(川崎シニアリーグ)
 
今日も、福島の地酒をちょいとひっかけながら更新しています。



先週、僕の所属する川崎シニアサッカーリーグの一日を撮りました(今年度、シニア委員会の役員=広報になったので)。この画像を、僕のチームの事務方で、女好き・・・・じゃなくて音楽好きのメンバーがいて、彼が夜中の2時半まで掛け編集したものが youtubu にアップされたので上↑に張り付けてみました。



どうですか・・・哀愁漂うでしょ。



実は、今年度より、今まで役員がグランドの管理運営を一手に引き受けていたのですが、これですと一部の協会員だけに負担が掛るので、今年度より各チームに分担してグランド管理をしてもらうことに決まりました。それをうけて、この新しいシステムを広報として、どう加盟チーム全員に周知させるか・・・・という意図で、コート設営から、最終ゲーム後のコート整備までを写真に撮りました。それを編集したのがこのヴィデオです。
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(川崎シニアリーグ............2011.04.17)
 
全チームをカバーすることに心を配りながら撮ることは重要ですが、ちょっと面倒です。


今回は、なるべく裏方(審判や事務方)に視線を割くよう心掛けました。僕自身は、ドクターストップが掛ってたので試合には出ていません。加齢・・じゃなくて華麗なプレーをお見せできず残念です;;;

(女体神社前信号)
さて、先日ふらふらっと女体に・・・じゃなくて女体神社に寄り、今年一年ケガなくサッカーが出来るようお参りしました。



僕がお世話になっている川崎のFC幸40’s(FC幸フォーティーズ・・・・60才過ぎで40’sはね~だろう...と突っ込まないよう)は、月に2~3回小学校の体育館でフットサルをやってます。逗子から川崎幸区にある幸小学校まで出掛けるのは、結構大変そうですが、タモリご推薦の京浜急行を使えば40分ほどです。サッカーのためなら全然気になりません♪



その幸小学校に行く途中に「女体神社」なる意味深な神社があるのです。”女体”と言うからには、そのシンボルでも祀ってあるのかと覗いてみたのですが、そんな様子はありません。
その由縁は・・・・・
この地域は農村だったものの、多摩川の間近なため洪水が多く、ついに農業もできないところまで村が追い詰められたとき、一人の勇気ある女性が我が身を水中に投じ、その犠牲を供じたところ、河川の氾濫は起きなくなり、村民はその偉業を称え、祀った・・・・
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昔は、といっても戦前までですが、日本は「性」に関してとても大らかで、性的なシンボルを祀ることを”わらい”と称して、各地で開けっぴろげになされていた・・・と、どこかで読んだことがあります。そんなことから、ふらふらっとでもなく、けっこう信心深い僕は、マメに地域に関わる神社には、お参りすることにしています。この女体神社にも下心を持つことなく、南アルプスの天然水の様な清い気持ちからお参りしました(......ちょっぴり期待もありました;;)



と、ヨタ話をしていたところに先程ヴィデオの編集者からメールを頂きました。なんと「父が氏子会の会長を務めていて、我が子のお宮参りもココです。今は本来の「にょたい」と称してますが、昔は「じょたい」と言ってました。地元では今でも「じょたいさん」と称してます。随分前、屋根を葺き替えた時、屋根垂木は当社(材木屋)が奉納しました。」ということです。いやはや世の中狭いもんですね~。いいお話を聞けました。彼の話によると・・・・

・・・・・大師にある「若宮八幡宮」のかなまら祭は、期待通り(?)の奇祭ですよ・・・・ということでリンク先を訪れてみましたら、そこにはあられもないご神体のシンボルが・・・品のいいこのサイトでは、およそご紹介する訳にはいかないので、興味のおありになる方は、リンクを張っときますので是非一度ご覧になって下さい。若い娘が露店の飴細工を舐める様は、この間ふらふらっと寄ったアダルトサイトの一シーンを彷彿させて、大らかでいいですよ~。震災の悲しみも吹っ飛びそうです。


http://tomuraya.co.jp/wakamiya-10.htm


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%B1%B1%E7%A
5%9E%E7%A4%BE_%28%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E5%B8%82%29


(「金彩落書 Photo Frame」)
 
さて、楽しいヨタ話もいいんですが、最近美術ネタが少ないので、今し方仕上がった「金彩落書 Photo Frame」を紹介することにしました。

 これは、二月の厨子展で、「椿梅厨子」をお求め下さった方が、クリスチャンなのでお位牌を入れるわけにも行かず、かといって日本人の慣習として厨子には手を合わせたい・・・というご希望から、ご夫妻の写真を入れる Photo Frame をお作りしましょう・・ということで制作することとなりました。



未だ、ご存命なので当分の間写真が入ることはなさそうですし、逆にそうあって欲しくないので、普段見ていて楽しい絵画やオブジェのような呈のものを制作してみました。
 

「椿梅厨子」









 






















 
 アクリル板の四隅に添えた小さなマグネットで写真を挟むことにしました。これなら使い勝手も良さそうだし、スッキリとモダンなオブジェのように飾れるかな~と思ってます。



このマグネット、直径5mm程なのですが、もの凄いすぐれものです。その威力のため注意書きまで添えてありました。実は、このマグネット、震災前日に注文したものですが、発注先が偶然にも被災地仙台だったため、3.11のその日「今回の地震で被災し、ご注文の商品を送ることが出来ません。就きましては、キャンセル扱いにするか、あるいはご猶予頂き、こちらの体制が整った後に発送する・・・のどちらかをお選び下さい」というメールが届きました。



急ぎではなかったので、もちろん「待ちます」と返事しました。他にもマグネットを扱う業者はありましたが、ここは被災地にお金が落ちるよう配慮しないわけにはいきません。それでも三日ほどで着きましたので問題ありませんでした。
 

「寿古文字折敷(鶴亀壽福)」 

  
 そして先日、十数年振りにgallery仲摩さんからお電話を頂きました。田園調布から銀座に移り、今は横浜のご自宅でいろいろ企画も含め展開なさっているとのこと。gallery仲摩さんでの個展は、いろいろな出会いがあり、なかでも石原慎太郎との出会いは格別面白かった記憶があります。少年のような立ち居振る舞いで、マスコミに出るまんまで可愛い方でした。



美術・文学・サッカーと、いろいろ話が盛り上がって、とうとう逗子の別邸に食事に呼ばれたりしました。いい思い出です。

そして、当時収めた壽シリーズの「古文字折敷」を気に入った方がいらしてご注文を受けたとのこと。僕自身は、とうの昔にどんな作品だったかすっかり忘れていて、仲摩さんご自身がお持ちの折敷を見本代りに送って頂きました。それが↑です。使い込まれていて汚れも目立ちますが、いい感じに古びています。殷墟文字の部分は、火山灰を用いた蒔絵の手法で判押しです。
 
(ご注文を受けて再制作した折敷)
 
   
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併行していろいろな仕事を進めていますが、↑は「室町古典椿紋彫厨子」 です。素材は堅い朴の木で、適度な抵抗があってしこしことても彫りやすいです。



好きな仕事を出来る幸せに感謝しながら、マイペースで古典文様を楽しく彫る仕事を続けています。


そんな、凡凡とした平和な日々に、ちょっぴり気が引ける自分がいます。



では、では。
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