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B.C.110th C - Levant.... 片口
聖徳太子の様な毎日が続いている。この歳で、あれもこれも掛け持ちでやると身体に良くないという自覚はあるのですが、如何ともし難い状況です。

そんな中、漸く乾漆の「絵入れ」に辿り着きました。今回は、紀元前11000年近く前の新石器時代、主に東スペイン、レバント(中東エーゲ海岸地域)の岩肌に描かれた絵を模写してみました。
 これは、ずっと以前から手掛けたかったモチーフなので楽しく描けましたが、漆は粘性が高いのですらすらとは行かず、じっと息を止めて描いてます(身体に良くない…)。

模写して気付いたのですが、結構、おおらかに描かれているように見えて実はとても写実的であることが分かりました。当時、解剖学などなかったはずですが、きっと獲物をさばいたりした中でしっかり観察していたのでしょう。特に人物より動物が骨格などをまるでレントゲンで透視していたかのようにしっかり描かれていて、ちょっと寸時には真似できません。相当優秀な描き手であることが分かります。

家事をする女たち
筆致で男女差が見て取れます。ということは、単なる写生ということではなく、イメージの共有や、デフォルメ(特徴の強調)を効果的に表現に繋げていたことになります。それも10000年程前にです。これは凄いことですし、驚嘆します。






狩 り
のどかな風景にみえますが、実際は生きるか死ぬかの毎日だったのでは.....。

アヒル・犬・ヘビ.....





















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因みに、レバントは地中海に近いので、海産物の収穫風景の痕跡を期待できるところですが、やはり生活がかかっているのでしょう、海辺の集落との権益争いを避けることもあってか、残念ながら、そういった図は遺されていない(発見されていないのかも知れませんが)。