第2回 Tokyo American Club 個展 DM原案 |
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いよいよアメリカンクラブでの第2回展示会が始まります。 高輪の岩崎邸にあった仮の住まい(あれでプレハブとはこれ如何に;;)から、リニューアルされた南麻布の Club での展示となります。以前の Genkan Gallery とは違って、新しい Frederick Harris Gallery は、タブローというか壁面作品の展示空間が大半を占めます。なのでオブジェというかファインアートが中心になりそうです。 工芸品としては、お椀などと比べ厨子は自由度が高いのでメインステージに鎮座することになります。 |
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第2回 Tokyo American Club 個展 DM原案 |
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今日、漸くこの地の我が家の登記の準備が整った。我が家のトイレは古民家故未だに汲み取り。そこで、市や県の空家活性化補助の申請をしたまでは良いのですが、提出書類の細かい指定が煩雑で何度役所の方とやり取りしたか忘れるほど。古民家なので住んだ方々の履歴が明確にならない事情もあり、この家が僕の所有であることを近隣の方二名に証明して頂かなければならない。それも実印の捺印付きで。 赤の他人の家の所有権を、実印入で保障するご近所の方がいるとは当初思えませんでした。土地家屋調査士の指南で、先ずは区長とその奥様にお願いするしかない・・・ということで、都会では先ずあり得ない暴挙?に打って出ました。内心びくびくでしたが、調査士の方に、僕が区長のお宅にお願いに上がる前にきちっとした説明をしておいて下さいと逆指南?したこともあってか、本日わざわざお二方の実印を捺印された書類を区長さん直々に届けに来て下さった。ちょっと感動ものでした。 早速、夕方お礼に鶴亀の古文字椀をお届けに上がった。 喜んで頂けたのか、買い物をして帰宅すると玄関前に「秋の味覚です」と書かれたメモと一緒に栗や野菜が届いていました。感謝。 |
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個展準備で仕事に集中しなければならない時期なのですが、そんなこんなで今日一日は潰れてしまいました。まっ、こんな事もあるかなと。。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
結局、上のDM原案はギャラリーの運営委員会から承認されませんでした。というのは、当該クラブの規約を謳っていないという理由からです。こういったクラブの原則を守る基本姿勢は、先ず日本にはない。僕自身は、こういったスタンスは好きだ。何だかんだ言ってもアメリカにはきちっとした筋を通す原則があり、それをなあなあにせず毅然と通すところは学ぶべきところが多い。 ということで忙しい中、改訂版のDMというか、post card はスペース的に無理なのでカタログ形式の二枚折りのパンフ原案を制作し、ただ今承認待ちです。考えてみれば地図の表記もなく、初めての人にとって余り親切なものではありませんでした(反省)。でも、なかなかお洒落なパンフが出来たと思います。請うご期待。 |
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駐車場での工作 |
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明日朝は、ラストツーの漆搔き(裏搔き)になります。残すところ、あと二回で今年の漆搔きは終了です。気合いを入れて臨みたいところですが、台風の影響が多少あるのでお天気が心配です。。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ごめんなさ~い。個展前でフリーズしてます;;個展の準備以外の野暮用が多く何かと儘なりません。 生活拠点を移すということは、こういう事なんだな~と今更ながら気付いた次第です。 |
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岡本師匠とお弟子さんの竹内君 |
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先日、「裏搔き」といってシーズン最後から二番目の漆搔きがありました。上の↑動画は、この秋「やくの木と漆の館」のイベントに展示される搔き痕の残った漆の木の伐採です。 本当は、最後の「止め搔き」という段階が残っているのですが、来館なさる方々にプレゼンするための伐採です(ちょっと勿体ない?)。 |
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認可が下りたDM(表面) |
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Tokyo American Club の担当者が代わってちょっと混乱しているとの連絡が入り、漸くパンフの許可が本日下りました。若しかすると印刷の仕上がりが遅れ、皆さんのところには会期が始まってからDMが着くことになるかも知れません。11月10日までと会期は長いのでご理解の程。 僕の記事がTokyo American Club の web site にアップされました。以下 ↓ ご覧下さい(ちょっと解説に意味不明のところがありますが、厨子の説明は難しいようです)。 http://www.tokyoamericanclub.org/activities-a-amenities/ frederick-harris-gallery.html |
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DM(内側面) |
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さて、個展間近で余裕もなくなってきましたが、週2日程、漆搔きの竹内君のサポーがあり心強い味方・・・・・・のはずでしたが、村上春樹から始まって東浩紀・宮台真司・斉藤環・三木 成夫・宮崎駿・宮沢賢治、縄文の漆工芸と昨今の工芸、現代美術、政治状況、車のデザインそして、小林秀雄・中原中也ときて吉本隆明さんに至るまでと、もう多岐に渡って話が展開してしまうので仕事になりません;;;僕の住むこの地は、皆さん10時にはお休みになっているようですが、話が盛り上がって1時過ぎまで喋っているときがあります。個展準備が遅れているのは間違いなくこの事が原因でしょうか。。(冗談です♪)。 以前、息子と夜中まで話したことが懐かしくダブってきます。 |
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