秋の御大師祭......2015 |
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春秋と、二百年以上続いてきたであろう地元(朝来市山東町金浦)御大師祭の内、秋の祭が今年で中止となることが先日の茶堂護持会で決まった。僕が世話人にあたる年に歴史を絶やすのは何とも忍びない。中止に至る主な要因は、過疎化による人口減少で運営資金が足らなくなったためである。 主要な資金源は、春の御大師祭で恒例の行事となっている護摩行の際、護摩壇にくべる護摩木(「無病息災」等のお願い事を記した木片)を各家庭に家族分を買って頂くことによるもの。これで秋のお大師祭も賄ってきたが、護摩行の前に地域の寺の住職に読経してもらう訳だが、そのお布施も含めて予算が足りなくなった。おまけに今年は、お布施の額も倍にして欲しいという寺側の要望もあり、結局この先のことも考えて中止を余儀なくされたという流れです。 |
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護摩木.....元区長は達筆です |
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護摩は天への供物「護摩」というのは、サンスクリット語の「ホーマ」を音写したもので、「物を焼く」という意味です。 つまり納めた護摩木は、供物として焼かれるのです。 そして、煙が天に届くことで、天は食を頂くことができ、代わりに人に福を与えるとされています。 今では主に天台宗や真言宗など、密教系の仏教宗派が護摩行( |
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地域の今は、残念ながら人口減少による人手不足により、あらゆる行事が縮小する流れになっている。今年の子供会もたったの二人だった。恐らく来年は中止を余儀なくされると思う。今年新入生となった子のお母さんが、フィリピンの方なので文字が読めず自動車免許が取れない。そのため、夏休みの行事である朝のラジオ体操に送り向かえできない。地方は、こういった些細な事情で疲弊してゆく。心ある人は(心に余裕のある人は)人一倍カバーしようと頑張っているが、限度がある。そして、都市や地方の区別なく頑張る人は一部の限られた人に偏る。これも永遠の課題だ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
護摩焚き準備 |
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フリーズしていてすみません。昨日まで大学院のゼミでした。 茶堂は地域のよりどころなので、僕のことだからきっと修士取得後に、地域のHPを立ち上げるでしょうから、その時にまた改めて詳しく触れたいと思います。 |
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護摩師の祭祀用小道具 |