さて、来月に控えました企画展以下 ↓ の内容に決まりました。


なんと山田節子さんとの対談ですが(そんな大袈裟なものではありません)予約制で、たったの7人だそうです。たぶん定員オーバーで入れると思いますので奮ってご参加下さい。参加費は1000円也です。併設の茶房ori HIGASHIYAにてお茶とお菓子を頂きながら・・・ということになりました。
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ギャラリー ル・ベイン特別企画展 「山田節子が選ぶ 器量ある7人の仕事」

12/4(tue)~12/23(sun)
11:00-19:00
入場無料
         le bain アクセス

ギャラリー ル・ベインでは「山田節子が選ぶ 器量ある7人の仕事」特別展を開催いたします。

確かな技と美意 識で、時代の波に流されることなく、それぞれの視点で確かに積み上げてこられた格別な7人の作り手の仕事を一 堂に集めた作品展です。

当ギャラリーを始め様々な展覧会を40年余手がけてきたライフスタイルコーディネーター・山田節子が1977年に 企画し当時話題を集めた展示会「日本人の食器展」(銀座松屋)を軸に、経済優先型の社会状況の中で忘れられ ていく日本特有の美意識を下敷きに、現代に似合う用の美として多様で確かな器の数々をご覧いただきます。

『なにげない献立のひとつひとつを豊かに受け止めてくれる器。 使いやすく、盛り映えがする器があることで人の心や日々の暮らしがどれほど膨らみ、育まれることか ― 』 「確かな日常茶飯」(山田節子著)より

本展は、今年の6月に岐阜県多治見市のギャルリ百草にて開催されたものですが、東京での開催をとの声を多 数いただき、年迎えの器を新たに加え開催の運びとなりました。

確かな技と美意識で、時代の波に流されることなく、 それぞれの視点で確かに積み上げてこられた格別な7名の作家による器量ある仕事をお愉しみいただく企画となります。是非、この機会をお見逃しなく。


■イベントのお知らせ

「三者三様 それぞれに際立つ漆の話」全3 回
併設の茶房ori HIGASHIYAにてお茶とお菓子を頂きながらお話を伺います。

・12/ 9 (日)14:00-15:00 話し手:東 日出夫
・12/ 15(土)14:00-15:00 話し手:十時 啓悦
・12/22 (土)14:00-15:00 話し手:矢沢 光広

定員:各7名(予約制)
参加費:各回1,000 円
申込先:03-3479-3842(ショップMITATE)

好評だった多治見の「ギャルリ百草展」の東京版です。百草さんでは、他の出品者である大先輩方々に遠慮して抑えた作品の出品でしたが(そうでもないかな)、今回は厨子をはじめ、普段の僕らしい作品を出したいと思っています。

12/9(日) 14:00~15:00 企画者の山田節子さんと僕との対談があります。たぶん定員オーバーで、みなさんも交えてのお話しになると思います。参加費1000円の予約制ですので奮ってご参加下さい。内容は、「装飾」の話になるのでは・・・・・。 お待ちしています♪
   
そして、お待たせしました! 『恵比寿重』仕上がりました。

納品を急いでいたので撮影が粗くなり上手く撮れてません。うっかり裏の刀痕を撮り忘れました;;いい調子だったので残念至極。


ほんとうは、le bain さんでの企画展に『恵比寿彫二段重』も出したかったのですが、この春のSAVOIR VIVREでの個展のオーダーを仕上げなければならないので、ちょっと無理でした。一応企画展での僕の売りは「装飾」なのでぴったりだったのですが、いかんせん手間が掛るので間にあいっこないです(気持ちは前のめりに出すつもりでいましたが、急に決まったので無理でした)
 
 
  ちょっと仕事と野暮用で更新が遅れている内に、政界の方はとんでも無くぐちゃぐちゃになってきました。鳩山さんもお辞めになるということですし、どうなっちゃうんだろう・・・・といった感じです。


僕自身は、鳩山さんは今でも民主党で最もまともな理念を持った総理だったと思っている。小沢さんも、引けを取らない位優れた政治家だと今でも思っている。お二方ともアメリカの顔色をうかがった役人に(真相はアメリカに)潰されてしまったということになるのだろう。鳩山さんで言えば、親子でアメリカに潰されたことになり気の毒だし無念だと思う。



たぶん第三極といわれる雨後の竹の子のように湧いて出て来た新党は、今後離合集散を繰り返し、正しく第三極に向けて収斂していくのだろう。。今回の選挙は、ほんと難しい選択を迫られる。こういう時は、なにか一つの問題に特化して、その問題に対してとる政策が、自分の大切に思う理念に適っているかどうかで決めるしかないのではと先ずは思います。



それにしても「世襲は許さない」とか、自民党との差別化を狙って「鳩山さんを切れば選挙に向けて良いイメージを醸成出来る......」との考えは、誠に浅はか。逆に作用すると思うのだが、民主党執行部は何を考えているんだろう。。イギリスのように親子で同じ「区(地域)」からの立候補は禁止する、つまり親のリソースをそのまま受け継ぐのは、平等性に欠ける・・・とする世襲禁止案ならば理解出来るが、ただ単に世襲は何でも禁止とするのは憲法違反じゃないのかとさえ思う。古川さんみたいに優秀な民主党員もいるのに、このまま民主党が液状化して溶解してゆくのは期待していただけに忍びないな~と思う。
 
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世の中確かに右傾化しているのかも知れない。

アメリカからの軍事的自立を目指すとすると、慎太郎の核武装論も論拠はある。僕らの無意識を覗くと、案外それを望んでいないともいえない。慎太郎が、大阪の橋下さんの維新の会と組んだことで支持率は鰻上りで民主党を超えた。もはや暴力性を帯びないと世の中を変えられないのでは・・・・・と、かなりの人々が思い至ったということになるのだろうか。これじゃ船中八策どころか新撰組になってしまう。



橋下さんには、深いところに、ある種「憎しみ」のようなものを持っているように感じるし、慎太郎にはある種「臆病さ」を感じてしまう。結果として、過剰な防御というか過剰防衛のように見える。


そもそも原発をコントロール出来ない国が、核をもったら危険だとアメリカを始めとする嘗ての戦勝国が考えるに決まっている。橋本さんが「総理になった石原さんの顔が見たい」といったが、仮にそれが実現したとしたら、それこそ機密諜報部が黙っていないと思うので、正直慎太郎は、早くこっちの世界(文学・芸術)に帰ってきた方が良いように思う。でも慎太郎は、その方が名誉だと思っているんだろうな~。。
 
  マスメディアは、日本国民が「指導力をもって、決めたことをきちっと実行に移せる政治家」を望んでいると伝えている。残念ながら世界の先進諸国もそうはなっていない。どこも悩ましい状況になっている。EU 然りアメリカ然りだ。


大統領選に勝利して二期目に入ったオバマさんとて、わずか600万人のユダヤ系アメリカ人にコントロールされ、ガザ空爆というイスラエルの暴挙を制止出来ないでいる。たった600万人とはいえ、その優秀さゆえ社会の上層部にいて、あらゆる領域で実権を握るユダヤ系アメリカ人の意向に逆らうことはできない。EU もギリシャ問題を抱えているし、日本も世界も悩ましい。



こういった状況の中 le bain での企画展がある。超難しい選挙の真っ最中にだ。何だか世の中落ち着かず、ざわざわした感じのなかで催す展覧会は初めてだ。おまけに師走で忙しい中、みなさん会場まで足を運んで下さるのだろうか・・・・とちょっぴり心配です。


六本木ヒルズから割と近いわけですが、AXIS とは、また客層は違うと思うので僕らしい作品を出す事は当たり前ですが、全くの新作は数点になると思います。
 
   
  実は、この↑「乾漆ぐい呑み」出品しようかどうか迷っています。というのも「緑青」は、その色からして一般的なイメージで毒ではないか・・と思われているからです。小さい乾漆で作られたぐい呑みなので口に付ける。その時抵抗がないかな~と危惧する訳です。実際のところ緑青は全く毒性はありません。でも、その色が余りにも魅力的なので「毒では。。」、と刷り込まれてしまう。そこが悩みの種になっています。大体美しいものには棘や毒は付きものですので、そう思うのも無理はないのですが。  
   
  まあちょっと見、毒っぽいかな。。でも表面はコーティングしてあるし工業指導所に問い合わせて聞いたときの答えも「問題ありません」 というものだったのですが。

さて、どうしよう・・・・・。
 
   
   こちらは出品します。未だ未完成で、内側の塗りは古代朱にしようと思っています。高台の部分は木の目を見せて、極上の透きうるしをもう一度塗ります。そして、今回の仕上げは、錆仕上げではありません。もう少し硬質で重厚に感じるように土(砥の粉)は使わず、もうちょっと粒の粗い炭素質のものを使いました。 良い感じです。  
   
  この椀「室町古典紋彫り大椀」と名付けました。かなり大きいです。丼ほどあります;;隣の乾漆ぐい呑みと比べると良くお分かりになると思いますが、どうでしょう。。  
   
  彫りの入った作品が手元に一つもない・・・ということは、みなさん、その魅力は十分にご理解なさっているということの現れだと思うのですが、なんせ手間が掛りすぎて他の作品を手掛けられなくなってしまう。それがネックだ。彫りだけを続けていることが出来れば、ずっとそうしているのだが・・・・そうもいかない。本当は、もっとみなさんにお見せしたい良い彫り物はたくさんあるのです。でも、身体は一つしかありません。そして時間も限られています........  
    
ちょっとブレイク。

今日、久し振りにいつもの公園にボールを蹴りに。。何とめずらしく、うら若き乙女に一緒にボールを蹴ってほしいと懇願されました。なでしこ japan フィーバーは定着しているんだな~と嬉しくなりました。僕がカラーコーンでドリブルの練習をすると後をついてきます。このままだと練習にならないな。。と「じゃ、ゲームやろうか」と急遽路線を変更。


みめ麗しい娘が相手とあらばここは手心を加えて・・・・という訳には元コーチとしてはいきません。ハンディは付けるもののプレーはマジです。でも、2:1で負けてしまいました;;;

この娘やたら集中力があって足も速くバネもあります。おまけに無茶苦茶タフなのであります。「おじさんちょっと疲れた休憩;;」・・・・こんな風に僕から休憩をとったことは初めてです;;

「君、澤さんになれるよ」と言ったら可愛く微笑んでいました。「おじさん ALL Z というチームのコーチだったんだぜ」と言ったら「あっ、お兄ちゃんが、この前”あずみ”さんていう凄い上手いコーチとミニゲームやったと言ってたけど・・・・」「あ~若命(わかめ)君は、君のお兄ちゃんか”あずみ”じゃなくて”あずま”っていうんだ」・・・・・そうなんです、僕のコーチをしていたチームの娘でした。「いい苗字してるね~」といったら「みんなにワカメ・ワカメってバカにされる。。」とコボシテいたので「若い命なんて素敵な苗字だよ」と伝えると矢継ぎ早チームの状況や今日やった試合形式を地面に書いて説明するのです。女の子は違うな~とつくづく思いました。おまけに、そろそろお仕舞いにしようかと思ったところで、何とこっちの動きを察しカラーコーンを片づけ始めるではありませんか・・・・もうびっくりです。まだ一年生なのに。感心しました。

自分の子は息子二人だったが、一人くらい娘も欲しかったな~と。そういえば、かみさんは女の子が欲しくて頑張ったのですが、三人目は出来ませんでした。残念。
 
この壁に向けて、ボール蹴ってます






















いつもの広場
 
  膝の調子も今一つなので、若い乙女に鍛えられたこともあり早々に引き上げることにしました。このところ物忘れは激しいし(もともとだと言う話しも.....)歳のことばかりが気になって凹んでいましたが、いつものことですが、子供からはパワーをもらえます。楽しかった~。これで仕切り直して、来週からは企画展の仕上げといきたいと思います。
 
  さてDMですが休日が入ったので、みなさんのところには月曜日に着くはずです。 le bain さんは、ちょっと駅からは離れているのですが、素敵な空間なので是非お出掛け下さい。
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広場への道
 せっかくの機会なので、前に放り出した未完成の乾漆も、この際出品しようかなと思案しております。
 
きのうSAVOIR VIVRE店長から電話がありました。その内容は「さっき岡ちゃんが来店なすった」というものです。もちろんサッカー元全日本監督の岡田さんのことです。そうなんです、岡田さんは我が町逗子市の住人であります。僕も桜山郵便支局で自分が割れないようサングラスを掛けて、蹴躓いて局内に入ってきてバレバレだった彼に出くわしたことがあります;;TVで観るのと違って実物は背が高く思いの外格好いいのです。



丁度カウンターの前に扱っていた著書『確かな日常茶飯』(山田節子が選ぶ 器量ある7人の仕事」)をお見せして「東逗子に住んでいる作家さんで、今でもシニアサッカーを続ける方で、よく監督の話を聞かされます」と僕を紹介して下さったとのこと。岡ちゃんが AXIS のSAVOIR VIVREに来るとは福の神?なんとも嬉しいおはなしでした。



さて、展覧会の期日が迫ってきますと、特別焦っているというわけではないのですがHP更新の余裕がなくなってきます。次は仕事場の今をアップすることになりそうです。おまけに選挙モードにもなってきますし、師走モードが拍車を掛けてせわしなくさせます。そろそろ腰を据えて百花繚乱の新党を厳選したいところです。僕も少しずつ絞り込みが出来つつあります。やはり政策が明確なことが一番ではないでしょうか。



ということで、早く膝を治してボールを思いっきり蹴りたいな~と若干歳を感じる今日この頃であります。

では、では。。
 

このベンチでサッカーの自主練後休むのも、あとどのくらいでしょうか・・・