10月21日                平安からの風

 週に二度程、昼休みを使って逗子市役所サッカー部の練習に混ぜてもらっている。先週もハットトリックを決めたぞ (^^)/~~~!!

     

(逗子小学校グランド出土・平安時代遺跡)

 その練習に使っているグランドが、今段階的に逗子文化教育ゾーンに再生すべく工事が進行している。先日、工事着工とともに掘り起こされたグランドの地下から、なんと平安時代の役場の跡らしきものが出てきた。
写真左に写っているのが住居跡の木材と石臼で、写真右の板を敷き詰め周りを板で囲ったもの(1m × 2m)は、穀物でも貯蔵したのだろうか?今度「hakase」(常滑民俗資料館学芸委員の友人=彼の運営する「常滑ラボのホームページ」には、Linkが張られているので一度ごらんあれ。)にでも聞いてみよう。

 この遺跡の横で毎週ボールを追いかけているのが何とも不思議だ。たぶん立っている足の下にも、平安以前からの歴史の厚みがあるのだろう。もしかすると、この地で蹴鞠でもしてたかも・・・・・ (^^)
ほんの1000年ちょっと前のこどだ

 何の変哲もないこの逗子の地は、海は近いし気候も温暖で結構住み易かったに違いない。

 練習後の汗をかいた額に、ヒヤリとちょっぴり冬を含んだ秋の風が吹きすぎていく・・・・・・