見落としがちだが、奥日光の自然は豊で深い。

ここに来てバードウオッチングする人が目立つ。特に年輩の女性が。 日本も観光の質がだいぶ上がってきたように感じます。

(pm 11:53)
あっという間の六月。  ということは今月下旬は夏至 

一年という単位は絶対ではなく、年々短く凝縮してゆくようです..........................

みなさまも怪我にご用心
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