(旧PCバックアップ中)

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ずっと問題なく来たPCが、突然起動しなくなった;;;


フリーズゼロで来たのが、昨年夏の尋常でない暑さで熱中症?でダウン・・・・それ以来のこと。時々、ちょっと不安定だな~位のことはあったが、まったく起動しないとなると真っ青だ。なんつったってこの十年の自分がぎっしり詰まっているのだから・・・・。



以前読んだ吉本ばななの小説で、作中人物が亡くなり、親しかった友人が部屋のあと片付けをするシュチエーションで、最後の最後に、亡くなった友人が残したPCのハードデスクの記録を落とすシーンがあった。これは、結構くドスンと来る。たかがPCなのだが、恐らく今の若い連中は、同じような思い入れを携帯に持つのだろう。



確定申告・納税・銀行のパスワード・振込み・名刺の作成・本の注文・挨拶文の作成・写真画像の加工と保存・作品の図面作成・木地の発注・仕事の打ち合わせ・普段会えない友人への相談事等等、事務的な事柄やとてもデリケートな心のやり取り・・・・・・すべてその痕跡が己の人生のデーターとしてPCに保存されている。



今やPCは、自分の秘書というか分身でもある。身の回りにおきた小さな喜びから、こっそり覗いたアダルトサイトの履歴まですべてお見通し。それこそ覗かれでもしたら赤面ものだ;;;大袈裟じゃなく、遺言代わりにPCのデーターを死後どうするか、信頼できる人間にそのことを伝えておかなければならない時代に入った。

(新PC)
そんなこんなで新しいPCは、購入後のサポートが悪い旧PCのツクモは止めてDELLにした。



ところが新しいPCへ旧データーを移行する際にやたらフリーズする。98&Me 以来のフリーズの連発だ;;DELLだからダメなのか・・・・?とばかりサポートを受けると、生まれて間もないVista は、僕と同じようなトラブルでサポートを受けるユーザーが結構いるという。



かなり古いソフトを大事に使っていることもあるのだろう、古いアプリケーションソフトとの互換性がいま一つなんだと思う。だからといって一々ソフトを最新のものに買い換えるのは、先方の思う壺でなんとも悔しい。まあ進化の過程ということになるのかも知れないが、書きかけの文書をフリーズで失うのは時間の無駄だし、何とも腹立たしい.............。

(新PCのデスク)
PCデーターの移行と並行して、かみさんの従兄弟から頼まれた記念品を仕上げている。先方の希望もあり、校長を勇退なさったということなので大振りの古文字椀を一組。
 高校の校長をなさっていたということなのでインテリでもあろうと、今後の健康と奥様のサポートへの労いということから、殷墟文字の「春夏秋冬」と「医食同源」を選び推した。

(「春夏秋冬」・・・・春)




(「医食同源」・・・・医)
たっぷりと大き目の椀なので使い勝手もいいはず。高台の部分は、木目がうっすらと見える溜め塗り。

(古文字「元気」は、最近の僕のサインです)





(錫粉を混ぜた墨で箱書き)

(春夏秋冬・医食同源)
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あたらしいPCで「古文字」と入力するのは面倒だ。XPなら「単語登録」できたが、Vista では造語は拒否される・・・堅物なインテリOSかな。。面倒くさいので、つい「殷墟文字」となる。



殷墟文字を書くときは、相当習熟した文字でも必ず巨匠・白川静の辞書を牽く。僕にとって辞書を通しての師との邂逅は、いつも清新な気持ちで殷墟文字を書するセレモニーでもある。そして、楽しい。
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次回は、新作のお重を紹介したいと思います。
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