Today's working を書き込むうちに、つい濃い内容になってしまったので Today's image へ譲ってしまった。おかげで折角撮った画像が残ってしまいました。もったいないのでこちらもアップします。

(mushikui-ju のトリマー痕)
痕跡を表現として残す新しい鎌倉彫として、もう25年以上前からトリマーによる彫刻を続けています。アクションペインティングなるものがありますが、考えてみると、mushikui-juはアクションカービングと命名してもいいかも知れません。創作行為そのものを表現として成立させるという意味でです。

インスピレーションは、表向き虫食い痕からイメージしました.........と説明しますが、実は案外彫刻の進め方は「書」によるところが大きいです。

書でいえば筆の強弱が、トリマー彫刻の深さ浅さに対応しています。なので、抽象的な前衛書を描いているような心持ちで作業を進めているように思います。

(電気カンナによる刀痕=カンナ目)
もっと、もっと新しい可能性のある現代の鎌倉彫を生み出せそうな気がしています。。。。

(庭の木っ端)