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久し振りの更新となりました。

実は、ちょっとフリーズしていたのには訳がありまして、昨年、高校の同窓会があり（僕は、ここ20年程欠席）毎回、級友が追って資料を送って来てくれていた訳です。その資料に恩師が療養中で欠席とあり、ずっと気になっていたので六月の頭、当時の幹事に電話で先生のその後の容態を聞いてみたのです。

幹事の他にも何人かの同窓生に確認をとると、恩師の容態は、思いの外良くないことが分かってきました。そして、砲丸投げ国体2位という実績をお持ちので強靭な身体をもった先生が「もう同窓会に出ることはない....」ということを幹事に伝えたということから、尋常じゃない事態であることが見えてきました....。

恩師奥住先生..... 1967年仮装行列

心臓他、大きな手術を続けて二回も経験しておられたことを知り、また、対面での同窓会に出られることはないということを受けて「今、僕らは先生に対して何が出来て、何をしたらいいのか....」を思案してみた。

丁度、日本はコロナ禍の「自粛」只中で、on-line 、そして、remote での在宅勤務という新しいコミュニケーションや労働形態を取らざるを得ない状況。自然にクラス（F組）のＨＰを立ち上げたら…という結論に至ったという訳です。

早速ドメイン okuzumi-class.net を考案......したものの、どこから手を付けてよいものか。。高校を卒業して50年以上も経つと、親しかった男子の級友の様子も定かじゃない。そこで、同窓会を長く企画していた幹事に問い合わせたものの、携帯はガラ携でネットの利用はないということ；；

仕方がないので、当時「遊び」の要素を多く持っていたそうな（人間的な幅をもった＝法外を組み込んでいた？）女子に問い合わせてみた。

ドンピシャ！予想通り目ぼしい女子は、ほぼ例外なくスマホをもっていた。やはり男子に比べ、人生の楽しみ方を充分に分かっている女子の面々恐るべし！

恐る恐る okuzumi-class.net の主旨を伝えてみた....。

好反応 ♬　「先生は喜ぶと思うけど、当時の写真は・・・・」。

一難去って、また一難 fuw--

もしや！最後の手段。当時しょっちゅう「東君何やってんのっ！」って叱られていた、おっちょこちょいでしっかり者という矛盾したキャラのＨさんに直接電話。

「あのぉ、与野高OBの東ですが。。」

「あの高名な東君ですか？」

高名なには驚きましたが、悪い気はしません；；　おまけに彼女は、当時の写真や大切だったものを大事に整理して収納していたのです。

渡りに舟とはこのこと。

ことあるごとに繰り返すのだが、女性は本当に人生の楽しみ方に長けているなぁと。但馬にいた頃も、田舎なので大した店はないのですが、それでもちょっと洒落た喫茶店があり、大抵galleryを兼ねていた。僕は自由業なので、たまの日中に寄ると、先ず男はいない。リタイヤした男は、女性と同じ数だけ、どこにでもいるはずなのに。。

昼間から（昼だから？）洒落たケーキと飲み物を頼み、楽しくおしゃべりをしながら笑っている。そういった風景の中に男はまず居ない。

今回、 okuzumi-class.net を立ち上げるにあたって、スマホでサクサク対応してくれた同窓生との何気ないメールでのやり取りも、必ずと言っていいほど絵文字

が入り、重要度が高い時は背景にアニメーションが入るのが普通。これ男のメールだと文面は要件を簡潔に！ということで絵文字など無駄と判断され滅相もないことになる。ここが大きいのだ。人生の分かれ目と言っても大袈裟ではない。

Beatles 武道館での日本初公演チケット......Ｈさん所有

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結局、当時のお宝画像や武道館での Beatles 日本初公演チケット等の資料を、押し入れの中に首を突っ込んで？発掘して頂いた。男どもにも頼んだが、精々「祖母ちゃんが元気なので探してもらう....」という返事で、先ずお宝は届くことはない。そもそもガラ携なので、お宝があったところで郵送という手段に頼るしかないので、そんな面倒なことをする元気はない。

今回、卒業後50年以上経った同級生に連絡を取った訳だが、圧倒的に女性の方が元気。当たり前と言えばそれまでだが、平均寿命をみるまでもなく、男は、先生を始め心臓や脳梗塞などの基礎疾患を抱え大分傷んでいるものが多いことに驚く（そう言う僕も含め）。

こうしてみると生態学的に男は、女性に比べ劣勢に生まれついているとしか言いようがない。それは、DNAに組み込まれているのかも知れないし、生きる姿勢そのものに生存戦略があって、一時でも楽しく過ごすことを前提として毎日がプログラムされているに違いないと。。

Hさんから届いた暑中見舞い動画

okuzumi-class.net を立ち上げて、気付くと既に12日が経つ。早い！

足利は今日も酷暑。連日40℃近いが、僕自身、夏は大好きなので気分も気温と同様上がっているのですが、夜の就寝後の室温のコントロールが滅茶難しく難儀している。二三日前は寝冷えで体調を崩し、お腹を壊してしまったので、昨日腹巻を買った。これ昼寝の時も使っているが、なかなかの優れもの♪

同窓生のサポートを得て、漸く okuzumi-class.net を立ち上げてみて、恩師の奥住先生がどの様に感じておられるかは判らない。けれども、50年以上も前に同じ教室で学んだ級友と協働して立ち上げたＨＰは、瓢箪から駒で、また別の意味合いが出た。こちらの方が大きかったかも知れないし、僕にとっては代え難いものとなった。

コロナ禍のなか、今頃は、僕自身の on-line shop が立ち上がっているはずだったが、「お金」以上のものを得ることが出来たので十分納得。なので、気分も一新して、新たなビジネスモデル構築に邁進でき幸運に感じている今日この頃です。

暑さも、これからといった毎日が続きますが、皆様におかれましてもコロナと並んで熱中症（マスク要らん！）にも十分ご注意ください。

では、では。