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『トランジスタ・ラジオ』 作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 |
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You Tube | Woo 授業をサボッて 陽のあたる場所に いたんだよ 寝ころんでたのさ 屋上で たばこのけむり とても青くて 内ポケットにいつも トランジスタ・ラジオ 彼女教科書ひろげてるとき ホットなナンバー 空にとけてった ああ こんな気持ち うまく言えたことがない ない ベイ・エリアから リバプールから このアンテナが キャッチしたナンバー 彼女教科書ひろげてるとき ホットなメッセージ 空にとけてった 授業中 あくびしてたら 口がでっかく なっちまった 居眠りばかり してたら もう 目がちいさく なっちまった ああ こんな気持ち うまく言えたことがない ない Ah 君の知らないメロディー 聞いたことのない ヒット曲 Ah 君の知らないメロディー 聞いたことのない ヒット曲 |
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ずっとアップしてみたかった詩があった.......................... 忌野清志郎の『トランジスターラジオ』だ。 そう、20年ほど前?いや、もっと前だったかも知れない・・・・・横浜文化体育館での彼のライブコンサートに行ったことがある。敬愛する吉本隆明氏が忌野清志郎の大のファンだったこともあり、一度観てみたいな。。と出掛けたのが正直なところだ。彼の詩の素晴らしさに気付いたのは、それから大分経った後だ。実のところ、詩の良さに気付くより先に、そのファッションに僕の関心は向かった。 当時の僕は、ユニセックスと言おうか、非男性的な彼のファッションを見て素直に羨ましいな~と思っていた。とてもカラフルでファッショナブルな彼の装いは、白黒・紺が殆どだった男子のファッション(今も大して変わらない)の常識を破るもので、周りを見渡しても、そういった衣装を扱う店はあるはずもなく、それじゃ~っと一念発起した僕は、お隣鎌倉にある「一日洋裁教室」に通って気に入った生地を選び、ジャケットやセーターを裁縫して、漆で金彩した自作のボタンを付けて仕立てた想い出がある。 |
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![]() (自作のジャケット) |
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清志郎さんの詩をよく聴くようになったのは、ここ最近だった。彼が癌を患っていたのを知っていたのでいつも無意識に「どうしているかな~」と気になっていた。そして、狂信的なファンではないのでその資格はないかな・・・と自分のhpに彼の詩をアップするのに逡巡していた。。 『トランジスタ・ラジオ』 は、ある意味僕の理想とする高校生活の断片だ。 好きな娘と、ちょっと悪るな自分がいて、そして、その彼女に自分の気に入ったヒット曲の力を借りて想いを伝える................この想いを言葉に代えて伝える才と勇気がない自分。すべての言葉を駆使しても伝わりっこない想い。 ああ こんな気持ち うまく言えたことがない ない 僕が一番自分に正直に生きていたのは小学校の頃だったので、悪いことも、異性への素直な心躍る恋慕の感情も思春期には霞んでいた(簡単に言えば愚れられなかった)。その訳は、たぶん小学校当時にもった自己像で「自分は悪い子だ」という無意識は十代後半まで強い倫理性を自分に強いていた様に思う。なので、いわゆる世に言う思春期に、自制を外れた感情を正直に人に伝えることは出来ないでいた。みんなそうなのかも知れないが..............。 だから、この想いの丈すべてをのこさず彼女に伝えるには、 Ah 君の知らないメロディー 聞いたことのない ヒット曲 じゃなくちゃ困るのだ。この世で彼女が初めて聴く曲じゃなくちゃならないのです。 |
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いや、こんなにもホットなナンバーと君を重ね合わせグッときている僕をよそに、君は知らん顔して教科書を広げている・・・・そんな自分と彼女への想いの乖離を歌っているのかも知れません。 誰にもあるのだろう、もっと勉強しておけばよかった・・・きっちりスポーツをしておけばよかった・・・もっと正直に羽目を外しておけば・・・もっと恋しておけば・・・・本当はまだまだ出来たんじゃないか・・・・そんな思いが。 忌野清志郎の詩を聴くと、いつも、そんな思いに駆られる。 自分に正直に生きる..................これが、忌野清志郎の詩に込められたメッセージだ。 お疲れさまでした。 そして、ありがとう! (合掌) |
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You Tube | 『スローバラード』 作詞・作曲:忌野清志郎・みかん 編曲:星勝・RCサクセション 昨日はクルマの中で寝た あの娘と手をつないで 市営グランドの駐車場 二人で毛布にくるまって カーラジオからスローバラード 夜露が窓をつつんで 悪い予感のかけらもないさ あの娘のねごと聞いたよ ほんとさ 確かに聞いたんだ カーラジオからスローバラード 夜露が窓をつつんで 悪い予感のかけらもないさ ぼくら夢を見たのさ とってもよく似た夢を |