古文字厨子


front


open





h 162×w 150×d 150 (mm)


小さな小さなお厨子です。

扉を開けると中には故人の面影や生前の癖、そして此岸の事象が殷墟文字で描かれています(ほんの少し英字も使ってみたくなりました)。

我が儘・游・shy・OORAKA・春夏秋冬・旅・虚無・時・象・気・天 etc

人の生死を直截な文字で描くのは、ちょっとためらいがあります。その意味で、じっと凝視してやっとその意味が分かるような気になれる殷墟文字は、厨子に馴染むように思います。
素材:朴またはMDF(粉状に粉砕した針葉樹の粒子を揃え圧縮したボード=歪みがないように開発されているので、高級スピーカーに使用されている)。

仕上げ:錆仕上げ
新しい厨子について >>>>>  詳 細
厨子についての断想(一)

厨子についての断想(二)
厨子への想い
 up 『六本木での厨子展』