le bain 出版パーティー
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2009 & 2010 Today's image index
 12月07日、先日発刊された山田節子著「確かな日常茶飯」(発行所:株式会社トゥイン・山田節子企画室 ¥1600)の出版記念パーティーが le bain であった。
 
六本木ヒルズ
 タモリの「坂道の本」を頼りに麻布十番駅から le bain へ歩いて1時間半掛った経験を持つ僕としては、ちょっと迷ったが、地図で確認すると道順さえ間違えなければ距離的には近い。そこで、意を決して麻布十番駅から歩いてみた。



正解でした。結構近かったです。

ただタモリの言うようにかなり坂道がが多いです。六本木ヒルズは、AXIS の客が奪われたと言うわけではないが、あまり良い印象がない。でも夜景は文句なく美しい。
 
le bain 中庭パーティー会場












 寒い中、出版記念パーティーは、結構な数の方々がお見えになった。これは山田節子さんの人徳。すっかり忘れていた何十年振りかの知り合いにも出会え、まずは出席してよかった。


続いて12/09(日)に、僕と山田さんのお話の会という茶話会があり、道に迷って遅刻して(le bain は、無茶苦茶アクセスが悪く申し訳ない)間に合わなかった優秀なキャリアウーマンNさんを除く7名の方と1時間を共有した。

折角いらして下さったのに、1時間では幕の内弁当のような内容になり恐縮です。なるたけ盛りだくさんの内容にしようというプレッシャーが掛り、つい早口で捲し立ててしまう。反省してます。参加して下さった皆様、ほんと師走の超~忙しい中、時間を割いて頂きありがとうございました。

落書き錫研き折敷」に添えられた HIGASHIYA さんの和菓子..............ぴったしでした 
時間がなく、話を「装飾」 にまでもってゆけず、ちょっぴり悔いが残ります。

焼き芋 
ストーブが活躍してます。



エアコンよりお湯が沸くストーブが好きだ。

エアコンは、部屋が乾燥することも漆の工房としてはネックになる。でも無茶寒い日は、両方とも使うこともある。そんな冬がやって来た。


ヤカンだけでは勿体ないので、銀紙に包んで焼き芋を。。
  西麻布の le bain での企画展が始まり一週間経った。ようやく溜ったオーダーに移れホッとしている。それでなくとも師走は、何かとせわしない。夜のフットサルもちょっとご無沙汰だ。ボールを蹴れないのは、心身共に良くないので努めてウォーキングや体幹トレーニングをするようにしている。  
 
いつも夜なべをしているのだが、ここ二日ばかりは所属するサッカーチームの会計報告書を作成している。この歳になると、先ず、春の記憶は欠如している;;メールやら振込履歴書(これを作成していたので救われた♪)で照合を済ませ先程完成。ホッ。。



ここ数年川崎シニアリーグの役員をしたり、チームの会計係や世話人をやってきた。それなりに得るものも多く勉強になったが、自分の時間は間違いなく減る。来期は母体となる「幸40’s」のGMだけ担当し、あとは退任するつもりでいる。


そして今、我が町逗子市の WEB MUSEUM を立ち上げようと目論んでいる。というのは、我が町には、逗子市の宝と言ってもいい御年96才になる郷土研究家がおられる。その方は、長年この地に郷土博物館をつくる運動を続けてこられた。昨今の情勢で行政には予算もなく、この春「逗子に郷土博物館を作る会」を解散なさった。


どう考えても、今地域でハコモノを作る予算は先ずない。そう、人口58000人規模の逗子市に今、郷土博物館を建てるリアリティーはない。だとしたら、WEB MUSEUM を立ち上げれば良いだけではないのか・・・・・。もの凄くシンプルな妙案だと思うのだが如何でしょう。


いま僕の住む沼間三丁目には、「お互いさま沼間三」サポーターというボランティア団体がある(もちろん僕もメンバーの一人です)。逗子市には、同じ様な団体がほぼ全ての地域に存在する。やることは、主に一人暮らしのご老人やハンディーのある方々のサポートが中心だ。何が出来るのかは、サポーターというボランティア各人によって違う。このサポーターという人材を有効利用しない手はない。そこにはPCに詳しいとか、Microsoft Office に長けてるとか、たくさんの多種多様な特技を持った方々が登録を済ませているはずなのだ。
 
僕のPCの待ち受け画面.........川崎の養護施設.石井岳さんのドローイング(無茶苦茶格好いいです)
  年が明けて落ち着いたら、この96才の黒田さんという女性にコンタクトをとるつもりでいる。そして、逗子市民のリソースを一部お借りして WEB MUSEUM を立ち上げたいと思っているのですが・・・・・・(そんな暇があるなら仕事しろ?)。


実際のところ、郷土逗子の民族史を冊子に纏めても読む方は限られる。以前僕も何冊か逗子の郷土誌を本屋さんで手に入れたが、厚さ5mm程度で¥1000した。今のマーケット事情では、その位の価格にどうしてもなってしまうのですが、これでは手にとって下さる方がいても、お金を出して購入するまではいかないと思う。


ならば、同じ内容のものを web でアップしてしまえば、ネット検索で多くの方が探し当てることを十分期待出来る。そして、一度アップしてしまえば、ほぼ永久にネット上に残る。つまり フリーな OS Linux や Wikipedia と同じように、参加者全員で随時更新して行くというシステムを構築出来れば 完璧 だ。
 
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そうこうしているうちに政権交代が起きてしまった。これからの政治は、政治家にお任せは出来ないことは、前回の総選挙で国民全員が理解したはずだが、一般の市民は、毎日の生活をつつがなく過ごすことでいっぱいいっぱいなので、やはりお任せになってしまうのだろう。



僕自身、今度の投票は前回とほぼ同じだったが、民主党などは、結党の主軸だった鳩山さんや小沢さんが離れてしまい、「自民党野田派」と言われるくらい政党の内容自体が変ってしまったので、民主党の解体は仕方がないのかなと。。



それにしても小選挙区制は、振り幅が大きすぎて、どの党が政権運営しても短命に終わることが必然になると思う。それでなくともグローバル化の世の中は、EU しかり、アメリカしかり、どの国でも、どの政党がやっても運営は難しくなる。この流れは止まりそうもないので、日本はこの先ますます厳しい状況になるのは必定だ。
   
  済みません、セキュリティーソフトがブロックしてHPのファイルを転送できず更新が出来ませんでした。

原因が分らず奮闘。このクソ忙しい時期に一日潰しました。

結局、プロバイダーのサポート担当の方も原因が分らず、ソフトを入れ直して解決。PCもネットも一般化して十年、未だ未だよちよち歩きの段階だな~と実感しました。


そう、選挙でした。まだ二日しか経ってないのに、随分と前の話のように感じるのは何故?

自民党が政権奪還したとき「やっぱ日本人はバカだ」・・・と一瞬思春期の頃の自分にタイムスリップしたのですが、冷静に考えると、そこまで日本人はひどくはなく、支持票を分析すれば妥当な数であることで、自民党一人勝ちの訳が小選挙区制にあったことに気付き冷静さを取り戻しました。



ある新聞記者が言ってました「前回と今回の選挙で、国民がノーと言えば、時の政権を転覆できることを日本国民が知った画期的な出来事だ」と。そういった言い方も出来るのかと感心しました。でも、こういうのってポピリズムなんじゃ。。

良いような、悪いような複雑な心持ちです。
 
 
  景気対策も大事ですが、それより多少貧しくてもホームレスに転落しないで済むセーフティーネットが、きちんと確立している社会の方にシフトした方が良いと思うのですが・・・・・・。グローバル化が進む先進国社会で、尚かつ新しい業態を推進するわけでもなく、旧態依然の業態を未だに保護している日本では、景気なんか良くなりっこないと思うのですが。。



阿部さんは、インフレターゲットを設定して景気を上向きにし、デフレを脱却すると仰ってますが、僕が信頼する経済通の方々{ 『デフレの正体』の藻谷浩介さん(日本総合研究所 調査部 主席研究員)や『デフレの真犯人』の北野 一さん(J.P.モルガン証券株式調査部チーフストラテジスト)}は、ざっくり言うと給料を上げて (特に若い世代の)国内消費を活性化させることがデフレ解消の正攻法ということ。細かく言うことは紙面が足りないので止めます。



何れにしても、良かれ悪しかれ先進諸国で生活する我々は、最早政治家にお任せするのではなく、それぞれが、それぞれの立場能力で国の運営を熟慮しなければならない状況になった。でないと、政権交代が、こうも簡単に起きてしまう「今」、責任の主体が政治家ではなく、われわれ国民であることに、僕らはもう気付かなければならない。民主主義とは、想像を超えて大変です。
 
     
  12月20日(木)   (昔のこのページを見たら1/10位の長さだったので日付で区切ることにしました)


僕の所属する伝統工芸界は、その生産性の低さや、現代の生活スタイルからの乖離で 、最早業態としての存続は難しいかも知れないと思います。寂しい話ですが、産業としてペイ出来る条件が、最早限界を超えていると考えられるのです。なので、もの凄く付加価値を付けることに成功しない限り存続は無理なのではないでしょうか。ただ、伝統工芸品を扱う職業は、作家に特化して何とか存続はすると思います。


従って、異論はあるでしょうが、柳宗悦の提唱した「民芸運動」なるものは、完全に幕を閉じ、その賛同者から辛辣な批判を受けた「作家」という在り方、あるいは同じ様な構造をもった生産スタイルしか、所謂伝統工芸は存続しないと言って良いのではないでしょうか(僕自身は、民具も李朝ものも大好きですが......)



重厚長大産業からも、白物家電からも、そして自動車産業からも抜け出せないでいる日本。それらの産業界が既得権を離さず、新規参入を阻害する要因になって久しい。産業の構造改革が全く進まない日本。この状態でどうして景気がよくなるといえるのか。。



突っ込み所満載の阿部さんだが、リベンジを果たせる自民党だったんだ・・・・とちょっぴり感心。先ずは、お手並み拝見ということになるのでしょうか。始めからケチを付けるのも何なので、ここは暫く静観ということで。


ということで、紙面・・・じゃなくて web space が長くなりましたのでこの辺で。
 
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