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本当は群馬県の「多胡碑」(大陸、半島経由で渡来した騎馬民族の記念碑)に関して触れたかったのですが、自民の歴史的大勝もあり、今回の衆院選に触れないわけにはいかないあなぁと。。

僕の中学の頃からの親友が、実は公明党の熱烈な支援者で、選挙前になると必ず一報が入った。今回、自民党から離れ立民と組んで中道改革連合を結成したことを受け生まれて初めて公明党支援を決めた。といっても、足利は立民も公明も立候補していないので基本今までと変わらないのだが・・・。
 
  今回の衆院選、色々な意味で歴史の転換点になることは間違いない。それにしても立民の解体ともいえる敗北には驚いた。僕自身は、15年前から野田さんはA級戦犯だと言い続けてきた。故安倍さんと消費税引き上げを交換条件で、訳わからない解散を打って大敗した責任をとって議員辞職すべきだと呆れて来た。今回の衆院選で漸く当たり前の結果が出たということか。。

問題は、そんな小さなことではなく多くの国民が高市さんの掲げる「責任ある積極財政」に、これからの日本の未来を託したということ。僕自身は、直接的な意味で国民民主党の要求とはいえ「ガソリン暫定税率の廃止」を高市政権下で実際にやって見せたことが、今回の衆院選大勝の全てだと思っている。
 
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裏金にしろ、不倫にしろ、各政党にはみな“大人の事情”がある。大多数の国民は、そういった事情より実際の生活の目に見える改善の方が優先順位が高いということ。もっと言えば、道徳より経済への手当の方が、喫緊の課題と思えるほど物価の高騰に喘いでいるということなのだろう。

衆院選の直前、お隣群馬の前橋市長選があった。こちらは、若い女性市長が、県の職員とラブホテルで繰り返し密会をしていたという報道があったことを受けての信を問う選挙となった。僕自身は、女性市長は独身でもあったし、別に市政の運営を窮地に追いやった訳でもなく、前市長より改善させているのだから別にいいじゃん・・・と思っていた。山本一太県知事は、口角泡を飛ばして「彼女は男女の関係は何もなかったと言うけれども、絶対にそんな筈はなく嘘をついている」と仰っていたが、ラブホテルで何をしていたかという問いそのものが野暮だ。ジャンケンをしていたわけねぇだろうと返したい。
     
  僕ら団塊の世代は、右とか左とか、保守革新とかの軸で政治や社会をみようとしているのだろうけれども、今の若者や壮年の世代は、実際の政策が現状の社会や世界情勢でどう処方されるかを見ているのだと思う。確かに高市さんは右寄りだけれども、世界を見渡せばプーチンのウクライナ侵攻や中国の東シナ海侵出、そして、イスラエルのガザ地区の振舞い等々をみるにつけ、日本もそれなりの戦闘態勢をポーズとしてもとっていないと、いつウクライナやガザ地区の様な状況になるか分からない・・・という不安をもってもおかしくない状況だ。

そもそも過去の人類の歴史をみても、人類って狂ってるなぁということの連続。おまけに一応、民主主義の顔であったアメリカがトランプになって、このザマなのを見るにつけ、今までの判断軸で状況を見ると頓珍漢な振る舞いになると考えるのは極めてまとも。
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  そう、理想を語るほど今の状況は余裕がないのだ。
 
失われた30年、就職氷河期、3.11大震災・・・とバブル崩壊後の日本しか見てこなかった世代は、極めて現実的に、そして冷徹に「今」を見ている。そんな中で一時的な措置だったにも拘らず、50年以上も据え置かれて来た「ガソリン暫定税率」を、様々な利権や既得権益が渦巻く中で、内閣発足後たったの二か月足らずで廃止してみせた高市総理が、大多数の国民にバカ受けするのは自然な流れだと思う。

何れ揺り戻しがあると思うけれども、理想が陳腐にみえる世の中であることは選挙結果を見ればわかること。選挙中、令和新撰組の山本太郎代表が癌に罹患していたことをあかしたこともあって議席数を8から1へと激減したのも、社民党がゼロになったのも、そういった経緯があった故。
 
  高市さんは、二年間の期限付きで食品の消費税ゼロを敢行するだろう。その先に見ているのは「強い経済」、「強い国家」。マルクスが言った「国家は一つの幻想である」なんてこれっぽっちも思ってない。吉本隆明じゃないが、国家の無意識の歴史も、男女の無意識の歴史も、そう簡単に消失しない。経済が、これだけグローバル化して国境なんて消失しているのに、僕らの無意識は、未だにアメリカ人だのイスラエル人だの、日本人だの、中国人だのって自分の出自を実感覚で信じている。

日本人で言えば、多種多様な種族のDNAで構成されてるのに、「日本人」という純潔の?イリュージョンを信じて疑わない。僕らのイメージや無意識って科学的な代物ではないのだ。となると、国境はなくならないし他民族だと感じている感情や概念は、変わることなく残ってゆく。これって、人類が滅亡するその日まで永続する気がする。
 
   
  2026衆院選で見えて来たもの、それは(今までもそうであったように)「生活第一主義」とでも言ったらいいのか、倫理や正義の前に、先ずは日々の生活の保障が優先するという実感。でも、脱高度資本主義の段階の今、生産年齢人口が低く、天然資源も乏しい日本に「強い経済」が戻ってくるとは思えない。おまけに日本の労働生産性は OECD加盟38カ国中28位。更に円安が追い打ちをかける。これをどうやって「強い経済」にするのか・・・・。

中道改革連合が惨敗した今、高市政権の「敵」は、様々な利権を背負っている自民党内にいる。自民党は大勝しても政権運営はそう簡単ではない。加えて、各省庁の役人が、抵抗勢力となって手ぐすねを引いて待っている。そして、目立った成果が出なかったら国民は簡単に離れていく。

こう考えてくると、高市さんも中々に大変だ。働き過ぎて癌になってしまった令和新撰組代表の山本太郎と同じ様に、「働いて、働いて、働いて・・・」働き過ぎて病に倒れることの無いよう願っている。
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