会食........未だ雰囲気が硬い♪
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本日、お隣の町粟鹿のМさんが、入学祝の席をセッティングして下さいました♪ ところが..........


コンビニの駐車場での待ち合わせだったのですが、いくら待っても訪れません;;1時間待っても見えないので、心配性の僕は「きっと事故にでも遭ったのでは。。」とご自宅まで戻ってみようかベンチに座って思案していると........「こんなところで何してるの!」と奥さんが凄い権幕;;「そちらこそ何してたんですか!1時間も待って事故かと思いましたよ!」。。


花粉症でマスクをしていたのと、ミニではなく軽トラで出掛けたので全くのすれ違い。「走れメロス」のようなシチュエーションで気まずい空気。とにかくレストランへ直行(飛ばすったらない;;)。


人間単純で、美味しいお料理を目の前にしただけで、さっきまでもやもやしていた感情がどっかへ行ってしまいます。思えば、フランス料理のフルコースは、六本木で日銀の連中だけしか入れない国際文化会館で、中学校当時の新友にご馳走になって以来のこと・・・・

1時はとうに過ぎていたのですが、結構繁盛してます(但馬も捨てたもんじゃありません)。コンシェルジュの紹介によると、お肉は、スポンジケーキだけを餌にした八鹿の豚さんだそうで、その違いは分かりませんでしたが;;ジューシーでコクがあり大変美味しゅうございました♪

植村直己生家










Мご夫妻
食事の後は、Мさんのご実家豊岡の日高上郷へ。というのも弟さんが家を継いで農家をなさっていて、この秋、奥さんが老人会で拾う銀杏を、僕がここまで届ける役を仰せ付かったことを受け初顔合わせです。キャンパスから近いので、まっ運び屋です(脱法ハーブではありません;;)。


そして、直ぐお隣のお隣位のところに冒険家植村直己さんの生家があるので見学。続いて真向いの小高い山(丘?)に敷設された現代彫刻の様なチタン製の慰霊塔まで散歩です。

ここは、植村直己ふるさと公園と呼ばれ、しっかり整備された傾斜の急な小山です。僕の地元の単調な山肌とは違って、小楢やクヌギ、樅ノ木等、広葉樹が多く茂り、四月は豊かで複雑な彩を添える・・・と東大院・地形学科出のМさんが仰るので説得力があります♪

僕も、何色とは言えないくらい豊かでデリケートな、パステル調の四月の山肌が好きだと伝えたところ「お主なかなかやる。。」と?頷いておられましたv。
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中央に建つモニュメントが、植村直己鎮魂塔........山肌は、これから春の彩が添えられて行くことでしょう。。











鎮魂塔へ・・・
道々、冒険家なんて、近所の評判は極めて悪く、亡くなったとされたあとでも「何の役にも立たない大ばか者」扱いだったとМさんは仰っていました。「僕も東大で闘争に参加し、こんな風だから、近所では同じように言われてるはず」というので「間違いないですね」と返しました。というのも、僕自身も「芸術家って好きなことを勝手にやっている」とずっと言われ続けてきたからです。

冒険家も、革命家も、そして芸術家も、皆止むに止まれずやっているので、好き勝手にやっていることはその通りですが、楽な商売ではありません。それは、自己確認だったり、自己慰安だったり、自分がこの世に生まれ落ちたことそのことを実感出来ないというか、存在が希薄だから濃い時間を求めて、自分を確認したくてこの商売をやっているに過ぎない訳です。外から見れば勝手なことをやっている訳ですが、そんじゃあんた等も好きなことをやったらいいじゃん。好きなことをやり続けるというのも、外から見るほど楽じゃーありあせんよ.....てか。


そういうМさんも、未だ植村さんが存命のとき東京で会う機会があり(ご近所だったので、今では鎮魂塔のある山でチャンバラごっこをした仲だったそうな。。)、全共闘の活動家だった彼は、植村さんがくれたヒマラヤの石をもらう際「お前ももうちょっと社会の役に立つことをやったらどうだ。。」と説教したそうですが、今では同じ立場になったと笑っていました。二つほどもらったヒマラヤの石も、今ではどこかにいってしまって手元にないということでした。。

植村直己鎮魂塔
この連休は仕事です;;院のレポートも準備しなければなりませんし、覚悟はしていたものの大変です。

でも、楽しいですね~。新しいことを知るということは、この上ない喜びですし、そういった環境にあるということは、とても幸運なことです。

Мさんも修士で終わっているので、きっと博士過程に進みたいはずです。我がキャンパスは、一期生が未だ修士二年生なので博士過程がありません。後一年後には新設されるので、もしかするとМさんと同級生になるかも知れません、先のことは分かりませんが。。


ということで、仕事に戻ります。

好い連休を!

Мさんお気に入りの豊岡盆地遠景