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大雪 ?



朝のんびり起床。 静だな~と外を見ると雪だ、それも本降り。飯を食って仕事場へ下りるとキュルキュル妙な音がする。自分の部屋ではなさそうなので耳を澄ませば外から聞えてくる。。窓越しに見ると家の前で公民館に来たと思われるワゴン車がスリップ;;しばらく様子を見ていると無駄なアクセルをやたらと踏んでいる >< ; 車から外に出てタイヤの空気を少し抜いて再度発進・・・・できず。かなりお年寄りの様子。



こりゃだめだと雪避けに丁度良い仕事着(ヤッケです)を着込み、落葉をすくうちり取りとスコップを担いで「セコ発進してますか~」と声掛け。「やってるんですけど。。」とはいうもののアクセル踏みすぎでスリップの繰り返し。代わってやってあげても良いのだが、人助けで一番気を付けなければならないのは、サンキュー事故。親切心に溺れて自損事故(二次災害?)を起こしては元も子もない。しばらく放っておいて脱出を諦めさせて、バックで路肩に止めさせることで同意。

角スコップとちり取りがけっこう役に立つ。



1台目 OK。 2台目も同じ要領で路肩へ。



pm 14:00 時点で3台目の救出。      今日一日忙しいぞ~!


昔、踏切のところで立ち往生しているおばさんが居たので「どうしました?」と尋ねると車が動かない;;・・・と慌てている。よくよく見るとシフトレバーがPに;;「ギアをDのドライバーに入れて見て下さい」と言ったところで、あらやだっ;;とありがとうの一言もなく急発進して行ってしまいました。こういう時、みなさん動転しているんですね~。。


今日も同じ、「動かない・動かない」と仰るので、新車のBMWが故障するわけないだろうと「サイドブレーキ引いてませんか?」と覗いて観ると案の定シフトレバーがP;;驚くこともなく「パーキングになってますよ」と伝えると目が点になった後始動。照れくさいのでしょう、コメントなし。。こちらも事も無し。
今回の雪で意外な拾いものもあった。ご近所なのに、挨拶も交したこともないチャーミングなご婦人が、孤軍奮闘してレスキューをしているのを見て放っては於けず手を貸した。おまけに公民館の職員も加わり、いつの間にか大勢で立ち往生している車を救出。こういった緊急時は、人と人とが助け合うことを照れずに自然と出来るようになる。人って本来そういうものだ。



前回の  『純と愛』 で、慶応の小幡さんが、今年のテーマは『愛』で、もともと愛に溢れた国民であったはずの人々が、もしかすると愛を失い掛けてきているのでは・・・と指摘していた。そして、そういった状況に陥らないように国は余計なことをせず、先ずその環境を整えるための後押しをすることが重要だということ。納得。



先日の雪は、日本の状況を映す鏡の役も担っていたようで、人は大きな災害や災いを通して共に生きてゆくことを学ぶ存在なのかも知れません。宮台がよく言うように、悲劇の共有がないと人は変われない・・・というのも真実のようです。
昨年の暮れ、今年2013年は全ての業界というか、社会というか、あらゆる環境が厳しくなるといった話をしました。もう大分前から同じ事を言っているのですが、今年は別格でしょうか。昨日のTVニュースの経済枠でも、これからの商品は、「製品」から「作品」へと、今までとは違ったスタンスとクオリティーで商品開発をしないと生き残れないということを伝えていました。


僕らの所属する工芸ばかりでなく、極々普通の商品でさえ付加価値性の高い商品を提供しなければ存続が難しい時代になったということになります。こんなこと今までになかったことなので、皆が皆マネージメントが得意とは限らないので厳しい時代になったもんだと思います。でも、これがグローバル化の現実ですから目の前の課題を片付けなければ市場から退場するしかありません。



こういう時、一番厳しい業態では、どういった策を施しているかを観るととても参考になる。今日の Jam The World  (J-WAVE 81.3 FM ) に雑誌業界の生き残りをかけ今雑誌社は何を考えているか・・をある出版社の編集者が喋っていた。優れていると思われる雑誌が次々に廃刊に追い込まれる状況の中、いまできることは読者層を限定して、そこにピンポイントにターゲットを絞って中味の濃い内容にすることでこの難関を乗り越えたいと言っていた。工芸も、軽電も、そして重電もみな同じ乗り越え方を求められている。幕の内弁当のような好みの平均偏差値をターゲットにしていては返って生き残れないということ。
15年この http://urushi-art.net を続けてきて、震災前はグンとアクセス数は伸びていた。そして3.11直後、当たり前と言えばその通りなのですが、ガクンと減りました。もうそれどころじゃなかったのでしょう。その後暑かった夏を迎え、原発も終息はしないまでも小康状態で推移する中、諦めと覚悟が交錯し、腹を据えた読者の方々が帰ってきたようでした。でも、3.11以前のアクセス数には、データを見ると戻っていないように思います。その意味で、あの震災は僕らの無意識のレベルまで落ちて行き、かなりの傷をいまもって残し続けているようです。
ちょっと間が空いてしまい申し訳ない。

実は、スマホでも閲覧出来るようにしたいと思ってHPソフトをヴァージョンアップしました(JUST SYSTEMSは、集金に偏りすぎていて更新代が高い)。全体をスマホ画面にフィットするようにするため幅を狭くしました。数年前はこの幅だったので差ほど問題はないと思いますが如何でしょうか。



僕自身は、自宅で仕事をしているので携帯の不携帯なのですが、電車に乗っても昔のように(と言っても10年も経ってない;;)本を読む乗客より圧倒的に指で画面を擦るスマホユーザーが増えているのに気付きます。これはもう好い悪いじゃなく現実です。

 時間に追われる僕らは、自分固有の貴重な時間を電車の中でしか見つけられないということも十分あり得る。HPの運営者としては、寂しくなって電車でこのページにアクセスしてくれるとしたら、それはそれでとても嬉しい。

何もPCだけで観てもらわなければならない理由は全くない。前々から携帯画面でも観やすいようにしたいな~と思っていた。でも、未だ未だでは・・・とやり過ごしていたわけですが、ここに来て自分自身が、電子書籍タブレットや、 i-Phone  i-Pad etc に触手が伸びそうなので切迫した問題として理解し始めたと言うことが大きいと思う。
全体の構造をPCでもスマホでも、どちらでも観られるようにしたいと考えています。暫く試行錯誤しますので一時画面が観にくくなったり更新が遅れることがあるかも知れませんが、そこのところは何卒ご了承理解願いたいと思います。なるべく観やすいように変えて行けたらと願っております。
スマホでも充分見られるという連絡を頂きました。でも15年も続けているとファイル数が9000を超えているので、多分あっちこっちで見づらいことになっていることと察します。

さてどうしたものか。。全てを触ると収拾付かなくなるし、何処から手を付けたら良いものか。。


アクセスログ(どのページにどの位のアクセスがあるか/時間帯/日時/etcのデータ)を解析してみると、けっこう皆さんどのページと言うことなく満遍なくご覧になっていて有難いのですが、最初に手を付けるところが定まりません;;



正直言うと、全体のイメージも一掃してイメチェンを図りたいのですが、何かを捨てないと新しく出発することは出来そうにありません。取り敢えず、このページ(Today's image)からスマホ対応したいと思います。



さて未だ一月です。あと2~3回ほど雪が降るのでは・・・・ということで、チェーン買っちゃいました。取り付けは、シミュレーションしてみたのですが可成り面倒です;;でも無理して雪の日に出掛けることはないと思います。出先で降られたときに困らないよう購入しました。


大寒も過ぎ、いよいよ本格的な冬に突入です。今日川崎のシニアサッカーチームのフットサルに出掛けてきました。途中マツキヨで風邪予防のため生まれて初めてマスク買っちゃいました。インフルエンザ流行ってるみたいです。

皆様に於かれまして、風邪には十分注意なさって下さい。手洗い励行。

では、では。
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