確定申告が澄んだ。   じゃなくて済んだ。



今年は、大分青色申告を理解できてきたようで、いろいろある『勘定科目』と呼ばれる専門用語も、ある程度理解区分出来るようになった。。。。のかな



e-Tax(電子申告) と呼ばれている、インターネットによる書類作成と、ネットバンキングによる納税は、不精者が益々不精になってしまう。でも、便利この上ない;;;



役人の関係するソフトは、本当に使い勝手が悪い。申告が済んだ喜びと開放感から、つい「アンケート」に応えるのを忘れてしまった。こういったことが間違いのもと。あとで改善点を指摘し、ネット文化の相互扶助的持ち味を進化させるためきちっと貢献しなければ・・・・反省。




(泣く泣く新丁したマウス)










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Vista の調子が悪い。確定申告の書類を作成中、そしてデーターを国税局に送信中に3度フリーズした;;;exel やらe-Tax そして、青色申告用と、複数のソフトを立ち上げて作業し続けるわけだが、苦労して作成したデーターをバックアップしないうちに失ってしまうのは、片腕をもぎられる様な心持ちだ。泣く泣く強制終了したあと、冷や汗もんでpcを立ち上げると不思議とデーターは更新されている??こんな「不幸中の幸い」はいらん。。



おまけに XP で使っていたお気に入りのキーボードやマウスが全て使えない;;これはもう暴力的詐欺だ。お陰で5つボタンに慣れてしまっていたので、前のものに近いマウスを求めたが、赤やら青やら非エコ的な無用のライトがチカチカ光る。こんな遊びもいらん。。



とはいうものの、繁雑な作業を終えると気分は和む。今回、ネットでの納税手続きをしていたら IC カードリーダーもVista では使用できず、国税庁に問い合わせたら「OSはなんですか。。」ときた..........

電話口に出たスタッフも、自宅では Vista でフリーズしまくっているという;;お互い笑って慰め合ってしまった。国税庁のお役人と意気投合したのは初めてだ。Mac にしようかな。。。

(丁番の付け替えを待つ Mushikui 厨子です.........)
さて、早く本格的な仕事に復帰したいところです・・・・



そうなんです、新しい特別注文の丁番、いつものように愛知の村井さん

http://web-box.jp/moonlightsun/index.html

に、忙しい中作って頂きました。いつもは伝統的な御輿や仏具の錺金具を作っておられる方です。一年を通して、お正月の元旦だけお休みし、あとは毎晩11時まで夜なべするという、今時貴重な本物の職人さんです。



実は、厨子の丁番も未だ実験的に使っている段階で、100%完璧に納得出来ている訳ではありません。今回も、Mushikui 厨子の錫の肌に、金の丁番は、質と言おうか、色と言おうか、今ひとつフィットしていないな~と気になっていました。そこで、意を決し思い切って特注の丁番に付け替えることにしました。



厚みも無理を言って2mmで制作してもらいました。厚い地金は作業はしづらいいようですが、出来上がりは1mmの地金とは迫力が違います。僕の狙った理想的な厨子の仕上がりに、限りなく近づいて来ました。

(新丁番...............ずっしり重いです)
先日、SAVOIR VIVREのオーナーに、仕上がったオーダーの椀を取りに寄って頂いた折り「今年の年末の個展、厨子の展示できないかな~。。」と聞かれた。

ちょっと意表を突かれましたが、六本木で育てられた僕としては、自分の表現が、最終章の序章に入ったと思える昨今、未だに他とは違った立ち位置を持ち続けている六本木で、『厨子』の展示の機会を得ることは、今の日本で、それなりに先を行く文化ゾーンにいる人々の死生観を知る上でとても興味深く思えます。



六本木AXIS ビルのSAVOIR VIVREでの『厨子展』、何かミスマッチ感覚のようでもあり、また、異化効果を期待できそうでもあります。何れにしても新しい空気が流れることは間違いありません。早速、厨子屋さんにも打診したところ・・・・本社会津若松から、こころよい返事が頂けました。どういったかたちでの展示になるか今から楽しみです。





















今日、Amazon から「つみきのいえ」が届いた。あいにく我が家のDVDの調子が悪い;;仕方がないのでPCで再生して観た。



ナレーションなしで静に観てみたかったかな。。でも、深く染み入る素晴らしい短編です。どうしてどうして、日本人も捨てたもんじゃないな~と素直に思えます。



アカデミー賞の受賞会場で作者加藤久仁生氏のお顔を拝見しましたが、とても若そうだったので、今 Wikipedia で検索してみたところ・・・なんと32歳。人のもつ普遍的な時間をしっかりと捉えていて、また過去との会話も深くて重く、どうしてあの若さでそういったことが可能なのか、とてもじゃないが自分の32歳の頃と比べると生きる姿勢がまるで違うな~と感慨に耽ることしきり。。。



逆に言うと、将来に対して、僕らの時代のような脳天気な希望をもてず、人間を取り巻く今の状況を演繹すると「つみきのいえ」的な風景は、あるリアリティーを持つのかも知れないな~と思います。将来を見通した先に「死」をしっかり見据えているその姿勢に、爽やかな覚悟と将来に対しての気構えのようなものを感じます。いい作品でした。




(『つみきのいえ』.............post card)
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さてさて、確定申告のような生活臭の強い作業をすると、無性にファインアートをしたくなります。今日は日曜日なので、先週フットサルクリニックで腿の裏を肉離れをしてボールを蹴れないことでもありますので、ここはじっくりと腰を据えてお絵描きでもしたいな~と思っております。



40年以上も前のレンズを付けた一眼デジカメを横に置き、時々ダイヤルを回したり、シャッターを無造作にきったりしながら、過去へ行ったり今に戻ったり・・・・そしてこの先に想いを馳せたりしながら更新を続けている、桜が気になる早春です。。。

(机の上............. pm 10:06)