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三日、四日、五日と床張り。お隣さんから、床材が余っているので使う?と訊ねて頂いたけれど、僕はよく椀等を床に落とすので、堅木の高級板材は馴染まず、クッションマットを敷くことで多少ダメージは軽減されるかなと。

シートも隙間なく完璧に貼れて満足♪ お隣の奥さんに「すごいはねぇ~」と褒められ「いや、これからです」と返す。前の道行く人には大体二度見されます。
ここ ↑ にムロを設置したいのですが、大工牧野に頼むかどうか思案中です。。

工房は、母屋から30㎝ほど低いので雨水が回り込んで床下の土台が大分傷んでいる。隙間に発泡ウレタンとコンクリ+モルタルを流し込み雨水の回り込みを遮断。左官屋であれ大工であれ何でもござれだ。楽しい。

僕の親父は、よく日曜大工というか、平日会社から帰ってから(夜八時は回っていた)家の増築をしていた。まだ若かったころ、会社の帰りに、(当時は戦後復興の真っただ中で、そこいら中で突貫工事をしていただろう)大工の作業を見て覚えたらしい。いい道具もたくさん揃えていて、未だに現役で鉋・鑿は僕が使っている。
 
この掛け時計↑ 、故障する度に、もう三回以上新しい時計の部品を付け替えて再生させている…20年ほど経つか。。

そういえば、但馬では今頃エアコンは利かず石油ファンヒーターで凌いでいた。ここ足利は、気温をネットで調べると但馬より低い。けれども部屋の暖房はエアコンだし、工房の暖房はファンヒーターだが、作業していることもあって暑くてすぐに消す(部屋のエアコンが上等だということもあるかも知れません)。最近は、寒いとか、きついとかが歳のせいでマヒしているのか敏感に感じないので気を付けないと危険だ(先日、友人にも指摘された)。
 
 
モルタルと発泡ウレタン
 
 昨日、カーテンレールの位置を変え、長く但馬で使っていたカーテンを付け、表の扉のガラスは開放したいので気が散らないようにレースのカーテンも設置した。

新年に合わせて工房の環境が整うのは、清新な気持ちになれて気も引き締まる。未だ、作業台とか道具などが持ち込まれていないので、ついボールと戯れてしまう;;。
 
まだ完璧ではないけれど、金粉を蒔く作業が出来る環境は整った。漆の作業は、先ず段取りから入る。これが結構時間がかかるので、一旦始めた作業はどうしてもケリの良いところまで進めておきたくなる。そういう訳で、昨日は金粉蒔きの作業だったので徹夜となった。

この時期、気温は低いので乾きの心配は要らないが、それでも一旦塗った漆に金粉を蒔き終わるまでは手を止められない。疲れが知らずに溜まるので、途中リラックスするために youtubu で懐かしい「タモリのオールナイトニッポン(継ぎ接ぎニュース)」を久し振りに聴いてみた......やばい、もう少しで¥7200/1gに値上がった金粉を吹き飛ばすところだった;;
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僕の確かな記憶だと金粉の価格は、¥2600/1gまでははっきりと覚えているけれど、それ以降は一気に¥6000台になり高止まりのまま今日¥7200/1g。これでは金蒔絵をするものも減るだろう。

その金粉をオジャンにさせるほどの笑いを届けてくれるタモリは何ともヒューマンで天才だ。






もっとも「継ぎはぎニュース」を編集したのは、素人のリスナーなのでそこも凄い!

こう見るとラジカセって格好いい! まっ、新幹線を利用しながら蒸気機関車が格好いいと感じるのと同じかな。。ほんの二・三十年程前のものなのですが、何ともメカニカルで機構が目で追えるところに惚れます。でも、そこが古い訳なのですが。
 
旧小俣郵便局
 ということで、工房もムロ(漆を乾かす棚付き器物)の設置を残すのみとなりました。年明けとともに本格的な制作モードへと移行してゆきます。