鳥肌が立つのは Nippon の応援歌ばかりで、予選突破を決めた国は未だ半分。W-cup はこれからが本番。


今回個人的に「この選手のプレーが見たい」と思っていたのは、コートジボアールの司令塔ヤヤ・トゥーレだ。ゆったりとした彼のプレーは思慮深く、そしてエレガント。そのインテリジェンスあるボール配給は心憎いばかりだ。

未だ未だ見たかったヤヤ・トゥーレ率いるコートジュボアールは、日本と同じく予選敗退。次に見たかったウルガイのFWスワレスは、またまた相手選手に噛みついてしまい、多分今大会出場停止だろう............きっと彼の血にはドラキュラのDNA が潜んでいるのだと思う。日本も彼くらい勝負に拘ることも必要かもしれない。でも、日本にはそういった美学はありません。ま、それはそれで好いかなと。。
 
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ヤヤ・トゥーレ
ネットによると椎名林檎の応援歌 Nippon は「メンヘラ女子が右翼になる王道パターンにいきましたね」批判続々・・・・だそうだが、そういう奴に限って「お前が子供を産め!」と野次った都議員には突っ込みを入れないヘタレ野郎。表リベラル内保守が、空気ばっかり読んでいる。

いかん、やっぱ私目も人間、日本が負けて悔しかったのかな。。でも、椎名林檎は誰が何と言おうと支持します。



日本の敗因は、淡水魚が海水の中で泳ぐようなもの・・・・とまでは言いませんが、スペインを始め、イギリス・イタリア・ポーランドと、ヨーロッパの強豪国が軒並み予選落ちというデータから見ると南米は水が違うのでしょう。そう割り切ったほうが生産的ですし、五回連続で本大会に出ていることだけで賞賛に値します(こう言うと、セルジオさんに叱られそう;;)。

by my-heart
この一年ほとんど¥100 shop で器を済ませていた(これが結構いいのです)。この地に転居して丸一年が過ぎ、ワンシーズン経ったことでちょっと気持ちにも余裕が出てきたのでしょう、このところ好いネットショップを探し当て器を揃えている。

SAVOIR VIVRE、white gallery、そして館遊彩さんのネットショップも覗いては観るのですが気合を入れて毎日チェックしないと好いものは直ぐにsold out になってしまう。そこまでする余裕はありません。欲しいものが見つからないので色々ネットを探していたところ身近に好いものがあった。自分の契約しているプロバイダーのバナーに表示されていたCMに誘導されつい寄ってみたところこれが安くていい。


とても気に入っていたぐい呑み(元SAVOIR VIVREのスタッフだった方)は5点程持っていたのですがすべて落として割ってしまいました;;その後は、SAVOIR VIVREで求めた井畑さんのぐい呑みが重宝しています。もう一回り小さいのはエスプレッソにぴったり。

by ibata
器を一つかえるだけで、生活に彩が出ますし不思議と潤いも増します。一人暮らしということも大きいかも知れません。

井畑さんの器は、常滑の巨匠鯉江良治の DNA が入っていて、その勢でか肉厚で壊れそうにないところがいい。もちろん繊細でいて大胆、そして大らかという鯉江エキスも血肉になっている。それでいて女性らしくオシャレ。なので客人に評判がいい。

by my-heart
でも、他の器も欲しくなる。なので此のところ http://minne.com/  へ頻繁に寄る。とにかく値段がこなれていて負担がないので、ついたくさん買ってしまう。おまけに多品種多品目のアイテムが揃っている。

多分、主要都市でテナントの店を構えて画廊経営するのは Doublesales 。リスクも高いし利益率も低いだろうから、これからの工芸を含む様々な手工芸アイテムは、ネット運営が主流になるのではと思わせる。その意味で http://minne.com/  は、経済的にキツイ今の若い人に寄り添った運営としては、未来を先取りしているかも知れない。

by te20
みな一点ものです。

朝来市には工芸専門店はないので、必然的にネットショップに出掛けることになります。多分、僕が山東町で一番ネットショップで買い物をしているかも知れません。。

by キヒト
ブックオフは勿論、役所にも、元山東町役場、そして埋蔵センター、どこを探しても見つからなかった『山東町誌』を、お隣の元市議会議長さんに問い合せて下さり、速攻譲って頂いたお返しに↑のポシェットを粟鹿のMさんの奥様にプレゼントしました。あの分厚い『山東町誌』に比べれば安いものです。といっても一点ものです。とても喜んで頂きました。これも http://minne.com/ です。

by sunny cluft
↑ これも結構気に入っています。どことなく地中海の香りが漂って来ます。
 
さて、ネット他新聞などのメディアを眺めると、今回の W-CUP で日本代表が予選敗退したことで出場選手が自分を責めているコメントや画像が溢れている。僕自身は、この光景に驚くというか気持ち悪い感じがしてならない。もちろん、アジア勢が揃って最下位で予選敗退しているのは情けないし寂しい感じもする。でも代表引退だとか自分のサッカー人生を終えたなどとメディアに向けて吐露する必要は全くない。


確かに香川は輝かなかったし今大会無得点だった。でも初めての W-CUP だ。あのメッシも初出場の時全く輝かず、確か予選敗退し無得点だったし、今回あのスペイン相手にスーパーゴーを決めたオランダのファンベルシーも初出場のときは絶不調で何もできなかった。そして、イングランドのルーニーでさえ、今回で三回目の W-CUP で初得点したけれどもあっけなく予選敗退した。そんなもんだ W-CUP って。


何だか先の敗戦時の一億総懺悔のようで気持ちが悪い。ここは先ず総論として、大状況を語ったのちに小状況を語るべきだ。つまり、現地は南米だということ。確かに、ヨーロッパでも南米でも同じプレーの出来ているドイツは凄いが、これとて昨日今日に出来る術ではなく100年以上も続いてきた地域スポーツとしてのクラブ運営があってのこと。そして自国のブンデスリーガは、EU のなかでも最も健全な運営をしている。スポーツそして、サッカーに対する理念が違う。日本はJリーグが出来て20年そこそこ。比較にならない。ここは先ず敵を知ることが最優先。
 
ただ残念なのは、本線に入ってからザッケローニの采配がぶれたこと。後半全選手に疲れが出てくるときも、前線からボールを追い掛け回しひた向きに守備をしてチームに貢献する好調な岡崎を後半外したり、残り時間が少なくなった時にパワープレーでCBの吉田をFWに上げるなど、予選ではやったことが無い珍戦術に走ったこと(だったらワンポイントで豊田を入れとくべきだった)。彼の日本サッカー界に残した貢献度が高いからこそ残念な戦術、そして選手起用だった。山口 蛍は全試合使うべきだったと思う。



観客動員数が800人という日本リーグの寂しい時代を知っている身としては、これからの日本サッカーの行く末が心配だが、そこは案外なでしこ japan がカバーしてくれるのではと期待している。



前回の W-CUP を視た時、優勝したスペインのサッカーが完成形で、これ以上レベルが上がることは難しいと思っていたが、今回の W-CUP を観て、サッカーの進化は留まることはないということを知った。 
   
あまりにも素晴らしい試合の連続でフリーズしていました。  済みませ~ん。



ほとんどのコメンテータが口にするように、今回の W-CUP ほど全ての試合が高次に展開することは今までなかったように思う。個人もチームとしても戦術を含めそれぞれ目覚ましく進化している。

遅攻と速攻、ゾーンとマンツーマンの守備の切り替え、交代選手を入れるタイミングなど、監督の采配を含め、全ての選手とチームとしてのパフォーマンスが素晴らしいので延長戦も多く見応えもある。


少し前まで日本がコンディション作りに失敗したとか、絶不調の選手を固定して使ったため日本らしさが出せずに敗退したとか、悶々とした言い訳を何となく続けていたが、全てを吹き飛ばすほど世界のレベルは、一つ次元の高いところで展開されているのが実情の様です。
     
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スアレスのいない W-CUP は寂しいな。。
 それでも日本の進化を微分化してみると、その平均変化率は半端なく急激なカーブを描いていると思う。

リップサービスもあるが、コロンビアの記者が「予選敗退したというものの、日本のここ数年の伸びには驚いている。そうだな。。きっとあと16年から20年後には優勝出来るチームになっていると思うよ」と言っていた。まんざらでもないと思う。その証拠に、香川や本田、そして長友のあの落ち込み様は尋常じゃない。多分、本番で良いパフォーマンスを出さなければ話にならないという厳正な事実を、今回初めて日本の選手たちや関係者が認識したんじゃないだろうか。

その意味でまだ終わっていませんが、今回のブラジル大会は、僕ら日本にとって良い W-CUP になりそうです。

大会が素晴らしすぎて、これを観ている日本の子供達にとてもいい影響を与えてくれるのではないでしょうか。決して日本のサッカー人気がこれで落ちるとは考え辛いです。それ位いい試合が多いので準々決勝・準決勝、そして決勝が楽しみです。  


長くなりました。ほんとうは「近つ飛鳥博物館」の報告をしたかったのですが、またの機会に回します。


では、では。

ちょっぴり膝の筋トレに光明を見出した東でした~。