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今日は、阪神・淡路大震災記念日・・・・・その日、我が大工牧野は、即行関西に飛んだ・・・・・→ back file 大工牧野 僕は、この年初めての海外個展を翌月に控えていてその準備に追われていた。二ヶ月後に帰国したとき、改めてその惨事に驚かされた。関西のDデパート美術部に「工芸のチャリティーをやりたいのだが・・・」と問い合わせたところ、それどころじゃないと、けんもほろろに断られてしまった。関東では、その痛みがどの程度かなかなか分からなかったが、まずは復旧が第一だったのだろう。今になってみればよく理解できる。 未だに、当時の不幸な記憶が立ち上がらないようにするので必死という方々もたくさんいるという。亡くなられた方の冥福を祈るとともに、トラウマを残してしまった方々が、一日も早く元気を戻されるよう祈りたいと思います。 合掌 |
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個展が近くなってきました。ゆっくりと更新するのが難しい状況です;;; 時々、昔のファイルを覗く機会がありますが、その時に気付くのは、最近の更新内容よりスペースが短いことです。根が真面目なのか更新に割くスペースがドンドン長くなってきています。そうしないと、何だか手を抜いているような変な罪悪感というか、使命感のような心持ちになるのが正直なところです。わざわざ訪れて下さる方に、大して面白くもない文面じゃ気の毒で申し訳なく思うのが正直なところです(1秒でも早く・・・・とあわててアップするので誤字脱字が多いのは愛嬌ということで)。 ・・・・・今週は、仕事の合間を縫って、だらだらと更新しますのであしからず。。 |
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全国的に「伊達直人」を名乗る”ランドセルプレゼント”が続いている。 ちょっと前のTBSラジオ「荒川強啓デイキャッチ」で、宮台真司が「こういった善意に、みなさんどんどん感染して、もっともっと広がればいい・・・」と言っていたことから広がったというわけではないが、偽善に弱い日本人は、欧米のように寄付の習慣もないので、どう言った風に善意を表現して良いのか分からないというのが実相だろう。 こう云ったことに不器用な我々には、今回の伊達さんによる善意は、今社会が何を必要としているのかを察知し手を打つという良いサイクルが回り始める良い切っ掛けを作ったのではないか・・・・と思う。多分一過性に終わらないような予感がするのは、僕だけじゃないんじゃないか・・・・。何となく社会が底を打った感触が、皆に伝搬し始めている様に僕には感じられるのだが。。 今回のことで気付いたことに、静岡のある児童福祉施設長にJ-WAVE のパーソナリティーが、「このランドセルは、どの様に施設の子供達に配るんですか?」という問いを、施設の厳しい現状をインタビューした際ぶつけたところ、「実は、以前から毎年この施設に、新入生分のランドセルを寄付して下さる方がいまして、なので今回のランドセルは、他の施設に譲ることになっています」という弁にハッとさせられた。 |
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伊達さんも素晴らしいが、今回のことがメディアに載るずっと前から、やはり立派な日本人は、隠れたところで、しっかりやるべきことをやっているんだな~と感心した。 ちょっと忙しくてフリーズしてました;;;失礼。。 いよいよ個展間近。仕事詰めの毎日で、おまけにかみさんからもらった風邪もあり、昨日は気分がズンと落ちていました。あれもやれるし、これもやれるし・・・・と何から何まで想起するイメージをすべてカバーしようとする姿勢は、昔と全く変わらない・・・・・のが困る;;年相応に仕事のキャパを想定しないと、頭がフリーズし気分が落ちる。この辺の切り替えが未だ下手くそだ。 とはいっても、寝床で付ける作業日誌を開くと、新作のデザインとイメージが降りてきて、こんなのがあったら分かる人は喜んでくれるだろうな~とウキウキ気分でペンをはしらせる自分がいる。やっぱし変わってないのかな~と、多分ニヤニヤしながらスケッチを楽しんでいる♪ |
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上の画像は、”洗い朱”といってオレンジがかった朱色の漆です。ちょっと前の取って置きのものが、この季節で乾きが悪く慌てて福井の澤田漆工さんに注文したら、最近は、この洗い朱を使う人が少ないので在庫がなくメーカーから取り寄せになるということ。届くまで待てないので、注文は済ませ、割高だが小分けしてくれる鎌倉工芸館まで息子に車でひとっ走り行ってもらった。 ついでに息子に朱練りも頼み漉したまではよかったが、朱が多すぎて漉紙をを破ってパンク;;;久方ぶりの朱作りでコツを忘れてしまったようだ。ここは、慌てず騒がず漆を足して調整。いい感じの洗い朱となりました。こいつで新作の厨子の内側を塗ります。今回の厨子は、いかにも漆器といった暖かみのある仕上げとなりそうです。 でも、小厨子(手の平に乗りそうな小さな厨子)は、『はーと落書金彩小厨子』というタイトルでもお分かり頂けるかも知れませんが、結構飛んでます。。 お楽しみに~。。 |
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![]() (金蒔きを待つ小厨子) ![]() (『室町古典椿紋小厨子』.........間に合うでしょうか。。) |
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1/25 ・・・・・・・ちと疲れて来ました。。 昨日は、夜7時に金蒔絵のための塗りを始めたものの、全面を塗り終えたのが真夜中の2時過ぎ・・・・自分ってこんなに大変なことを続けてきたんだ。。。と個展準備のしんどさに今更ながら気付く。いや歳なんだろうな。。 久し振りに深夜放送なるものを聴いた。結構若い人が、昼間ラジオからかかるものとは違った実験的な音楽やバンド活動をしているのにちょっぴり感動。若者はいつの時代も変わらない。元気づけられて金を蒔き終えたのが朝の5時過ぎ。バテました;; |
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昨日見た夢 銭湯から帰る夜道で、どうやら祭らしく酒屋の店先に、一升瓶の十倍位ある大きな奴に「葛」という銘柄の酒が小分けして売られていたので、ちょいと一杯ゴチになる。 旨い。ほろ酔い加減でふらふらと歩いてどこに帰るんだろう。。。というところで目が覚めました。深層心理では、どう解釈すべきか・・・・。 おっと、こんな話をしている場合じゃありません。明日のために今夜は寝ます。 さて、今日見る夢は・・・・・。 完 |
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![]() (エアコンより、やっぱストーブです・・・・熱燗準備中) |
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