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トランプのせいで(トランプのお陰で?)一神教と多神教について根掘り葉掘りすることになった。一国の首長を「斬首作戦」という御旗で、側近や家族を含め瞬時に爆殺出来る神経ってどういった精神構造になっているのか・・・・。
AI に聞いてみた。
米国のキリスト教右派「福音派」は、トランプ政権を支える最大の強固な支持基盤です。聖書を絶対視し、中絶や同性婚に反対する保守的な価値観から、トランプ氏を「神が遣わした世俗の代弁者」として熱狂的に支持しています。
福音派(Evangelical)はプロテスタントの一派で、米国の成人の約4分の1 を占めるとされています。1960年代以降のリベラリズムや多様性重視の社会を「道徳的退廃」とみなし、伝統的な価値観の回復を求めています。
 
モーセ像(ミケランジェロ作)



  ハラスメントは連鎖する・・・これは全ての暴力の根源にある精神構造になる。ヘブライ人が故郷を追われ流浪の民となった凡そ2500年前の「バビロンの捕囚」に、その後の世界の戦禍の元凶があったと言えないか。基本、ヒトって意地悪されたことを一生忘れないものだ。

『出エジプト記』によれば、モーセはエジプトにいるヘブライ人家族の子として生まれたが、ファラオがヘブライ人の新生児を殺害することを命じたので、それから逃れるためにナイル川に流され、ファラオの娘に拾われて大切に育てられたという。長じてエジプト人を殺害し、砂漠に隠れていたが、神の命令によって奴隷状態のヘブライ人をエジプトから連れ出す使命を受けた、とされ、エジプトから民を率いて脱出したモーセは民とともに40年にわたって荒野をさまよい「約束の地」にたどり着いたが、(モーセは神の指示を忠実に守らなかった過去があり、約束の土地を目前にして、ヘブライの民はそこに入ることができてもモーセはそこに入ることが神から許されず)約束の地の手前で世を去ったという(Wikipediaより)。
 
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暴力と残忍さと言えば、このところ仕事を始める前に巨匠白川静の『文字遊心』を筆写している。その中の「狂字論」に、漢の皇帝劉邦と、その正妻呂后の話が出てくる。楚漢戦争(西楚の覇王項羽と漢王劉邦との間で繰り広げられた戦争)の際、劉邦は人質となった正妻呂后を見捨てた。そのことを恨みをもって呂后は、劉邦の寵愛を独占した側室戚夫人を奴隷とし、その両手両足を切り落とし、目玉をくりぬき、薬で耳・声を潰し、その後便所に置いて人彘(人豚)と呼ばせ、そのさまを笑い転げながら見ていたと史書にはある。
 おまけに戦の際、殺傷した敵の首長を切り刻み塩漬けにして、謀反を起こしそうな配下の首長に壺に入れて配ったという(漢民族は、人肉を食う食性があり、孔子もこれに倣ったとある)。

欧州、アフリカ、中国と、各大陸での生存戦略は熾烈だ。中でもアフリカの砂漠で生まれた宗教は、暴力とハラスメントの連鎖が積算された歴史であり、海で隔たれた島国日本とは隔絶の感がある。
 
アブラハムの宗教(ピンク)とインド発祥東アジアの宗教(黄色)の分布



 
  ただ、ここ最近の研究では、気候や風土と一神教の興りに因果を求めるのは牽強付会かとの意見もある。一神教の生まれる前は、ユダヤ教にしてもイスラム教にしても多神教だった時期があって、時を経て経済や政治、そして隣国との様々な関係性が絡み一神教へと変節する。それは、ある時期に生存戦略として一神教を選んだ方が利があると踏んだのだろう。

僕ら日本人は、緑豊かな、そして海産物も豊かな島国の環境の下で、人々は争う必要も少なかっただろうから、北から南から様々なところから他民族が日本にやって来てそれぞれ同化した。それ故八百万の神を保持出来たと思う。事実、ここ最近のDNAの解析では、僕ら日本人は雑種で多様であることが分かって来た。この観点から言えば、所謂地政学的な意味で一神教と多神教を語る意義はありそうな気がする。日本人の根っこに縄文の精神性があることに、島国で大陸の侵略を受け辛かった故と考えるのは、そうズレてはいないと思う。とても幸運だった。
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人類の旅。現生人類(ホモ・サピエンス)は、およそ30万年前にアフリカで誕生し、6万年前までにはアフリカを出て、日本列島には4万年ほど前に足を踏み入れたと考えられている。特別展「古代DNA―日本人のきた道―」の展示より。
  自分も歳をとったのか神道って好いなぁって思うようになった。世界のキリスト教信者の比率は、最も多く31%。日本の信者は約1%というから中国の約5 ~ 10%、、韓国の30%に比べ極端に少ない。これって、日本がぽわ~んと平和だったと言っていいように思う。

逆に言うとキリスト教の教えは、極めて現実的で実際的だともいえる。つまり、現実社会の中で実際に使えて即役に立つ教えだということ。それは分かる気がする。「色即是空、空即是色」など、きつい毎日の暮らしに何にも役に立たない気がする。それより「汝姦淫するなかれ」とか「神を深く愛し、自分を愛するように他者を愛せ」(=隣人愛)とかの方が、たとえ難しくても生活に根差している。それは、地獄の様なこの世が前提として語られているからだろう。それだけ世情がシビアだということだ。
 


Christians キリスト教 25.09億 2.5B   31.2%
Muslims イスラム教 20.76億        2.07B 25.8%
Hindus ヒンドゥー教 11.92億 1.19B    14.8%
Jews ユダヤ教 0.15億 0.015B       0.2%
Folk Religions 民俗(伝統)宗教 4.44億0.44B 5.5%
Buddhists 仏教 5.17億  0.51B       6.4%
Unaffiliated/Other 無宗教/その他 4.97億 0.49B 6.2%
atheism 無神論 7.9億  0.79B       9.8%
The world’s religious population in 2023
  中国やモンゴルも、戦に敗れれば一族諸共一人残らず殺される社会。そりゃぁ難民として日本に渡来したくなるのも頷ける。それ故、対戦国のトップを両国で落としどころを探って交渉している最中に斬首するという振る舞いは、僕ら日本人には全く理解できない。じゃ、真珠湾はどうなんだ!とトランプは言うだろうけど、あれは外務省の役人が英字に起こすことに手こずって送信が遅れたため。それに、アメリカの大統領をターゲットにしていない。

何れにしても、ハラスメントや暴力が生まれた段階で、そのこと自体を過去に遡って消去することは出来ないので暴力の連鎖は始まってしまう。多分、そのことをリアルに語っているのが旧約聖書だと思う。つまり、エデンの園という楽園からの追放(禁断の木の実を食べたアダムとイブの2人は、エデンの園から追放されてしまいまい、これがキリスト教における「原罪」の始まりになる)は、人間の愚かさのメタファーであり、聖書はその後の人間に降りかかる艱難辛苦への対症療法が記されているマニュアル本だと言っていいのではないか。そして、それはハルマゲドンまで続く。そう、解決策なんてなく、人類が滅ぶその日まで続く。
 
  ほんと救いないなぁと。。

「死と誕生は構造が同じだ。そして、暴力の根源は誕生(出産)にある」・・・

これは、むかし、吉本隆明が「暴力」に関して論述したフレーズになる。この言葉も全く救いがない。認めたくないが、これは真実なのかも知れない。イスラエルや中東、ウクライナとロシア、そして、アメリカの振る舞いをみると吉本さんの言葉がリアルで出口なしと言うしかない。

いま世界で起きている紛争は、ほぼ宗教戦争で語れる。僕らの国も、根っこには縄文の寛容で包摂性がある精神が宿っているけれども、環境が変われば太平洋戦争のように天皇を一神教に読み替えて暴力的になる。そして、トランプに多神教の利点を説得したところで転向するはずもない。そうなるとトランプ、プーチン、習近平というジャイアンが闊歩する世界が続くという最悪な状況。中堅国家も弱小国家も、こういった事態に対処するしかない。面倒くせ~な~と。ここでフリーズ。。
 
 
 
   
   
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