Title:「牛乳パックを踏んだら芹の香りがした」 1986年 |
(神田 真木画廊 1986年)
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ラフスケッチ | 正 面 |
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part 1 | part 2 |
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part 3 | part 4 |
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part 5 | part 6 |
80年代の半ばには、既に日本でもインスターレーションが表現としての市民権を得ていた。最先端の時流に乗らねば・・・・と思ったかどうか今では忘れてしまったが、キャンバスという支持体を限りなく離れ、表現は最早「何でもあり」を超えて行き場がなくなり、従来の支持体(キャンバス)へと回帰しつつあった。 そんな中、形振り構わず最先端の表現とやらを試してみたかったようにおもう。 |
日曜日の氷工場に行くには、 壊れた木橋を渡らなければなりません。 そこへはヒ羆の残したものをたずさえて 行きます。 虹の浮いた運河と錆びたジャングルジムは、 銀色のシャボン玉をはじくと 嘘つきなT君はいいました。 大きく脈打つ夕日は、洗濯屋の息子を 泣かせたようです。ごめんネ。 作者 (展覧会リーフレット・コメントより抜粋) |
材質:籐に黒漆・和紙・ナイロンネット・自然石・布・銅線・真鍮線・鶏骨に漆・アクリル絵の具・メディウム・廃物etc |
このタイトル「牛乳パックを踏んだら芹の香りがした」は、ひどく気に入っていたのでno.1 & no.2 と二作制作した。一作目の写真が紛失してしまったので二作目をアップしました。見つかり次第no. 1はアップしたいと思います。 |
![]() (Title:「牛乳パックを踏んだら芹の香りがした」ラフスケッチ) 川辺にはたき火の跡がある。 そこには編み機の針が石綿と 一緒に焦げ残っている。 蒼い空にかなぶんが飛ぶ。 遠くの貯水池から水がこぼれている。 作者 (展覧会リーフレット・コメントより抜粋 86.10.21) |