Today's image index 2015
11/24  個展終了
個展  SAVOIR VIVRE
DM 
 ヨルタモリ
あれもこれも 
 「ほぼ日」すごい!
第三回金浦子供会
乾 漆
第21回「うちげぇのアートおおや 
漆のイベントⅡ
 漆の考古学Ⅱ
現代工芸誌「かたち」
茶堂大師祭
 授業開始
 四月一日
 Go ~~ル!
達身寺
忘れるということ 
夏目漱石と吉本隆明 
漆の実情
地域 
吉本隆明のこと
初詣
元旦 
 謹賀新年

Home index 

essay +column+
2009 --2014
Today's image index
あっという間にSAVOIR VIVREでの個展が終了してしまいました。いつものことですが、済んでしまうとしんどかったことなどすっかり忘れています。

自分では気付かなかったのですが、四年振りでした。落ち着きますね~SAVOIR VIVREは。。

自分の予定していた作品数には遠く及ばなかったので、始まる前は生まれて初めて”穴をあける”ことになるのか・・・・と腹を括っていましたが、そこは店長の展示の妙で何とか恰好を付けて頂きました。感謝。

初日から、馴染の方々がいらして下さり、予想に反して好い感じの滑り出しでした。そんなに気に病むこともなかったのかなと。。会期数日を残して帰宅し、頂いたオーダーの木地の在庫を確認していたところ、出てくるは出てくるは、ほぼ仕上がったままの乾漆酒器が。引っ越しの際、押し入れの奥の方~に仕舞いこんでいたようです。おせーよ、と自分に突っ込みました;;;

好評だった蕪紋合鹿椀
 
ずっと休みなく来ているので、ちょっといっぱいいっぱいな感じが続いていて心に余裕がない毎日。フットサルが出来ないことも大きいかな。。でも、仕事は詰まっているし、院の行事や講義もあるので、まいったな~といったところ・・・・・。



そんな中SAVOIR VIVREから連絡があり、古文字椀の裏に名前を殷墟文字で入れて欲しいとのこと。一般的には、裏には作者のサインを入れるのが普通だが、僕は先ずサインは入れないので、あっさりと快諾。山口県の方で、僕のHPをご覧頂いているということも嬉しかった。今日なかなか好い感じの文字が描けた。
    
 明 璃                   壽 生 
HPを落ち着いて更新する時間を作れないので、いつも気にはなっているのですが、更新がままならず申し訳ないな~と。 伝えたいことは山ほどあるのですが。。


先日は、銀座 ギャラリー厨子屋さんの本社、会津ALTE MEISTERさんの神戸支店リニューアルオープンが新神戸であり出席したもののレセプションの会場でクシャミが止まらずマイッタ。おまけに鼻水も止まらない;;;但馬は湿気が多いのに比べ瀬戸内側の神戸はもの凄く乾燥していたということもあるのかも知れない。鼻にティッシュを詰めながら寝るという惨事。ちょっと最悪。


こういった状況と、どこかで折り合いを付けようと必死の毎日です。何とかなるでしょうとは思っているのですが・・・・。
そんな鬱屈とした中、銀座石川画廊さんの同業者Aさんから「タモリ倶楽部」と「ヨルタモリ」の丁寧に編纂された録画ディスクが送られてきた。ということは・・・・ぼくのHPをご覧頂いているということ。うれしい。ちょっと疲れが見えるこのページをご覧になってエールを送って下さったものと感謝しています。

こういったプレゼントは、晴鳶堂殿のラッキョウと並んで、一番手間が掛かっていて真心を感ずるもの。頭が下がる。一応「タモリ倶楽部」は予約録画しているのですが、関東と但馬では、放映される内容に半年以上のズレがあるのでとても助かる。

今は何かと忙しくビデオを観る余裕がないのですが、多少余裕が出てきたところでゆっくりと拝見させて頂きます。
 




 
今日、SAVOIR VIVREに名入れが済んだ椀を送った。メールでその旨を連絡した返信に、ネットショップで「古典室町椿紋彫大椀」を北九州の方がお求めになったということ。時代は刻々変化しているいるな~と実感。六万円近くのものをネットで購入するということは、十年前では珍しいことだったと思う。こういった日が訪れることは予想していたが、手触りとか、重さとか、風合いなど工芸品は手に取って眺めてからでないと・・・・ちょっと難しいのではといった思いをテクノロジーはあっさりと乗り越えて行く。


遠方の山口県や九州の方々の手元に作品が届けられることは、良い時代になったものだと素直に思う。僕自身も、身体は一つなので山口や福岡に出向いて人脈を作り、その地で個展をするという流れは作れない。そこをネットという環境が補完してくれるということはありがたいし、こうして全国の人々と繋がれる時代はなかなか好いもんですね。


この大椀は、彫が入っている分仕上げるのに相当な時間が掛かる。でも彫は実に楽しい♪ そう言ったことが伝わるのでしょうか、彫の入った椀は手元に一つも残っていない(他の椀もないのですが;;;)。galleryからの期待も大きいのですが、彫のある作品ばかりを手掛けることは今のところ許されません。また時間を掛けて新作を手掛けたいと願っています。
 

AXIS 吹き抜け
  Today's image index 2015
11/24  個展終了 
個展  SAVOIR VIVRE
DM
ヨルタモリ 
 あれもこれも 
 「ほぼ日」すごい!
第三回金浦子供会
乾 漆
第21回「うちげぇのアートおおや 
漆のイベントⅡ
漆の考古学Ⅱ
現代工芸誌「かたち」
茶堂大師祭
 授業開始
 四月一日
 Go ~~ル!
達身寺
忘れるということ 
夏目漱石と吉本隆明 
漆の実情
地域 
吉本隆明のこと
初詣
元旦 
 謹賀新年

Home index 

essay +column+
2009 --2014
Today's image index

page top 
気を揉んだ個展も、済んでみるとやって良かったな~と素直に思う。それは、作品数が少なく物足りない云々というより、普段会って話ができない方々と直接会えることが大きい。SAVOIR VIVREのオーナーだったり店長だったり、厨子をお借りした銀座 ギャラリー厨子屋さんだったりと個展を支えて下さった方はもちろん、遠方より駆けつけて下さった晴鳶堂殿や、お忙しい中初日にいらして下さった松屋銀座の山田さん他多くの方々に支えられているな~と実感しています。感謝!

今回残念ながら会って話ができなかった KATACHI21 の笹山氏も、芳名帳にコメントを残して下さり元気で活躍している様子。そして、僕の実質上の主治医である『夕陽のランナー』さんも会期終盤にお寄りいただき作品をお買い上げ頂いたりで嬉しい限りです。四年ほど前に不整脈の手術をした後、サッカーと術後のバランスをどうとったら良いか相談したところ、丁寧で詳細な分析とサジェスチョンを頂いた。もうすっかり不整脈は治まり、以前のように不安になることは先ずなくなった。これも主治医によるところ大です。


忙しいと、自分のことで一杯になり周りに気が回らなくなる。98%位の走力で走りたいものですね。2%でも余力を残しておくことはとても大切です。。
今回の個展は「乾漆」がテーマだったので、いつものような木胎の椀を期待なさっていた方は、ちょっと寂しかったようで、以前作った椀のオーダーが思いのほか多く、ちょっとびっくり。御来廊頂いた方から、ご丁寧に懐かしい上の画像までお送りいただいた。

「この椀は、30年近く前、僕がsavoir vivre で個展を持ち始めた頃のストイックな合鹿椀です。自分の出自は鎌倉彫ですのでで加飾がないと手抜きをした心持ちになりますが、こういったミニマルな椀も好きです。正式名称は「布着せカンナ目合鹿椀(錆)」と言いまして荒ぐりした木地を小鉋と小刀で削り仕上げたものです。」・・・とお伝えしました。

角偉三郎さんの合鹿椀(朱と黒)もおもちで、次は僕の”男っぽい”ざっくりと荒削りの椀が欲しいとのこと。35年以上前に、角さんが初めての個展を表参道で持った時訪ねて、角さんが僕に明かした「実は装飾的な仕事がしたいいんですよ・・・・」等々のお話を伝えたところ大そう感激しておられました。そう、角さんとは現代美術の話でも盛り上がりました。今では懐かしい思い出です。このお話は、何れ詳しく触れてみたいと思います。


ということで、うっかり windows 10 にうかつにアップデートしたPCが不具合をおこし、昨晩は朝の5時近くまで掛かってwindows 8.1 にダウングレードし終わり、ようやく面倒なメール設定やらアプリのインストールやらが済みほっとしている東でした;;;

個展ありがとうございました~。乞うご期待!!