30年前の椀(足利「ギャラリーもみの木」にて)
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早いもので、足利に転居して丁度1年が経った。コロナ禍もあり、たった一年なのに、自分も世界も途轍もなく大きく変わった。自分としては、いろいろな意味で望ましい方向へ進んでいる実感がある。仕事、人脈、サッカーを含め自由度も上がり自然体に近く振る舞えている様に感じる。


先月から再開されたシニアサッカーの練習会だが、こちらも来月で丸一年。8年振りに復帰しての活動再開だったが、そのブランクは思いの外大きく、参加した翌日が埼玉県代表との試合だったことも重なりダッシュを繰り返して肉離れになり、その後も再発を重ねた。。

チームのメンバーは、「ベストコンディションに戻すには一年位は掛かるよ」と慰めてもらいここまで来た。
僕の所属する「大昭SC」には、今年で90歳になられるレジェンドがお二人いらっしゃる。そのお一人は、数年前の世界陸上マスターズ杯100mの部でチャンピョンに。記録が14秒というからびっくり。もちろん現役で練習試合に参加なさっている(特別アドバンテージ・ルールがあるとはいえ脱帽)


僕の調子も上がって来て、先週の練習試合では、ゴールラインぎりぎりに転がるルーズボールに追いつき、右45度まで持ち込んで振り抜いた。ボールは、ディフェンスとキーパーの胸に当たってネットに刺さる。以前は、余りしたことがないキック練習を、この半年続けてきた成果が出て練習は嘘つかないなぁと。。

ただ、走り過ぎて(多分、みんなの1.5倍は走っている)膝に水はたまるは、足の指の爪は血豆になるはでヤバい。早く回復したいので主治医に「もう止めなさい!」と言われるのを覚悟して受診。結局、ぶっとい注射器二本分の水を抜いてもらった。先生のお勧めでリハビリというのを生まれて初めて受療。マッサージもあり気持ちいいし、おまけに担当の若い療法士が、小中高とサッカーをやっていたということで話も弾んだ(大正解!)。

乾漆....ぐい吞み・片口
コロナの終息が全く見えなくなってきている状況で、 with corona , after corona , という言い方が急に霞んできている(post corona も怪しくなってきた)。でも、仕事は続けていかなければならないのだが、こうなると、どういった作品を創れば良いものか、ピシャリと定まらないところがある。こういう時は、尊敬する大工牧野の振る舞いを真似ることにしている。

たとえば、通常の仕事に追われているときに放っておいた未完成の作品とかを、この時期に仕上げてみるとか、あるいは、構想だけで終わっていた作品のアイデアを実際に手掛けてみるとか。。先を焦らずに仕事を熟すことは、とても有意義だ。

こうすることで、迷いなく仕事に向きあえて精神衛生上好いし、案外新たな発見があったりする。
わたらせケーブルTVに契約したのだが、先ずTVはJリーグ以外観ない。やらなければならないことが山積みなので、疲労との塩梅をみながらの仕事だったり、趣味だったり、自治会長グループとのパークゴルフだったりする。

ほんとうは、馬鹿みたいに真面目な性格なので、近所の芝の公園でパークゴルフのショットの感覚や傾斜のあるコースでの、球筋の読み方の練習をしたいところだが、こう雨が続くと儘ならない。ボールも蹴りたいが ✖ 。

ただコロナ禍の中で、YouTubeの閲覧というか視聴時間は凄いと思う。トイレと風呂以外は、飯を食っているときも聴いているので、一日に換算したら12時間以上になる。特に「一日万冊」(清水有高)は、4回/日の更新があるので、ずっと付き合っていることになる。東大教授の安冨歩さんは、先日紹介したが、福島の被災地の取材をず~っと続けている烏賀陽 弘道さん(ご本人曰く、脱朝者=元朝日新聞記者)が凄いと最近気づいた。

何が凄いって、大阪人にもかかわらず、金にもならない仕事を承知で続けているところに脱帽。でも、1/4は冗談を交えているところはド大阪(=ここも真似できない)
上の↑ 動画は、烏賀陽 弘道さんらしさが存分に出た回になります。福島原子力発電所の爆発事故時の政府や国民の情けない反応や、先の大戦時の軍部と国民の振る舞いとの対比は、全くもって至言で、今まさに同じことを繰り返しつつある僕ら日本人は、懲りてないなぁと。。


...... とは言うものの、今回のコロナ禍は、日本社会や世界という自分の外側にある矛盾や「負」ばかりを炙りだしただけではなく、正しく己自身の未熟さや危うさをも露呈させた。そう、昨日まで「烏賀陽 弘道」=「大阪人」とばかり決め込んでいた訳ですが、正しくは、イメージとして「いけず」な生粋の京都人でした。

関東人からすると、大阪も京都も神戸も同じ「関西」で括られる。でも、実際のところ、京都の人間は大阪を下品で下級だと、口には出さずとも思っているし(そこが「いけず」の所以)、逆もまた然りで京都は気取っていて裏があると大方の大阪人は思っている。そして、神戸と大阪も全く違って見える。

事程左様に、掴みとして冗談やボケから入る人間は、大方大阪人だろうと僕自身もステレオタイプに関西弁を使う人間を区分けする。この辺の危うさもコロナ繫がりで露見した。

幻の東京オリンピック・ポスター.... 1940年
ということで、危機的な状況であることには違いはないのですが、前回の幻の東京オリンピック(1940年)の頃と空気が被り始めた様なので、ちょっとヤバいなぁと。。安冨歩さんも仰るように、中止になった1940年東京オリンピックの後に僕らは太平洋戦争に突入し、原爆を二発落とされても懲りず、福島の原発のメルトダウン+メルト・スルーも無かったことにし、コロナも無かったことにして Go To キャンペーンがスタート?


むむむですなぁ。。
 
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