senior-kawasaki.com のロゴ入りジャージ
 
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ここ最近、お気に入りのウェアにオリジナルのロゴを刺繡で入れるのがマイブームになっている。所属しているシニアサッカーチームの事務局の方が引退されたことを受け、記念品を贈ったことが切っ掛けになった。

オリジナルロゴの入ったジャージを着てグランドへ出ることで、「役員になると、あれが着られるのか♪」と、面倒で敬遠される各役員への動機付けになればと期待しているのだが、なかなか現実は厳しい。


ここに来て、スポーツメーカーがデザインした、スポーツ以外でも充分着られるファッション性の高いウェアが多く出回っている。気軽に着られてスポーティー、おまけにお洒落・・・ということで人気上昇中とのこと。
 











 
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僕は凝り性なので、一度填ると飽きが来るまで続ける癖がある。なので息子から誕生日プレゼントで贈られたナイキのジャージにも、こんどはカラフルな色分けでと入れてしまった。どちらも、結構気に入ってます。


もちろんプロに入れて頂いています(埼玉の「KEI刺繍興望」という刺繍屋さんです)。まだ自分で細工するところまで至っていません。怖いことに気付いてしまった;;;

25年ほど前、SAVOIR VIVREのDMに使われた僕のサイン
普段着るモノで流石に senior-kawasaki.com はないだろうと、今度はポロシャツにurushi-art.net を入れたくなり、ついでに自分の気に入っているサインも・・・ということで、25年ほど前にSAVOIR VIVREの個展DMに使われたものを左胸に入れてみた。

自分の作品にサインを入れないくせに、何故・・・・と突っ込まないよう;;その訳は、一日も早くお客様の手に届くように・・・ということでサインを省略しているだけですので(仕事が只遅いからという話もあります;;;)。
 

urushi-art.net original logo / My sign Polo









 
これ ↑ 現物は、けっこう気に入ってます♪



最近の状況は、ありとあらゆるものが世に溢れているので、成るべく人とカブラナイものを身につけたいと思うが、これが難しい。おまけにセンスの良いアイテムを選びたいが、これも限界がある。お金が有り余るほどあれば、イタリアの有名ブランド品の中からチョイス出来るが、現実そうもいかないので、ならば自分で工夫してオリジナルに近いものを・・・となる。

少ないお金で生活を楽しむのは人生を豊にすると思うのだが・・・。
 
 
さて、ここに来て大分梅雨らしくなってきました。

若かった頃は、じとじと降る雨は嫌いだった。先ず外でボールを蹴れないし、何か鬱陶しいな~と、出来れば勘弁して欲しいと唯々梅雨明けを待っていた。でも、この歳になると不思議とウェットな気分も何となく落ち着いて悪くないと思う。雨音もなかなか心地好い。



今年は、日曜日の雨が多く、僕の所属している川崎市シニアリーグの試合が流れてしまい運営委員としては頭を悩ませる。おまけにグランドを確保することが難しい状況も続いている。

川崎市は、昨年まで財政再建団体に転落することのない全国で唯一の市だった(今年は未だ資料を確認してません)。その割には公共施設としてのスポーツ環境は悪い。芝のグランドは、数カ所しかなく、お隣横浜市と比べても極端に少ない。僕が所属する川崎市シニアリーグの活動場所である東扇島は、一昨年までかなり融通が利いて余裕を持って運営が出来たが、昨年からサッカー以外のイベントにも使われるようになり、我々シニア委員会としては悩みの種になっている。
 
 
やはりと言うか、梅雨の話をすると何か湿っぽい感じになるのは何故でしょうか・・・恵みの雨なのに。。



ご存じの方もいらっしゃると思いますが、漆という素材は、湿気つまり水分がないと乾きません。正確に言うと 、H2O と化学反応を起こして硬化する・・というのが実相です。なので、梅雨時が一番乾きが良いと言うことになります。というより乾きが早く進行しすぎるため、表層と深層で乾く速度が違って進むので「ちぢみ」といって皺が出来てしまうというトラブルがよく起きます。 



僕ら漆を扱う人間には、「乾きがいい」ことはとても助かります。只でさえゆっくりと硬化する漆ですが、乾燥して気温が低い冬など、なかなか乾きが来ず冷や冷やさせられることも多いのですが、その意味で梅雨時は大物をやっつけることが出来て助かります。大きなテーブル等、普通のムロ(漆を乾かすための部屋)には入りきらないので、これは作業場で漆を塗り乾かさなくてはなりません。なので梅雨は特別効率よく漆が塗れる唯一の季節で、本当は感謝しなければならないのですが・・・。



今日も梅雨の晴れ間を縫って、いつもの広場にボールを蹴りに行ってきました。大分コンディションも良くなってきたので、身体が鈍らないよう手術前と同じメニューに近いトレーニングを心臓さんに相談しながらやってみました。 no problem 。

ほんと、汗をかくのは超~気持ちいいです。夏至も過ぎ7時過ぎると流石に暗くなってボールが見えづらくなる。真っ暗の中オジサンがボールを蹴る様は、ちょっと尋常じゃないかも知れません。でもご近所の方々は、闇夜にキックボード代りに壁を目がけて”バン、バン”とボールが当たる音に慣れていると思います。何故って、もうこんなことを20年以上続けているのですから..........。
 
 
そう、今次男の耕介が冬休み?を今頃とって帰ってきています。でも、昨日・今日と久し振りに大学当時の親友達と彼らの地元八王子に遊びに出掛けています。「晩飯は、俺が作るカレーだけど喰うか?」と聞いたところ喰うというので、ポークを嫌みなくらい厚く切って入れてやりました。息子には辛すぎたかも知れないけど、お代わりをしていたので、お味の方は先ず先ずかなと。。。



「風呂沸いてるぞ!」と言ったところ厳密にも「さっき、数パーセント入ってきたから」と、らしくもなくアカデミックな返事をする・・・・・。「あと数パーセントはどうすんだよ?」と聞き返したところ「だからさ、スーパーせんとだよ!」だと;;それを言うなら「スーパー銭湯」だろうが、変なとこで切るから「数パーセント」になっちゃうんだよ。。  「夫婦して同じ事言うね」....だとさ。 じゃんじゃん
  
   
天気予報の確立が目に見えて落ちている。「曇り時々雨」などという、日本流の実に曖昧な表現から日本のアイデンティティーは形成されるのでしょうか。。気候風土が、人間性を形作るのは案外納得できたりします。このところ世界中が、熱帯気候に近付いていて、あちこちで豪雨が襲い、竜巻やら土砂崩れなど連日報道されていますが、世界中が切れやすく?成っているのでしょうか。そんなことはないと思いたいところです。



2012 EURO が終わってしまい、何だか祭の後の気分で寂しい感じですが、もうじきオリンピックも始まり、また、なでしこ japan の活躍に一喜一憂出来るかと思うと待ち遠しいところですが、心配でもあります。あのアメリカに勝てるのか・・・・、いや諦めない姿勢は今も健在なのでやってくれるのでは・・・・・ EURO のスペイン代表のように、体調を決勝に照準を合わせる位成長していれば良いのですが。。
 
 
去年の今頃は、雨といえば”放射能”と直結していたのですが、慣れというのは恐ろしいもので、未だ福島原発は、現在進行形の放射能災害にも拘わらず以前ほど注意を注がなくなってきている。人の脳は、注意喚起し続ける様には出来ていない。それは、ストレスが溜りすぎるとオーバーワークでフリーズし脳を休めるように出来ているから。だから、過去の壮絶な被災体験も歴史の中でその記憶は希薄になり、やがて無かったかのように消え去る。



昔の人は、その辺をよ~く分っていて、健忘なる人間達に繰り返しその惨事を思い起こす意味でその地の名を津波に纏わる語を指定し地名とした。これも先人の知恵なのだが、それ以上に忘却の方が勝っているのが人間のようです。


ちょっと前、郷土史家がTVで指摘していた。それによると・・・・・釜石、塩竈(しおがま)にある「かま」の文字の意味だが、これは「津波が土地をかむ」という名残だということ。同じように、鎌倉の「かま」も、津波に関係のある地名ということ。大阪の「浪速」も同じ意味で、街のど真ん中に相応しくなく、嘗て津波がここまで来た・・・そのメッセージを込めて付けられた地名。


事ほど左様に、地名には先人の深いメッセージが込められているので、「さいたま市」とか「むつ市」(陸奥) 「つがる市」(津軽)「上北郡おいらせ町」(奥入瀬)など教養のないこと甚だしい事務的な処理で、これだと地域の重要な出自が全く辿れなくなってしまう。これは、実に情けない話だ。同じ意味で福島の双葉群も町村合併で生まれた地名だが、元は、標葉郡(しめはぐん)と楢葉郡(ならはぐん)と合併し双葉郡となった。そして、標葉は津波をしめ出すという意味がこめられているという。「葉」が二つ共有しているから双葉・・・・とは、あまりに安易。でも、もしかすると「葉」も「波」だったかも知れない。
 
先日、上の画像(昨年石巻に寄った際撮ったものです)に写っている津波に流された石油タンクが、津波を思い出すので・・・と言うことで(一部津波を忘れないように遺すべきだという声もあったと聞くが)撤去されたと報道された。やはり人は恐怖には勝てない。致し方ないのだろう。同じ意味で地名も時代と共にどんどん込められたそのメッセージが失われていく。大滝町(元は鉄砲水で土砂崩れが多かった地域)は大多喜町になるし、縁起でもない地名は、健康で明るいイメージに改名してしまう弱さが残念ながら人にはある。「何で悲惨な史実が、ちゃんと伝わり遺らなかったのか」という疑問の回答がまさしくそこにある。


そう言えば、以前この地を離れて地方に安い土地を求めて引っ越しを考えたとき、不動産屋さんに注意されたことがある。それは、「たき」とか「あら」とか「みず」という名の地名には気を付けるようにと。詰まりそう言うことだった訳です。人間の持つポジティブな姿勢とネガティブな姿勢を、上手く読み解く知恵を持ちたいものだとつくづく思います。
 
 
自分のお気に入りのウェアーの話から始まって、津波の話で終わるとは全く予想も出来ませんでしたが、話が飛ぶのはいつものことですので、ここはご勘弁を。
 それにしても、先日出た国会の福島原発事故調査委員会の回答「原発事故は人災」という結論は見事でした。やはり関係者ではない第三者が検証することで、初めてバイアスの掛からない真実に近い実相が見えてくるのでしょう。世界も注目する日本の事後処理能力に関して、ドイツには未だ未だ劣りますが、いくらかポイントを上げたと思います。



本日は七夕。今年も雨で織姫星と牽牛星は出会えません。でも、もともとは旧暦の7月7日、詰り今の新暦8月23日頃のことなので、実は僕らに気付かれないよう、密会のようにひっそりと逢っている訳ですから心配ありません。



梅雨明けまでは未だ暫く掛かりそうですが、僕としては、どうせ本格的なサッカープレーまで、ちょっと先になりそうなので良い塩梅です。体調をしっかり元に戻し、仕事(大分溜ってしまった;;)もサッカーも充実させて行けたらと願っています。



次の更新は、もう少し元気になって取り組めたらと思います。


不順な折、ご自愛の程。
    
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