アニメ  
 
常滑レポート index
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至福の時間
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無常
春が来た 
歴史的新年の閃き




2005~2010 常滑レポート index
宮崎作品を筆頭にして名作アニメは枚挙に暇が無い。動かない方のコミックスにも名作は多く、映画やドラマの原作になることもしばしばだ。

そして、国内にとどまらず世界中で鑑賞され、評価されるものも多くなっている。しかし、その逆で日本以外のアニメ作品やコミックスを見ることはほとんどないのは、やあはり日本産で事足りているということなのだろう。
常滑市民俗資料館




子供の頃に見たポパイやミッキーマウスは、それに代わるほどのアニメが未だ足りなかったからなのだろう。鉄腕アトムや鉄人28号などが同時代だったように記憶する。

高校生の頃の書店の文庫本の棚には、日本人の作家が書いたものと翻訳物が半々くらいのスペースを占めていた記憶だが、今の書店で翻訳物の文庫本が占める比率はずいぶん小さくなっている。
そして、文庫や新書に匹敵するほどのスペースがコミックスに当てられているのも、時代の移り変わりを感じさせる現象である。コミックスは永く雑誌の文化であった。単行本のようになったものを最初に購入したのは大学生の頃。アクションに連載されていた長谷川法正の名作『博多っ子純情』と、はるき悦巳の『じゃりんこチエ』だったような記憶だ。
焼物の世界も洋食器であれば、ヨーロッパの名だたるブランド品がデパートの売り場に各種揃っているのだが、作家の陶芸品となると国産というか日本人のものが圧倒的だ。   
アニメやコミックスが芸術でもなく文学でもなく、子供の娯楽でもなくなって、この国で特異な発展を遂げていることは今さら云うまでもないことながら、自分がかかわる陶芸なども、これに近い位置にいると思えてしかたがない。つまり芸術でなく、クラフトでもなくなりつつある。

共にガラパゴス化した領域なのかもしれない。27年前の夏に始めた陶芸を通じて常滑を国際化させようというイベントも今年の夏が最後となった。よく続いたものと関係者の苦労に敬意を表したい。そして、この活動を通じて良く理解できたことは、日本が陶芸天国であるということだった。
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世界中にコアな陶芸愛好家は居るものの、それはかなりにマイナーなグループであるということであった。残念ながらアニメのように世界中の家庭に入り込むjほどのもなっていない。ただ、その可能性は秘めていると思えてならない。  page top