秋の御大師祭......2015
  Today's image index 2016
09/26  茶堂お大師祭
 とと姉ちゃん
flat化する工芸 
地元の漆 
新しい恋愛観
新学期
近況
地域の記憶
彫りと漆 
仕事始め 
元旦


  Today's image index 2015
法花寺
角偉三郎と合鹿椀
 個展終了
個展  SAVOIR VIVRE
DM 
ヨルタモリ
あれもこれも 
 「ほぼ日」すごい!
第三回金浦子供会
乾 漆
第21回「うちげぇのアートおおや 
漆のイベントⅡ
 漆の考古学Ⅱ
現代工芸誌「かたち」
茶堂大師祭
 授業開始
 四月一日
 Go ~~ル!
達身寺
忘れるということ 
夏目漱石と吉本隆明 
漆の実情
地域 
吉本隆明のこと
初詣
元旦 
 謹賀新年

Home index 

essay +column+
2009 --2016
Today's image index
  春秋と、二百年以上続いてきたであろう地元(朝来市山東町金浦)御大師祭の内、秋の祭が今年で中止となることが先日の茶堂護持会で決まった。僕が世話人にあたる年に歴史を絶やすのは何とも忍びない。中止に至る主な要因は、過疎化による人口減少で運営資金が足らなくなったためである。

主要な資金源は、春の御大師祭で恒例の行事となっている護摩行の際、護摩壇にくべる護摩木(「無病息災」等のお願い事を記した木片)を各家庭に家族分を買って頂くことによるもの。これで秋のお大師祭も賄ってきたが、護摩行の前に地域の寺の住職に読経してもらう訳だが、そのお布施も含めて予算が足りなくなった。おまけに今年は、お布施の額も倍にして欲しいという寺側の要望もあり、結局この先のことも考えて中止を余儀なくされたという流れです。
 
護摩木.....元区長は達筆です
 

護摩は天への供物

「護摩」というのは、サンスクリット語の「ホーマ」を音写したもので、「物を焼く」という意味です。
物を焼くと、炎があがりますが、実はその炎が重要なんです。
燃え上がる炎は「天の口」であって仏の智慧の象徴でもあり、その口から供物を食します。

つまり納めた護摩木は、供物として焼かれるのです。

そして、煙が天に届くことで、天は食を頂くことができ、代わりに人に福を与えるとされています。
このような考え方、由来はバラモン教にあります。
バラモン教が儀式で行っていたやり方を、大乗仏教も取り入れたんです。

今では主に天台宗や真言宗など、密教系の仏教宗派が護摩行(護摩供ごまく)という修行の一環として行います。
やり方は宗派によって違いますが、主に寺院内の護摩堂というお堂の中に護摩壇を用意し、そこに護摩木を投げ入れて、焚き続けます。(「寺社巡り.com」 より)

 
  地域の今は、残念ながら人口減少による人手不足により、あらゆる行事が縮小する流れになっている。今年の子供会もたったの二人だった。恐らく来年は中止を余儀なくされると思う。今年新入生となった子のお母さんが、フィリピンの方なので文字が読めず自動車免許が取れない。そのため、夏休みの行事である朝のラジオ体操に送り向かえできない。地方は、こういった些細な事情で疲弊してゆく。心ある人は(心に余裕のある人は)人一倍カバーしようと頑張っているが、限度がある。そして、都市や地方の区別なく頑張る人は一部の限られた人に偏る。これも永遠の課題だ。
 
護摩焚き準備
  フリーズしていてすみません。昨日まで大学院のゼミでした。

茶堂は地域のよりどころなので、僕のことだからきっと修士取得後に、地域のHPを立ち上げるでしょうから、その時にまた改めて詳しく触れたいと思います。
 
護摩師の祭祀用小道具