4月16日                           人質解放

たった今(pm:8:45)イラクで拉致された邦人三人が解放された。本当にうれしい。心の底から「おめでとう!」と言いたい。

さっきまで日本人が大嫌いだったことを思い返していた。それ故,今までアメリカの厳しい民主主義が好きだった。しかし,今回の大儀無きイラク派兵やアフガンの派兵などのアメリカの対応には痛く失望した。もう,狂っているとしか思えない。

昨日,TBSラジオを聴いていたところ,今回の人質になった邦人に関してリスナーの90%が「自己責任」で「その行為は高貴だが軽率だ!」という意見だった。人質になった家族の方々の家に嫌がらせの電話(羽田行きのタクシーを10台呼んだり,「銃殺だ!」という郵便を送ったり等々)が多くあったと言う。

塀の向こう側で石を投げるような見えないボケどもに向かって人質の家族の方々は謝り続けていたが,この光景はホンとに日本人の質の低さとその本質を露呈させて見苦しく反吐が出そうだった。

バカ言うんじゃねーよ!ボケッ!。そもそも人質の一人,高遠さんは,自衛隊が現地に行くと〜っくの昔からバクダットで援助活動をし続けていたんだぜ。その意味で自衛隊なんかより大先輩だ。

嘗て,紛争後のカンボジアやアフガニスタンに入るには法外な保険に加入しなければならなかった。しかし,今回イラクには,全く通常どうりの保険料でイラクに入れるという。それは,ひとえに現在のイラクが自衛隊が派遣するために必要な条件である「戦時下ではない」ということを保険料として反映させなければならないところからきている。つまり、各保険会社に外務省から圧力が掛かっていると言うのだ。「戦闘地域」であってはこまるのだ。

全くばかげている。

「Show the flag.」というアメリカからの要求に応えることが「国益」と考えた日本政府がこの醜態のすべてだ。

今,アメリカでは遅ればせながら「9.11テロ」をブッシュは事前に承知していたのでは?と疑いを掛けられている。

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・・・・・・・・・・・・・・以下省略。

何を隠そうここで紹介している桜の画像と,上の文字化けしたような文章列はPC上でのファイルの種類(拡張子)が異なるだけで同じ情報なのだ。

何を言いたいのかと言うと,9.11を起こしたテロ集団は,その日決行することの連絡に「JPEG」という画像用のファイル形式の中に暗号としてSOSOSOSOSOSOSのような重要資料を潜ませて暗号文とした。そして,その事実をかなりの精度でブッシュ当局は知っていたのだ。

9.11同時テロのあった当時,ブッシュ政権は首の皮一枚で延命している状況だった。詰まり,政権を支える支持母体である選挙資金の出所である企業に当時,粉飾決算が取りざたされていた「エンロン社」や「ワールドコム社」がはいっていたこと。詰まりそれらの企業が,ブッシュに不正政治献金をしていたことがあからさまなっているところだった。

そんな中,9.11があった。恐らくCIAの報告にあるようにブッシュは,このテロと引き換えに劣勢な状況に追い詰められた自分の政権の挽回を図ったのだろうと思える。

そんなアメリカだ。そんなアメリカに追従しなければならない日本は不幸だ。

ベトナム戦争時に彼らが使用した「枯葉剤」が,「人体にはなんら悪影響はない!」と未だに言い続け,日本でも話題になったベトちゃんトクちゃんに代表されるような奇形発生の責任も回避している。
 同じ意味で「劣化ウラン弾」も人体にはなんら影響はない!と言い続けている。気が狂っているとしか言いようがない。

現地では,水頭症や白血病をはじめ様々な奇形児が多く生まれている。劣化でもなんでもない「核兵器」を平気で使用しているアメリカ軍と,それを黙認しているアメリカ世論。なんじゃこりゃ〜だ。

この劣悪な状況を現地取材をして日本の子供たちに伝えようとして今回人質になった「今井さん」はイラクに入った。

見上げたもんだ。僕は彼の様な若者が今の日本にいたことでホンと救われた。彼らを誇りに思うことはあっても「迷惑」だとは微塵たりとも思わない。

よく考えれば,今回の拉致したテロ集団のメッセージにも述べられていたように,アメリカは過去において広島・長崎に核兵器を世界で最初に使用したのだ。

小泉さん,福田さん,阿部さん・・・・・・ドイツのように,そして嘗ての日本の保守本流の政治家たちのように,アメリカから適度な距離をとろうよ。今のアメリカに未来はないよ。そして,もう少しアジアに目を向けようよ。今のままじゃアジアに一つも友達国ないからな〜。

なんか愚痴っぽくなってきました。でも,僕らは本気で「第三の道」を模索しないと終焉を迎えつつあるアメリカと一緒に沈没することになること間違いなしです。大変だけど考えよう。。。。。。。。。。。

大嫌いになりつつあるアメリカ。その地のロスに出店する日本料理店の特待客に向けたオーダーの器を必死に製作している今の自分。とても矛盾を感じます。

日本の文化に恥じないようないい作品を作ることが,作家として今の事態に最善を尽くすことと理解します。

がんばりまっす!