Today's image index 2020
05/10  救い 
urushi-art.net 
 夢想しよう
  コロナを整理
コロナストレス解消
 交換社会の逆襲
ゴールデン鶴亀ホーム
江刺 榮一の作品
 小俣中町
工房完成間近
  新年

  Today's image index 2019
工房構築
地域(足利) 
『ヨブ記』
ミシュラン三つ星
残月 
嫌韓
吉増剛造 in 足利
 アート&足利(2)
 アート&足利
 転 居(足利)
第三回厨子展制作現場
 絶対的座標
 源氏物語
 平成
 厨子展へ
 「銀座の金沢」
仔犬の夢を見た
 AFC Asian Cup 2019
迎春
  謹賀新年


 Today's image index 2018
  飛鳥斑鳩
工芸×霊性
徒然に(鎌倉彫とのこと)
常滑レポートとの13年
kitakinki-komonjo.com
修理
金沢CBA商品開発講座 
居なくなるということ 
 2018 FIFA W-CUP
追悼 宮坂 SAVOIR VIVRE  オーナー
秋の個展へ 
お絵描き 
セクハラ
ヨーコさんの❝言葉❞ 
博士課程前期修了
修士論文完成
修士論文執筆中  
謹賀新年
今回のコロナ禍で、明かに一つだけ良いことがある。

今日、近所の公園にボールを蹴りに行った、先週もそうだったが、家族そろってボールを蹴ったり、キャッチボールしたり、シートを広げてピクニックしたりと、普段では滅多に見られない光景がこの状況下で日常になりつつある(特にお父さんの参加)、これは大きい。例え呆気なくコロナが終息したとしても、このことは家族全員に刷り込まれているはず。

コロナが欧米並みの家族という存在を気付かせてくれた…。そういって良いと思う。産休も有給も自制してしまう日本人は、コロナという外圧がないと職場の空気(同調圧力)に抗えない。その意味で、本当に良かった。人間らしく生きるってどういうことなのか、それへの気付きが、今回のコロナ禍のもたらした最大の成果だ。
「ストックデールの逆説」≒非楽観主義であること

ジェームズ・ボンド・ストックデール … 名前を聞いただけで強そうに見える。もちろん、彼は英国の秘密諜報部員ではない。8年の捕虜の末、不死鳥のごとく生還したベトナム戦争時の海軍士官である。当然、捕虜収容所では、想像を絶する拷問を受けている。その彼がサバイバル時における心の持ち様を次のように残している.........。

「わたしは結末について確信を失うことはなかった。ここから出られるだけでなく、最後にはかならず勝利を収めて、この経験を人生の決定的な出来事にし、あれほど貴重な体験はなかったと言えるようにすると」

どのような人物がそれをできなかったのかという問いに対して、ストックデールは次のように答えた。

「楽観主義者だ。そう、クリスマスまでには出られると孝える人たちだ。クリスマスが近づき、終わる。そうすると、復活祭までには出られると考える。そして復活祭が近づき、終わる。つぎは感謝祭、そしてつぎはまたクリスマス。失望が重なって死んでいく」
 
 「これはきわめて重要な教訓だ。最後にはかならず勝つという確信、これを失ってはいけない。だがこの確信と、それがどんなものであれ、自分がおかれている現実のなかでもっとも厳しい事実を直視する規律とを混同してはいけない」(ジェームズ・ボンド・ストックデール )


僕は今日、簡易保険、そして奨学金を含むすべての借入の猶予手続きを済ませた。そう、ポストコロナに向け、先週から完全なサバイバルモードに入った。手続きを済ませた郵便局では、局長が馴染みの客と談笑していた「いやぁ、これで何とかなるんじゃないですかねぇ....」 ならねーよ!と内心突っ込みを入れながら手続きを済ませる。 with corona (2~3年)の間は、老後の保険を含むすべての出費はダウンサイズでいくことを決定。

僕の様な職種は、大きな区分けでいうとフリーランスになる。それは、個展という企画(イベント)に乗って家計を回しているからだ。現状、そして今後、最も厳しい状況におかれる業態になる。そういった中で、最悪のシナリオを描くのは重要だ。従って、ストックデール氏の言葉は胸に落ちる。
本当は、今脅威となっている新型コロナウィルスばかりでなくウィルス一般と、僕ら人間を含む生物が、いかに深く共生してきたかについて触れようと思っていた。それは、普段それなりに見識を持った生き方をしている人々が、「えっ」と言う様な対コロナ観を吐露する機会が増えているからだ。「今」を俯瞰した視座を何処かにもっていないと今後が危ういと、お節介にも危惧してしまう。

そして、コロナ禍の進展は、それこそ秒単位なので、この話題が、僕の中で「旬」でなくなるのも秒速だ。なので即効性のありそうな話にシフトしてしまう。というのも、連休前のアクセス数が逗子に住んでいた頃を超えているからだ。アクセス・ログ解析前は、きっと連休だったので STAY HOME で閲覧する方が多かったのでは…と予想したのだが、解析データをみると連休前にピークがあった。

上 ↑ の動画は、ポストコロナ、あるいはウィズコロナでの僕らの身の振り方に、とても示唆的な発言が多いと感じリンク付けました(但し、出演者の多くは、国の諮問機関に何らかの形で関わっておられる面々なので、その点を考慮してご覧ください。皆さん僕らの様な庶民ではありませんので......)

万年筆のクリーニング........ハカセから送られてきた辣韭と晩酌
少しだけウィルスのお話を.......

度々、この urushi-art.net でも解剖学者の故三木茂夫さんのお話に触れましたが、ウィルスに関しても三木さんの研究が活かされます。三木さんの指摘にあったように僕らの身体は、十月十日をかけて母体で数十億年の生物の進化過程を上書きします。当然、僕らの身体には原始的な段階の部位もあり、それは視覚や聴覚や味覚、そして内臓の腸等植物的な段階の部位もあります。例えば視覚を司る「眼」ですが、これは恐らく光合成を司っていた部位にウィルスが干渉して変異を起こし生まれたとされます。

今回の新型コロナウィルスは、ある意味特殊で罹患者に確かな抗体を残さずに再感染も起き、それが擬陽性を生んだりしていると伝えられています。そこが「新型」と呼ばれる所以の様です。今日の videonews.com のテーマは
「コロナに負けない免疫力をつけるために」
宮坂昌之氏(大阪大学名誉教授)
マル激トーク・オン・ディマンド 第996回(2020年5月9日)

免疫学が専門の宮坂昌之・大阪大学名誉教授は、高い免疫力を維持するためには、栄養や睡眠をしっかり取り、暴飲暴食を避け、ストレスを貯めず、適度の運動をすることで、免疫レベルをあげておくことが、新型コロナから身を守ることにつながると語る。

これ出来そうで出来ないんだよなぁ。。
  Home index 

essay +column+
2009 --2020
Today's image index


 
 top