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  「鉛筆を落とせば立ちぬ春の土」 ......... 高浜虚子

春が来ました。

コロナの中でも、いつもの様に季節は巡るのですねぇ。。

普通、春という語彙からイメージできるのは「萌芽」や「芽時」と呼ばれるように「物事の始まり」だと思います。それは、「生(性)」の真っ只中でもあります。でも、感受性の強い詩人やアーティストは、そこに「生」だけを視ません。必ずと言っていいほど「死」とセットで視ます。

というか、そもそもひとは縄文人がそうであったように、生と死を等価なものとし、そして分離できないものと理解していたはずです。それは丁度フロイドが、生のエネルギーであるリビドーと、死のエネルギーであるタナトスを同時に析出していたように.......。
 
  「眼の中にキリン駆けたる花ざかり」......... 岡井省二

いつもの春は、どうだったか思い出せない。そして、感覚がどこか可怪しい。物忘れも激しいし(これは元々という声も聞こえるが.....)。

先日も携帯を落とした、生まれて始めて。お陰で3Gガラ携から卒業となった。留年したくてもサポートそのものが2024年になくなるので、機種変更は不可逆的でスマホしかなかった。0円なので文句は言えないが yahoo ! のコンテンツに溢れる画面は便利だけど何処か頂けない。soft bank の孫さんは好きだし応援もしたいが、こればかりはどうも。。

ご近所......新田稲荷神社の桜月
そんなこんなで高齢者は、この時期リスクは高いが、こちらの「芯」が可怪しくなるリスクを避ける方が優先順位が高いと判断して、隣町までフットサルに通うことにした(そこでスマホを落としたんじゃ洒落にならないが;;)

先日、漸く間抜けな自粛とやらが解除されたことで、二ヶ月振りに『田崎草雲の文書を読む会』が再開されたので、対面での人とのコミュニケーションは、お隣を除き多少増えたことになる。

お隣といえば、先日のホワイトデーにお返しのチョコレートをもってお隣に寄ったところ上がっていかないかと仰る。何やら親戚一同が大勢集まってカラオケをやっていたような。。お母さんの三回忌だということは後から聞かされた。
 人恋しかったのか、他所様の法事に参加して二次会にも誘われ何年振りかで生ビールをご馳走になった、日本酒も(良いのか?)。生まれて始めてワサビラーメンなるものも頂いた、さっぱりしていて美味い;;

ワサビラーメン
 ハイブリッドのクラウンで送迎され好い一日となった(良いのかなぁ;;)


猫鳴いて母ゐるやうな春の暮 ...... 遠藤若狭男
 
朧夜の酔ひてはみだす手足かな ...... 榎本好宏


3月28日は満月との連絡をもらった。worm moon = 芋虫月と言うそうな。

最初 三月末なので warm moon かと思っていたら、どうやら暖かい月ではなく、暖かくなって地面からミミズ(Earthworm)が出てくるころということらしいのでまさしく『啓蟄』になる。春は、洋の東西を問わず同じ風景を共有しているんですねぇ。

小俣公園
鼻炎の薬を処方してもらったけれど、ちっとも効かず市販薬に頼っている。慢性なんだか、花粉症なんだか分からずにいる。鼻腔が炎症を起こしていることには変わらない。今年は特にひどいのか、あるいはコロナストレスなのかも定かじゃない。どちらにしても、身体は正直なので症状として表出する。

そうこうしている内に、日本のコロナは、どうやら変異株に移行しているようで、まともな識者がとっくに指摘していた様な状況になってきた。PCR検査と隔離しかないにも拘らず、どちらもぐずぐずで一年も経った。周回遅れで、状況は、ゲノム検査にシフトしていなければならないのに、変異株の特定検査は10%が努力目標とか言っている段階で終わってる。あっ、また愚痴?
 
桜吹雪
春逝くやダルマカレイになるもよし ...... 桂 信子

鬱屈としていても始まらないので、いつもの公園へトレーニング。2週間前には蕾もなかった桜が満開。時間は待ってくれない。
 暖かくなると身体の動きもスムースになり、真冬よりドリブルもリフティングも調子いい。先週は、代表の試合があったので欠席したが、このところ隣町までフットサルに出かけている。でも、変異株が広まっているニュースを聞いて接触プレーの多いスポーツは、この時期ヤバいかなぁと今日は自粛した。

本当は、素人の女の子が参加するクリニックでは物足りなくなり、土曜日の個人参加型に乗り換えたかっただけかも知れない。。
   
古墳より少年が来る花の昼 ...... 皆吉 司


パンデミックは、人獣共通感染症の世界的大流行を表す意味である単語だそうで、こういった時期は、あらゆる事物が共振して天変地異や政変が起きてきたと、オカルトの様な話が真実味を帯びてきた。というのも、僕の高校の恩師が、大病の後のリハビリに励む中、運悪く感染症に罹り帯状疱疹がひどく入院されたということを同窓生から聞かされた。

今は回復されたものの、今度は、そのウィルスが眼に入り、もう少しで失明の危機だったという。何とも『ヨブ記』の様な試練が、この歳でやって来るとは神も仏もない。

そして、先日長年僕の作品を応援して下さっている方が、同じ様に帯状疱疹で救急車で運ばれたという。先程、高校の同級生から聞いた話だと、針で刺されるような棘が刺さっている様な痛みだとか。身体が弱っているひとに重ねて病魔が襲うのは、免疫力や体力が落ちているから理屈としては分かるけど何か納得できん!コロナ禍って、こういった事態を指すのだろう。

同級生のサジェスチョンをきいて早く床に入ることにします。

みなさんも、コロナとの勝負は変異株が出始めたこれからですから、自粛疲れも計算に入れながら引き続き留意なさって過ごしてください!!


雪と見る 桜の上や 月一つ ......... 正岡子規
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