最近の習字(手本:小野道風)
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新しく手掛ける作品には「ひらがな」を勇気をもって入れたいと思っている。

「ひらがな」については大分前に触れたことがあった(「書の至宝展」)。その時は、そもそも漢字について触れようとしたことが主旨だったので「ひらがな」には中途半端に触れただけで済ませた記憶がある。あれから15年経った(早い!)

僕自身は、落書き・記号も含め文字一般に関心があった。しかし、「ひらがな」には然したる関心がなくスルーして来たのだが、「書の至宝展」でも触れたように東博で偶然見た「ひらがな」に痛く感心し虜になった。けれども、あっさり言って難しい、もちろん書くのが。。

僕の最近のサイン(花押)
ところが最近、当時感動をもって眺めた「藝術新潮『ひらがなの謎を解く』2006年2月号」を再読し、筆写してみると案外いける。というか、日本を代表する書き手は、細部を見ると大したことない(あくまでも細部)。きっと繰り返し繰り返し何百万も書いたに違いないので、上手く書こう何て微塵も感じないのだ。

当たり前と言えば当たり前。そう気づくと、気負わずに書けるようになる。どうせ大したことない....と、良い意味で思えてくる。

今回の手本は、小野道風。

昔聞いた古今亭志ん生の落語「火炎太鼓」の台詞で、古道具屋の店主に客が訊ねるシーン「ここにあるのは書かい?もしかすると小野道風か何かかも知れない....」、「家に帰って明るいところで眺めてみると『今川焼』とあったりしてネ....」(爆;;)。この小野道風に初めて出会ったのが東京国立博物館。
.... でも、女手(ひらがな)の本質とは、究極は「一筆書き」に収斂するようにみえる。つまり、「掛筆」と言って、2文字の組や3文字の組へと連続する流れを善しとするベクトルを持つ。よって「さらさらと書く」といった擬音が生まれた。

加えて女手は、ビジュアルだけでなく意味も連なりを持つように描かれる。なので細部だけ見ても本質を見たことにならない(だから、難しく感ずるのかも)

藤原行成筆

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上の書は、伝藤原行成筆《升色紙》(古今和歌集)。3行目と4行目が意図的に重ねられている。「今はゝや恋ひ死なましを相見むと頼めしことぞ命なりける」もう今はすぐにでも恋しくて死にそうですが、愛し合うことを期待させたあなたの言葉だけが私の命をささえているのです

「頼めし」..... 期待させた

重ねることで「頼めしことが命」という強調とも解釈できる。

ご近所(赤城連山)
基本「ひきこもり」が商売の様なものなので、意識して外に出ること、つまり身体を動かすことをしないと、ずっと同じ姿勢で作業を続けることになる。これ苦じゃないんですねぇ。

で、幸いなことに直ぐ近くに芝の公園や広場が二か所もあるので、リフティングやドリブルの練習をする。そうなると、これまたずっとボールと戯れていたくなる。これ慣性の法則? きっと、そう。

そう、そう、女手(ひらがな)でした。

ひらがなを「女手」とさらっと記すのですが、これって差別から生まれた文字になる。つまり、女性は漢詩は読めても書くことは禁じられていた訳だが、これってホントかよって今の若い人なら言うだろうなぁ。いや、今でも変わらないか..... 国営放送と揶揄されるNHK だが、その女性幹部の方が、表身リベラルなテレビ朝日の女性幹部より多いという現実があるし、特に、日本は変わっていない。

あらら、 Today's image になっている;;

『田崎早雲日記』
実は今日、『足利史探会』があった。江戸の終わりから明治にかけて地元足利で活躍した絵師田崎早雲の遺した日記を主に読む。もちろん古文書になる。もう、殴り書きなので漢字なのか平仮名なのか、片仮名なのかも判らない文字も多くて難儀している。

日記そのものは、誰某と酒を飲んで話したの繰り返しなので、正直言って大して面白くはない。逆に、何が話されたのかが気になって他の資料に興味が湧くが、今コロナで、図書館の貸し出し禁止の資料が入室禁止で読めない(意味分からん)。仕方がないので古書を買った。面白い。

維新前、勤王の志士で幕府からも睨まれていた中々の人物。