年賀状を投函した帰り、恒例の五霊神社への初詣。冬らしい季節も帰ってきて境内は、降りた霜が朝の柔らかい陽射しを受けきらきら輝いていた。

穏やかな年明けだ。

(五霊神社境内 am 9:08)

今年は、昨年以上の工夫と努力が必要とされる年になることは間違いなさそうだ。

終身雇用・年功序列は、とうの昔に崩れた。同時に、大企業が「永遠」であることも・・・・。

大企業から、町の小売りの商店に至るまで、同じモチベーションと企画力とエネルギーが必要となった。別段このことは、日本が社会維持のため、北欧型社会と同じ構造を必要とされる段階に入っただけだ。

(五霊神社大銀杏 am 9:10)

各個人のキャパには限界があるので、個人の能力を超えた負荷によって個人の人生を翻弄されないよう、各人は、日本行政を筆頭に官僚・経済界をしっかり監視していかないと、後々恐ろしい回復不可能な付けが回ってくるという覚悟が必要だ。

昨年は、残念ながら「災」という漢字がどんぴしゃな年だった。僕にとって、とても若い頃御世話になった大切だった方が、68才・64才・58才という若さでいずれも癌で亡くなってしまった。合掌。

経済だけが超資本主義で、社会構造が旧態依然とした前近代を引きずったままだと間違いなく日本はポシャル。

常にリスクを抱えた未来を、どう自分の人生に取り込むか・・・・・・それが、今年のテーマだろう。

全てが省エネ志向にならず、人と人との関係には、今まで以上のエネルギーを注ぐ覚悟と常にグローバルな視点を持っていないと、足下をあっさりすくわれる世の中が登場してしまった・・・・・・という、ちょっときつい認識がどうしても必要な時代が来てしまったのだ。

(五霊神社境内 am 9:15) 氷の張った水取

皆さん、怒るべきところは怒って真の自己責任で自分を守りつつ、より善き社会を一緒に築きましょ!

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