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前回更新した「第二回金浦子供会」へ、たくさんのアクセスありがとうございました。当該地区では、殆どのお宅がネットを利用していないので、関係者以外の方々が熱心にご覧になって下さったということでしょうか。 さて、いよいよ明日第二和生園の開所式です。市長さんもお見えになるということで、関係者の方々は盛り上がってきていますが、現場は準備に追われて大変そうです。 僕も招待を受けているので楽しみです。 本当は、今頃『縄文クッキー』が出来上がっていたはずですが間に合いませんでした。何せスタッフは、従来の作業をこなしつつ新しい事業の準備を進めるというタフな毎日なので、傍で見ていてもちょっと厳しいな~と言った感じでした。おまけに新事業に掛けられる予算もわずかなので、あらゆることを自前でしなければなりません。これは厳しいです。 |
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by kawada............第二和生園新事業のロゴ案 |
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この時期「商い」は、ほんとうに難しいです。 朝来市は、四町が合併してできたので32000人程の人口が広域に分布しているため、都市に比べて集客することが想像以上に難しい。なので普通のクッキーを作ったところで先ず手に取ってもらえません。なので飛び抜けて美味しいか、何か他のものと比べて際立って”違う”かで、口コミで広げてもらうしかないと僕は考えています。 |
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もちろん、僕は施設の職員ではないので直接のサポートはできません。そこがちょっともどかしいのですが。。ただ、職員の方と連携して色々な可能性を探ることは出来ます。今までやったことが無かった「絵を描くこと」や墨でロゴを書くことなど、全くの未開発の領域から輝く可能性を掘り起こすことは出来ます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
市長祝辞 |
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開所式には、市長を始め多くの方が参列なさいました。 和生園さんの正式名称は「社会福祉法人 神戸聖隷福祉事業団 和生園」です。そうクリスチャンです。なので開所式の冒頭は厳かに讃美歌から始まります。参加者の中には、結構仏教徒の方も多いと思うのですが、皆さんきちっと合唱なさっていました。 僕も、『312番 祈祷』「慈しみ深きともなるイェスは~・・・」と気持ちよく歌わせて頂きました。55年振りの讃美歌は、まったく違和感なく、むしろ親しみがあり、すとんと胸に落ちてきました。 |
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第二和生園 |
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奥の山の頂に竹田城跡があります。 僕の作品「落書き錫研き折敷」は、ここで作業してもらうことになります。いつも完璧な研ぎをしてくれている黒川君も、こちらの施設に移ることになりました。先日、仕上がった作品を受け取りに伺った際、耳に i-pod を付けながら玄関まで見送りに来てくれました。こちらの顔も覚えてくれたようでお互い手を振って別れました。とても穏やかで素直な感じの青年です。 そして今回の開所式で tanaka.dot の田中さんにもお会いできました。小柄でおとなしい感じの少女で、一見するととてもエネルギッシュで才能あふれる風に見えないところが凄いです。 新しい施設の主な作業は、障害を抱えた利用者が、点字を起こしたり、機器の部品を組み立てたりする軽作業をシュミレートしながら訓練をする場です。手に職を付けて何とか自立できるように支援をすることがメインです。 未だスタートしたばかりなので、余り多くのことは期待できません。せっかちの僕としては早く結果を出したいところですが、現場で担当するスタッフの方も多くはなく、新しい環境に慣れるまで時間も掛かりそうですし、試行錯誤する中で次のテーマも見えてくるでしょうから、暫く静観しつつ僕の出来ることを少しずつこなしていこうと思っています。 |
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コースターやマグカップ、そしてファイルケースなど、今ある資料( tanakadot や 黒川君の絵など)だけで可成りのものが出来そうですが、誰が何を担当して、どう推進するのか今の段階では定まっていないので、この間いろいろとアイデアを溜める期間と理解しました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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今日は、但馬シニアリーグの試合があったのですが、先週の水曜日の練習中「ガツン」と膝にハールを受け負傷、水が溜まってしまったので応援に切り替えました。僕らのチームFC関ノ宮は、メンバーを揃えるので汲々としていて、なかなかチームワークがとれません。キャプテンシーのあるプレーヤーもいないのでまとめるのも大変です。 このところ大雨が続いていたのですが、今日は真っ赤晴れでした。もちろん試合には大敗しましたが(たぶん 4:0?)空気が乾いた初秋、みんな気持ちよくプレーしていました。 但馬は人口も少ないのでシニアリーグは35歳以上から登録できます。なのでどのチームもみな若いです。神奈川は、40代が4部まで、50代が2部、そして60代、70代とありますよと伝えると皆さんびっくりされます。そう、どう考えても30代はシニアじゃありませんね。田舎なので仕方ないかな。。 |
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刈入れを待つ稲田 |
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会場は、ちょっと離れた豊岡市の「植村直己スポーツ広場」です。帰り道は、養父市の大屋で開かれている木彫の個展に寄りました。秋の澄んだ空の下、田舎道のドライブはなかなかです。 このところ感じるのですが、秋って「ストン」とやって来ますね。何だか夏と秋の境目が全くない感じです。以前は、晩夏の寂しさから秋へとグラデーションをもってフェードアウト、そしてフェードインしていったように思うのですが。。 |
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山陰本線 |
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秋は秋で好いですね~。 深川生まれの僕は、都会の中で見つける秋の気配も大好きです・・・・・が、ここ山陰は、視界360度ぐるっと突っ込みようのない静かな秋で充満しています。 直ぐご近所に山陰本線が通っているのですが、一時間に一本しかないので先ずカメラに収めるのは難しいです。今日は、緑豊かな刈入れ前の稲田にカメラを向けていたら運よく古~い287系に出会えました♪ |
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鉄ちゃんに人気の山陰本線287系です |
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月々に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月 昨晩は中秋の名月。そして今晩は満月(スーパームーン)です。 ここ山陰は、関東に比べ湿気が多いところだと思います。朝は、ほぼ霧がかかっていますし雷も多く雨もよく降ります。でも、乾燥注意報が出たりする気象の変化が激しいところです。 ずっと長雨が続いたのですが、昨日今日と空気が澄んでいることが肌で感じるほど秋らしい陽気です。そして、九月の冴えわたった夜空に満月が黄金色に輝いています。 |
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さて、一年間待ち続けていた和生園創作部門が始動しました。僕が一番望むのは、こういった施設が所謂「下請け」といった利益率の悪い作業から、「しょうぶ学園」の様に自前の製品を販売すること(=オリジナルを作ること)で、スタッフを始め利用者の方々の経済的な環境が良くなることです。それは、”労働”の中身を正当に評価されることにも繋がるはずです。 これは決して叶わない夢を語っているわけではありません。事実「しょうぶ学園」が実践して僕らに見せてくれています。そして今、目の前に tanakadot を僕らは視ています。これは極極一部を切り取って視ているにすぎません。その意味で未だ始まったばかりです。いや、未だ始まってもいないのかも知れません。暗中模索・五里霧中・紆余曲折・・・・いろいろ繰り返す中で、整合性を持ったやり方が見えてくるに違いありません。 僕自身は、案外すんなりと進んでゆくのでは・・・・と、楽観的にみています。 ただ「縄文クッキー」は難しそうなので、いつも美味しいクッキーを出して下さるお隣の町の喫茶店を知り合いから紹介して頂いたので、コラボを組んで実現したいと考えています。もちろん、パッケージは和生園製です。 今は、焦ることなく一歩ずつ進んで行けたらと願っています。 |
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