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インクルーシブアートつながりで「美しいとは何か」、「美を感じることとは何か」、そして、それらの根源にある「心とな何か」に行き着いてしまう。
 心について、他の方々はどのように考えているのかネットでざっと検索してみると、心の病の専門家である精神科医でも「心は脳にある」と述べられていて、「心の動きを司る大本は内臓である」と述べられた解剖学者三木成夫に影響された痕跡もない。

精神科医は、どの位の率で心の起源が脳にあると理解しているのだろう。。内臓由来と考えるか、脳由来と考えるか、その両方の錯綜とした中で心が生まれると考えるかで治療そのものも大きく変わってしまうと思うと何だか怖い気もする。

「心」....... 心臓の形象から生まれた殷墟文字
・・・・で、ウィキペディアをみてみた。
歴史概観
古代中国では、心は心臓、腹部、胸部に宿っていると考えられていた。 旧約聖書では心に相当する語としてはヘブライ語lebが用いられ、旧約がギリシャ語に翻訳されることになった時、ギリシャ語で心臓を意味する「kardia」が選ばれ、それは広まった。 古代ギリシャのアリストテレスは自著『ペリ・プシュケース』において]プシュケー、すなわちこころや魂や命について論じた。心をモノのひとつの性質・態と考え「モノの第一の"エンテレケイア"」と呼び、こころとからだはひとつであり、分離できるようなものではない、とした。


何か古代の方がまともなような気がする。
美も時代や状況によって違うので、人が何に感動するのかもそれぞれかも知れない。ただ、それこそ根っこのところで心の動きを規定しているのが植物由来の内臓系とするとここを押さえないと「心」に行き着かない。

仮に植物由来の内臓に心の動きの起源があるとすると、それは生命の生存戦略として必然性があるというか確かな理由があっての結果として生まれる現象と理解できる。

例えば「怒り」とか「怯え」とかは、対面する危険や不安への生体(生態)反応として生まれる情動で、そこでは脳内物質であるアドレナリンの分泌が促進されたり、逆にセロトニンによってノンアドレナリンやドーパミンなどによる興奮や快感を抑えたりすることで生体のバランスをとっている。このことは、自律的な生存反応が起きていることの証でもある。
同じ様に美しいと感じること、そのことの意味も、ある種生存戦略としての生体反応と考えていい様な気がする。脳内物質は自律神経系の代謝やを促したりコントロールする分泌物になるが、これらは意識として働くものではなく生物がおかれている環境への対応として働く自律的な反応になり、その意味で植物由来の部位に属するといえる。

こう考えてくると、心の働きを司る源は、意志や意識とは位相の異なったところにあり、その意味で唯物的でもある。しかし、この唯物的な動きが、高次な理性とか観念を派生させ唯心的、あるいは形而上的精神領域を派生させるとすると、植物由来の生体反応が心の起源としての情動を生み、そしてそれが動物由来の脳によって意識とか理性、そして芸術といった多分に観念的な世界を生んだと言える。ゆえに、心とは今流行りの機械論的な量子生物学の様な身体の持つ物理的な代謝運動のみで語られるものではなく、だからといって唯心論的に語られるものでもなく、双方の錯綜とした総体として生まれる領域と考えた方がいい。

(高遠 頼@生命科学より)
この短いスペースで、心とは何かとか美とは何かを語るには、テーマが深く大きいので語り尽くすことはできないが、心の動きを司る部位に植物由来の内臓系が関わっていることは確かなので、掴みどころのない「心」について触れる時、短絡的に動物由来の脳に話を収斂させるのではなく、内臓が発信する動きも、しっかりと視野に入れることで、より深い「心」の像を描けるのではと思う。

(オーク銀座歯科クリニック@銀座HPより)
  今日は、纏めるのに難儀しました💦
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