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ずっと非コロナの立ち位置で、幸せな与太話を続けていたかったのですが、根が真面目;;なのと、そろそろコロナ後の、そうあって欲しい社会像に触れるタイミングのような感触があるので、ちょっとその辺のことに触れてみたいと思います(「コロナ疲れ」に疲れた頃かなと.....)。 予定では、『忌野清志郎と井上陽水にみる女性性』というコラムを用意していたんですが......又の機会に譲りますね。 昨日、てこずりながら遅っせ~~給付金の手続きをオンラインで済ませた。 普通オンラインは、郵送による手続きよりスピーディーなはず。。が、役所の窓口に出向かなければならなくなり、マイナンバーカードって糞だと再確認。つまりPW入力でロックが掛かってしまったのだ。 というのも、僕のPWの末尾が英字の大文字であったことと、その一字前の記号が「0(ゼロ)」だったからと推測する。つまり0とOを判別できない程貧しいシステム構築だったのではということ。加えて地方行政の窓口では、十年ほど昔 e-Tax 用に登録するPWは大文字しか選べなかった。そこに間違いの根っこがある。 |
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おまけに、源泉徴収票と納税証明書を取り寄せなければならない事情があり、この二つを照合すると年金の数値が違っている。。はぁ?っていう感じ。これ、地方行政と国家行政が未だに紐づいていないということの証。これじゃ~PWで混乱するのも分かる(って、分かっちゃいけないんですが)。物騒な「消えた年金問題」を思い出してしまった*** 正直を言うと、僕の無意識は、今回のコロナ禍のダメージが大きく、日本人が相当痛い目にあって、如何に日本の社会基盤が✖なのか心底堪えて実相を知ることに繋がればと願っている。 労働組合や、生活保護などを含む社会保障の本当の必要性は、痛い思いをする中から学ぶもの。敗戦が良いチャンスだったけれども、僕らは運悪くアメリカさんに救ってもらってしまった。なので、80年遅れで、それらをコロナから学ぶチャンスなのだ、多分最後の。 |
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窓口の職員の方々は、目一杯頑張ってくれていると思いますが、ポンコツ行政本体への色々な書類の準備や提出ですっかりマイ・マスクの創作を忘れていたところ、今日モソモソする郵便が届きました。 開封してみると.........お世話になっているgalleryのオーナーから「東さんの大きなお重をお持ちの方から頂きました♪」というコメントと一緒に手作りマスクが届きました。アベノマスクより早く。格好いい! 右のタイプは初めて見る形状で、息が漏れないような構造をしているので、これは優れものに違いありません(神戸大学医学研究所の岩田健太郎教授のお墨付きを貰えそうです)。感謝! ところで、この時期、男どもは何をして精神のバランスをとっているんだろうか・・・同調圧力に負けて趣味は自制しているに決まってますし、自警団を組織してコロナを監視しているつもりでメンツを保つのが精々? |
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ちょっと前に、コロナ禍で一番ダメージを受けているのが十代の男子というお話をしました。今日、ご近所でその男子(この春高校に入学)の切れた大声が聞こえてきました。 僕は、この家庭の事情を知っている。離婚した母親が、新しい生活をアパートで始めることを受け、この男子は一番甘えられる祖母の家に引き取られた。恐らく新しい男性との関係を気遣ってだろう。。 「子供は全てわかっている」(吉本隆明)....... 子供って本当に優しいのです。母親にとって自分はお荷物だということを「僕はお祖母ちゃんの方が好きだ」っていう嘘でオブラートに包むくらいのことは平気でやります。こうして書いていても涙が出そうです。 |
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日本のコロナ救済策ですが、貧しいながら幾つか用意されています。僕の様な「フリーランス」という括りの業種でも、「持続化給付金」なるものがありますが、国家公務員にとっては、収入は定期で入るイメージしかもっていないようです。宮使いの限界と言って済まされるもんなのでしょうか、教養と見識の問題だと思うのですが。 何を言いたいのかというと、普通の自営業者とは別枠で「季節性収入特例」が設けられているのですが、これって個展とかが、春とか秋の定期に開催されるという社会設計の上に考案された心温まる策なのですが、実情を全くご存じない。僕ら工芸家は(職人と呼ばれる方々も)定期に受注を受けて仕事を熟すような恵まれた時代を知りません。 不定期なのだ収入を見込めるのは。 そもそも国の相談窓口は電話が2回線とラインという設定。多分数十人態勢で対応しているんだろう.....千年待っても繋がりそうにない。そりゃそうだ数万件/日のアクセスがあるだろうから....... 埒が明かないので、フリーランスに特化した確かな情報を掴むべく徹夜してネット検索。 |
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自営業や関係者の皆さん、「持続化給付金」なるものがオンラインのみでの申請であることをご存じでしょうか。。自営で未だ紙媒体で確定申告をなさっている方は多いのじゃないでしょうか。国の制度設計は、国民全員がオンラインで申請できる環境とスキルがあるという前提で作られている。効率を考えれば合理的な判断だ。 けど、自営業者がそういった状況にないことを一番知っているのは国の方だ。マイナンバーカードの普及率をみれば一目瞭然。だからこそオンライン申請で申請のパンクを回避したのだろう。未だに要らねぇアベノマスクも来ていないのに。。 一応、昨日フリーランスの方々に役立つと思われる情報源を押さえたのでまとめてみました。 index の「フリーランスに向けた支援制度」にリンクを張りましたのでアクセスしてみてください。 徹夜して疲れたので、Amazon でアニメ『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』を観た。「時をかける少女」を凌ぐのもではなかったが、挿入歌の『瑠璃色の地球』(広瀬すず)が素晴らしいので↓にリンクを張りましたのでお疲れの方はどうぞ(松田聖子、嫌いだけど好い曲持ってるし上手いよなぁ)。。 |
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『瑠璃色の地球』 広瀬すずも好いけど、白石なんとかっていう娘もなかなか。。それと Heyley Westenra さん、歌声も容姿も美しい。 本日、自動車税を Payeasy を利用してネットで振り込むためにインターネットバンキングにアクセスしたところ、何と給付金が振り込まれていた。すったもんだして、先週オンラインで申請したばかりなのでちょっとびっくり。これは市が窓口になっているので、国に比べ人員は足りているのかも知れない。足利市の対応がスムースならば嬉しいが。。 コロナ禍によって明らかに YouTube を眺めることが増えている。いつもなら視聴しない、事業運営や不動産の情報などもよくアクセスする様になっている。凡そ、みなさん来月六月から目にみえて倒産が増えるだろうということは共通する認識か。僕自身は、ちょっと腹が座ってきたというか、多少落ち着きを取り戻してきたのか、他人のことに目を配る余裕が出てきた。そうなると母子家庭の方とか、一番サポートを必要としている層は、今どういった状況になっているのかとても気になってきている。 |
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そう、僕らフリーランスへの持続化給付金が支払われることが決まったあと、時間をおいて風俗業(こういった呼称はあるのか?)もその対象になった。 中小企業庁は12日の参院財政金融委員会で、新型コロナウイルスの影響で収入が減少している企業や個人に向けた「持続化給付金」について、性風俗業界で個人事業主として働く人も支給対象になるとの見解を明らかにした。(静岡新聞) 当たり前と言えば当たり前。折口信夫によれば、僕らフリーランスも性風俗業界で働く女性も同格で、昔は「祭」という法外の祭事に娼婦として振舞うことをよしとしていた。でも social distance という有り様は、社会からバランサーとしての「法外」も奪ってしまう。感染源が辿れない陽性患者が相当数いるのも、そういった事情から。。 |
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シングルマザーという呼称、日本では106万人ほどで差別的なニュアンスを含む。フランスは倍の200万人以上。日本では、ちょっと前まで嫡出子・非嫡出子という差別用語もあった。こういった事情は、出生に占める婚外子の割合が約2〜3%の日本に比べ、フランスでは約60%(2016年、OECD調べ)といった現実を生み出生率を反映する。 僕が逗子市で、男女共同参画推進会議の議長を行政から依頼された20年前も、今も、2%という数字に変動はない。これって、ずっと日本の社会が如何に婚外子やシングルマザーにとって生きづらいかのバロメーターにもなる。 社会的に底辺にいるひとびとが、どういった生活をし、どう振舞っているのかを視れば、その社会のレベルが分かる。 つづく |
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